届出者住所 | 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 | |
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届出者氏名 | 株式会社DNPイメージングコム 代表取締役 田中 宏 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;化学工業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 25 年度〜平成 27 年度 |
基準年度 | 平成 24 年度 |
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実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 10,700 tCO2 | 10,700 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 10,200 tCO2 | 10,200 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 7,280 tCO2 | 7,270 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 4,350 tCO2 | 4,350 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 7,700 tCO2 | 7,690 tCO2 |
削減率 | 59.35 % | 59.35 % |
◆市場動向の劇的な変化で主力製品(銀塩写真印画紙)の生産量が減り、売上高は大幅に減少。 そうした中で、生産効率を最大限に向上、維持させることでエネルギー効率の向上に努めて きたが、平成28年1月末を以て小田原工場が閉鎖されることが決定した。工場閉鎖に向けて 受注残の生産を継続しつつ、使用エネルギーの極少化を優先テーマとして取り組むことで、 CO2排出量が削減され目標を達成した。 【体制】 ・大日本印刷グループの環境方針に基づく環境マネジメントシステムに組み込んだ 省エネ活動の継続。 ・工場長を中心としたエコプラン推進会議(月次開催)による省エネ活動。 ・大日本印刷グループ全体で省エネ事例の研究を目的に、各事業者間を横断的に開催 する『省エネ分科会/実践会』を実施している。 【平成25〜27年度実施内容】 @設備管理基準の見直し 不要機器を中心に管理基準を見直すことで設備の省エネ対策、最適効率での稼動を図った。 具体的には、冷水製造の水温監視、ターボ冷凍機、クーリングタワーの台数抑制を実施した。 A計画保全の徹底 設備保全計画を確立し効果的な保全をおこなうことで保有設備の効率的稼動を維持。具体的 には、設備の統廃合、クーリングタワーのメンテナンスによる冷却効率向上等を実施した。 Bボイラーの効率的運転と蒸気等漏洩の改修など 極端に低下した工程稼働状況に応じた適正なボイラーの稼働台数となるよう管理を強化。 併せて、蒸気圧力を必要最低限に加減、蒸気等漏洩管理により燃料消費等を抑制した。 なお、平成28年1月末をもって、小田原工場を閉鎖したことにより神奈川県内における事業所は すべて無くなったため、本結果報告書をもって終了とする。 |
計画 | 実施の結果 |
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・推進体制の維持(1101,3101) 環境マネジメントシステム(ISO14000)に基づき、 環境委員会、エコプラン推進会議ならびに各職場 でのエコプラン推進計画活動を、PDCAをまわ す事で維持、向上させる。 ・設備管理基準の見直し(3102) 不要機器を中心に管理基準を見直すことで、設備 の省エネ対策、最適効率での稼動を図る。 ・計画保全の徹底(3103) 設備保全計画を確立し効果的な保全をおこなうこ とで、保有設備の効率的稼動を維持する。 ・ボイラーの効率的運転(3303) 工程稼働状況に応じた適正なボイラーの稼働台数 となるよう管理をする。 ・蒸気漏洩の改修など(3601,3805) 蒸気の漏洩や高圧エアーの漏れなどをいち早く発見 し、速やかに改修することでエネルギーロスを 低減する。 |
・推進体制の維持 省エネ推進委員会はエコプラン推進会議として活動 を継続しており、各部署毎にエコプラン推進計画書 作成、月次にエコプラン推進会議でその進捗を管理 することでPDCAを回し、維持、向上している。 ・設備管理基準の見直し 生産ラインの稼働状況に応じたユーティリティ設備 の運転管理をおこなうよう手順書の改訂を進めた。 ・計画保全の徹底 設備保全分科会の月例会議を開催しユーティリティ 設備を含めた計画保全状況を管理している。 ・ボイラーの効率的運転 ボイラー稼働台数の管理はもちろん、生産ラインの 負荷に応じて蒸気圧力を調整することで、都市ガス 消費量を10%前後削減することができた。 ・蒸気漏洩の改修など 蒸気漏洩、高圧エアー漏洩は日常の保全活動と位置 付け、発見と速やかな改修に努めた。 |
計画 | 実施の結果 |
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計画 | 実施の結果 |
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・酒匂川再生保護活動:数年前の台風で酒匂川周辺の 土手が氾濫したことから、土手に植林を行い自然を 保護する活動に小田原市環境再生プロジェクトメン バーとして参画。 ・酒匂川クリーンキャンペーン:酒匂川をよりきれい にするための清掃活動に毎年社員とその家族30名前 後がボランティアで参加し水系の保護に取り組んで いる。 |
・地域環境保護活動は工場閉鎖の平成28年1月末まで 継続し、左記の各種活動にも平成26年度まで参画し てきた。 |
計画 | 実施の結果 |
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・グリーン購入 事務用品の購入は、大日本印刷本社で定めたグリー ン商品のみとしている。 ・ハイブリッド車導入 工場内唯一の社用車(小型車)をハイブリッド車にす るなどの対策を講じている。 |
・グリーン購入 事務用品の購入は、大日本印刷本社で定めたグリー ン商品のみとしている。 ・ハイブリッド車 平成25年11月に工場保有の社用車(ハイブリッド車) を他事業場に移管した。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 小田原工場 | 神奈川県小田原市堀之内28 | 1695 | 写真感光材料製造業 |