排出状況報告書 （日本山村硝子株式会社）
事業者の名称等
| 届出者住所 | 兵庫県尼崎市西向島町15番1 | |
|---|---|---|
| 届出者氏名 | 日本山村硝子株式会社 代表取締役社長 山村 幸治 | |
| 主たる業種 | 製造業 | 中分類；窯業・土石製品製造業 | |
| 特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
| □ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
| □ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 | |
計画期間等
| 平成 26 年度〜平成 29 年度 | |
| 報告対象年度 | 平成 27 年度 |
|---|---|
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》
| 基準年度 | 平成 25 年度 |
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排出量の状況
| 基準排出量の合計量 | 平成 27 年度の排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | |
|---|---|---|---|
| 実排出係数ベース | 94,500 tCO2 | 97,700 tCO2 | 98,400 tCO2 |
| 調整後排出係数ベース | 87,800 tCO2 | 91,300 tCO2 | 91,400 tCO2 |
排出量原単位の状況
| 基準年度の排出量原単位 | 平成 27 年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | |
|---|---|---|---|
| 実排出係数ベース | 685 tCO2/千トン | 693 tCO2/千トン | 652 tCO2/千トン |
| 調整後排出係数ベース | 636 tCO2/千トン | 646 tCO2/千トン | 605 tCO2/千トン |
| 原単位の指標の種類 | 製品量 |
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排出の状況に関する説明
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〇製品の生産量は前年に比べ約1.3%減少している。 〇生産量の減少に伴いエネルギー使用量は前年比約1.9%減少している。 溶融歩留り（製品量/ガラス溶融量）は前年比約0.5%悪化しているものの、エネルギー原単位は前年比約0.3%改善している。 燃料は、ガラス溶解炉用の都市ガスバーナー改善を目的としたテストの為に、都市ガスとC重油の切替が発生したこともあり、実排出量は前年比約0.6%増加し、原単位は実排出係数で前年比約2.1%悪化している。 〇省エネ、排出量削減について下記の対策を実施しました。 1）照明器具更新時にLEDを採用（蛍光灯40W*2灯180台→LED28.8W130台、40W→20W100本） 2）ポンプ、ファンにINVを設置（11kW、7.5kW、5.5kW、3.7kW用 計10台） 3）空調機の室外機清掃による効率的な運転 4）廃熱の回収、燃焼の合理化対策として27年3〜5月に4号窯の補修実施 5）ガラス原料のカレット（粉砕ガラス）を優先利用。但し供給量の減少もあり使用割合 は前年比約0.1%減となる。 〇昼間時間のコージェネ稼働 1) コージェネシステムを6〜10月の午前8時から午後10時まで稼動 2) 電気平準化時間帯の14.6%を発電し、ピーク電力の削減をおこなった。 また、東京電力の買電よりも実排出係数が低く0.472(t-CO2/千kWh）排出量 削減につながった。 〇今後、ガラス溶解炉の計画的修理や溶解炉の燃料をC重油から都市ガスへ転換、各設備の省エネ対策などを実施することにより計画の目標を達成できる見込みである。 |