事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 東京都港区港南1-7-1
届出者氏名 ソニー株式会社  代表執行役 中鉢良治
主たる業種 学術研究,専門・技術サービス業  |  中分類;学術・開発研究機関
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

このページの先頭へもどる

計画期間

平成 23 年度〜平成 27 年度

このページの先頭へもどる

事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

 ソニー(株)は定期的に環境中期目標を定めて環境活動に取り組んでいます。
 2011年以降の温室効果ガス排出量に関しては、「ソニーグループ全体の事業所から排出されるCO2換算温室効果ガスの絶対量を、2015年度までに2000年度比で30%削減を目指す」こと、また「製品の消費電力を2015年度までに2008年度比で一台当たり30%削減を目指す」ことを2009年11月に定め、公表しました。この2つの目標は「クライメート・セイバーズ・プログラム」における更新目標としてWWFと合意しています。この目標は2015年を達成年度とする新しい環境中期目標「Green Management 2015」に統合されています。
 ソニーの環境計画「Road to Zero」では長期目標として、「事業活動および製品のライフサイクルを通して、環境負荷ゼロを目指す」ことを掲げており、気候変動についても徹底的な省エネ化や優れた環境商品・サービスの開発・提供を行ない、直接的・間接的な温室効果ガスの排出量を極小化していきます。また将来のイノベーション等により、カーボンニュートラルを目指します。
 これらの中長期目標へ向けて、ソニーは今後も積極的に気候変動問題へ取り組んでいきます。

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 22 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 70,100 tCO2 63,000 tCO2 10.06 %
調整後排出係数ベース 61,200 tCO2 55,000 tCO2 10.06 %

削減の目標の設定に関する説明

 ソニー(株)は独自の環境中期目標「Green Management 2015」(2015年が達成年度)を掲げ、基準年を2000年度としてその30%削減に取り組んでいるため、当計画書制度の目標値は、このGM2015の目標値に合わせた値とします。計画書制度で基準年となる平成22年度の厚木エリア(※)排出実績値とGM2015の目標値との差が10.06%であるため、目標削減率は厚木エリアとして10.06%とします。テクノロジーセンター別の目標値は設定しません。
※厚木エリア
 厚木テクノロジーセンター、厚木第2テクノロジーセンター、湘南テクノロジーセンターの3つの事業所を一つのグループとしたときの呼称で、環境活動は厚木エリアとして推進しています。

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

■厚木テクノロジーセンター
○空気調和設備対策(3306)
 ・建物使用を集約し、空調機器を停止する
○ポンプ対策(3803)
 ・ポンプINV化
○電気の動力、熱等への返還の合理化(3804)
 ・負荷に見合った最適運転(FFU運転台数削減)
○照明設備対策(3809)
 ・照明設備のLED化
 ・照明の間引き
■厚木第2テクノロジーセンター
○照明設備対策(3809)
 ・照明設備のLED化
 ・照明の間引き
■湘南テクノロジーセンター
○ボイラー対策(1301)
 ・ボイラー本体の更新
○換気設備対策(1204)
 ・吸排気ファンの更新
○空気調和設備対策(1201)
 ・外調機の更新・インバーター化
○照明設備対策(1401)
 ・照明設備のLED化

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

このページの先頭へもどる

地域の地球温暖化対策の推進への貢献

 里山保全活動などを行っている厚木市の「七沢里山づくりの会」に対して、リサイクルバザーで得た収益の一部を寄贈し、支援しています。どんぐりの苗を育てて植樹する計画も進めています。

このページの先頭へもどる

温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○取り組み事例
 ・色素増感太陽電池やバイオ電池などをはじめとした新しいエネルギー関連技術の研究を行っています
 ・製品開発にあたっては業界最先端の省エネ性能を目標としています
 ・物流については製品や梱包の小型化、モーダルシフトなどにより徹底的な輸送効率の改善を推進しています
 ・日本と中国の製造事業所を中心に、ソニーグループ内の専門家による「省エネルギー診断」を実施しています
 ・再生可能エネルギーの導入を積極的に進めています
○電力不足のための節電対策
厚木、厚木第2テクノロジーセンター
 ・照明の間引き
 ・ウォータークーラー、エアタオル停止
 ・エレベーター、給湯器、冷蔵庫、コピー機、自販機の一部停止
 ・食堂施設の一部停止、営業時間の短縮
 ・体育施設の利用制限
 ・ソニー版サマータイム、ソニーグループ内輪番休業の導入
湘南テクノロジーセンター
 ・照明の間引き、LED照明機器の導入
 ・給茶機、自販機の一部停止
 ・機械室の吸排気ファンの停止

このページの先頭へもどる

エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 厚木テクノロジーセンター 神奈川県厚木市旭町4-14-1 7112 工学研究所
第1種 厚木第2テクノロジーセンター 神奈川県厚木市岡田4-16-1 7112 工学研究所
第2種 湘南テクノロジーセンター 神奈川県藤沢市辻堂新町3-3-1 9501 管理,補助的経済活動を行う事業所

このページの先頭へもどる