届出者住所 | 大阪市中央区道修町四丁目1番1号 | |
---|---|---|
届出者氏名 | 武田薬品工業株式会社 代表取締役社長 長谷川 閑史 | |
主たる業種 | 学術研究,専門・技術サービス業 | 中分類;学術・開発研究機関 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 23 年度〜平成 23 年度 |
基準年度 | 平成 22 年度 |
---|
実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
---|---|---|
基準排出量の合計量 | 72,000 tCO2 | 65,200 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 54,300 tCO2 | 50,700 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 71,200 tCO2 | 64,600 tCO2 |
削減率 | 24.58 % | 22.24 % |
実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
---|---|---|
基準年度の排出量原単位 | 0.2221 tCO2/m2 | 0.2011 tCO2/m2 |
計画初年度の排出量原単位 | 0.1675 tCO2/m2 | 0.1564 tCO2/m2 |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 0.2196 tCO2/m2 | 0.1992 tCO2/m2 |
削減率 | 24.58 % | 22.23 % |
原単位の指標の種類 | 空調運転面積 |
---|
本計画は、平成23年2月竣工の湘南研究所を含めた計画ではありますが、平成23年度に大阪市及びつくば市の研究機能を順次移転する予定のため、設計上の平成23年度のエネルギー使用量の予想をもとに電力制限令による夏場の15%節電を加味した計画である。また、従業員の異動完了が平成23年11月であり平成23年度はエネルギー使用量はフル稼働の状況にない。 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
○創薬研究所ではエネルギー消費量の過半を空調が占め、とりわけ研究者が操作するドラフトチャンバーの換気負荷が大きくなります。そこで、人感センサーで実験者の在席状況を把握し、運用状況を見える化する運用管理システムを構築しました。研究者のドラフトチャンバーの無駄使いを減らすことで換気風量の削減を図るとともに、排熱回収システムとあわせて、更なる省CO2を図っています。 ○昼光利用、人感センサー、LED照明(ドラフトチャンバー用)、高効率ランプ(街路灯)の採用等により、照明の無駄をなくします。 ○実験排気の廃熱利用、高効率冷熱源システム、大温度差冷水送水により熱の無駄をなくします。 ○高速VAV、排気風量連動空調機(外気処理)、外気処理空調機の夜間モードにより空気の無駄をなくします。 ○外気処理空調機ドレンの再利用、衛生器具における節水器具採用、純水ポンプへのインバータ採用により水の無駄をなくします。 |
○左記の運用管理システムにより、ドラフトチャンバーの運用状況を管理し、浪費風量を把握して研究者に注意を促した。また、実験室空調のON/OFF運用改善に取り組みを広げつつある。これらの方策により換気風量を削減することができ、省CO2化に繋がった。 ○左の対策により、照明の無駄を極力なくしたのに加え、廊下の照明電球を一部抜くなどの対策で更なる省CO2を図った。 ○実験排気の廃熱利用、高効率冷熱源システム、大温度差冷水送水を安定して稼働させることで熱の無駄をなくした。 ○高速VAV、排気風量連動空調機(外気処理)、外気処理空調機の夜間モードを稼働させることで空気の無駄をなくした。 ○外気処理空調機ドレンの再利用、衛生器具における節水器具採用、純水ポンプへのインバータ採用により水の無駄をなくした。 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
− | − |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
○従業員やその家族に対し、社内で実施しているタケダエコプロジェクトの一環として、環境啓発活動を行います。 ○行政と当社で当社敷地内の緑地に対し「緑化協定」を締結し、緑地の保護に貢献しています。 ○来所者(見学者)に省CO2への取り組みを紹介することで、省CO2の啓蒙活動を行います。 ○「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」への取り組みを通じて、省CO2の社会的な波及にも貢献します。 |
○タケダエコプロジェクトの一環として、個人でのエコポイントのカウント(取得)の取り組みを行った。この活動は従業員への節電や地球温暖化対策の啓蒙になっている。 ○緑化協定を遵守し、敷地内の緑地を保全した。特に、台風により樹木がかなりの塩害を受けたが、適宜植え替えを進め、緑地の維持に努めた。 ○来所者(見学者)に省CO2への取り組みをビデオで紹介した。 ○ドラフトチャンバーの浪費風量削減を切り口に「省CO2推進モデル事業」に取り組み、従業員の意識向上につなげた。この取り組みを継続して省CO2の社会的な波及に地道に貢献していく予定である。 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
− | − |