事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県横須賀市小川町11番地
届出者氏名 横須賀市上下水道事業管理者  上下水道局長 小林 繁
主たる業種 電気・ガス・熱供給・水道業  |  中分類;水道業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 26 年度〜平成 29 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

横須賀市は、現在および将来の市民が持続的に環境の恵みを享受するためには、市民、事業者および市がそれぞれの責務および役割を理解し、環境に配慮した行動をすることが大切であると考えます。
 そのため、本市は、次に掲げる事項を基本として、これに取り組みます。

1 職員一人一人が自覚を持ち、自ら進んで環境に配慮して行動します。
2 本市自らが率先して、人と環境にやさしい事務・事業を推進します。
3 関連法規、規制、協定を順守し、環境の保全に取り組みます。
4 具体的かつ実効性のある環境目標を設定し、これを絶えず見直すことにより環境マネジメントシステムの継続的な
  改善を推進します。
5 低炭素社会の構築のため、温室効果ガスの削減および省エネルギーの推進に重点的に取り組んでいきます。
6 市民、事業者の環境配慮行動を促進するため、普及啓発や情報提供に取り組んでいきます。
7 常にコスト意識をもちながら環境配慮行動を実践します。
                                            <横須賀市 環境方針 基本方針より>

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 25 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 28,100 tCO2 26,300 tCO2 6.41 %
調整後排出係数ベース 22,100 tCO2 20,800 tCO2 5.88 %

削減の目標の設定に関する説明

(1)有馬浄水場 
 本市は水源が5系統あり、有馬浄水場を除く4系統は季節により変動するが送水量一定運用をしています。有馬浄水場は日々天候等により刻々と変わる給水量の需給バランスを調整する系統であり、水需要の影響を最も受ける水源となっています。
 給水人口の減少、節水機器の導入、大口需要家の使用量減などの要因により水需要が低迷することから、今後、有馬浄水場からの送水量は減少傾向となり二酸化炭素の排出量も減ると考えられます。
 設備の運転状況の平準化、電力使用のピークカットなどを実施し、エネルギー使用の効率化を進めています。今後、更新時期に達している機器については高効率機種にしていきます。
 @送水ポンプを高効率機種に更新する。
 Aブロワーを高効率機種に更新する。
(2)下町浄化センター
 下水道事業は、公共用水域の改善という地球環境保全の使命を担っており、放流水質を改善するためエネルギー消費量が増加する新たな雨水滞水池の稼働などの施策を行っていきますが、安定的に事業を進めながら出来るだけ温室効果ガスの削減に努めていきます。
 平成22年度〜平成25年度計画期間において、達成できなかった次の対策については、平成26年度〜平成29年度計画期間で、取り組んでいく予定です。
 @省エネ型ファンベルトを導入し、動力を削減していく。
 A酸素移動効率のよい散気装置に更新していくことにより、風量を削減していく。
 B照明機器の更新時期に合わせ、高効率照明機器へ更新していく。

 以上を踏まえ、全体では、平成29年度のエネルギー起源二酸化炭素の目標削減率を6.41%としています。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

下町浄化センター
・換気設備対策(3801)
 ファンベルトを順次省エネ型に更新し、動力を削減していく
・ファン及びブロワー対策(3804)
 ファンベルトを順次省エネ型に更新し、動力を削減していく
・ファン及びブロワー対策(3804)
 酸素移動効率のよい散気装置に更新していくことにより風量を削減していく
・照明設備対策(3809)
 照明機器の更新時期に合わせLEDなど高効率照明機器へ更新していく

有馬浄水場
・ポンプ対策(3803)
 送水ポンプを高効率機種に更新する
・ファン及びブロワー対策(3804)
 ブロワーを高効率機種に更新する
・電動機対策(3806)
 送水ポンプ電動機を高効率機種に更新する

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

・有馬浄水場に太陽光発電設備を設置(平成17年度・平成18年度・平成20年度)し、運用している。

・逸見浄水場に太陽光発電設備を設置(平成22年度)し、運用している。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

・市内の小学校において、水循環の概念や水の大切さ、水環境保全の必要性について理解を深めてもらうため、出前授業を実施します。

・有馬浄水場において、市民や小学生等を対象に見学会を実施し、浄水処理の説明や太陽光発電の利用など温暖化対策への啓発を行います。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 下町浄化センター 神奈川県横須賀市三春町2-1 3631 下水処理施設維持管理業
第2種 有馬浄水場 神奈川県海老名市中河内1767 3611 上水道業

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