届出者住所 | 神奈川県横須賀市小川町11番地 | |
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届出者氏名 | 横須賀市上下水道事業管理者 上下水道局長 小林 繁 | |
主たる業種 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 中分類;水道業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 25 年度 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 23,500 tCO2 | 19,000 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 22,400 tCO2 | 18,100 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 22,800 tCO2 | 18,400 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 22,900 tCO2 | 18,600 tCO2 |
計画4年度目の排出量の合計量 | 22,700 tCO2 | 18,400 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 24,100 tCO2 | 19,500 tCO2 |
削減率 | 3.40 % | 3.16 % |
(1)下水道事業 下町浄化センターでは、温室効果ガスの低減に努めましたが、新たな施設の運用もあり、エネルギー使用量は増加しました。 一方、上町浄化センター、追浜浄化センターでは酸素移動効率のよい散気装置に更新し、風量を削減できたことなどにより、電気使用量を削減しました。また、汚水バイパス管を設置し、ポンプ場を経由せず浄化センターに直接汚水を送水することなどにより、電気使用量を削減しました。 (2)水道事業 有馬浄水場では送水量の減少や平成23年度、横須賀市内における有馬送水着水地点の標高を約13m低い地点に変更し、各ポンプ稼働時の送水量を増加させることができた結果、電気使用量を削減することができました。 また、長沢高区ポンプ所の廃止や系統の切り替えにより大矢部ポンプ所の稼働率を低減させたことなどにより市内の電気使用量を削減しました。 上下水道局では、エネルギー使用量の7割を占める下水道事業において、新たな施設が稼働することから、平成21年度と比較し平成25年度のエネルギー起源二酸化炭素の排出量増加を予想していました。 しかし、下町浄化センターにおいてエネルギー使用量の増加がありましたが、他の浄化センターやポンプ場及び水道事業全体においてのエネルギー使用量の削減を行った結果、上下水道局全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出量を平成21年度と比較し3.4%削減できました。 |
計画 | 実施の結果 |
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○ 推進管理体制の整備(3101) 上下水道局内に省エネルギー法中長期計画策定委員会を創設し、省エネ法の中長期計画の策定は基より、局職員への省エネルギー意識の啓発と配慮行動の推進を実施していく ○ エネルギー使用量の管理(3105) 横須賀市では独自で実施している、環境マネジメントシステム(YES)でのデータを基に、過去のエネルギー使用量と比較・分析を実施し今後の削減計画を検討していく。 ○ 加熱設備(3301) 下町浄化センターにおいて、汚泥焼却炉内圧の見直し(漏えい空気量の削減)による熱効率の改善を検討していく。 ○ 受電端力率の管理(3702) 有馬浄水場において、進相コンデンサーの設置、適切な入・切操作等による力率改善対策を検討していく。 |
○職員への省エネルギー意識の啓発と配慮行動の推進については、横須賀市において市長、副市長、部局長で構成する「環境総合政策会議」の下部組織である「環境総合政策会議温暖化対策・YES推進部会」において、毎年、環境施策の具体的な施策の検討・推進を行った。 ○本市独自の環境マネジメントシステム(YES)により、毎年、エネルギー使用量の管理を行った。また、このデータを基に、エネルギー使用量の削減計画を検討した。 ○毎年実施している汚泥焼却炉の定期点検時には、焼却炉内圧が適正値になるように修繕および調整内容を検討・実施し、熱効率の改善に努めました。 ○平成22年度より、進相コンデンサーの適切な入・切操作を実施し、力率を改善した。 |
計画 | 実施の結果 |
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電力負荷の平準化および夜間へのエネルギーシフトを行うため、下町浄化センターにNAS電池を導入している。 二酸化炭素排出量の削減を図るため、有馬浄水場に太陽光発電設備を設置し運用している。 (有馬浄水場急速ろ過池他に太陽光発電設備の設置 平成17年度・18年度・20年度) また、今年度(平成22年度)は逸見浄水場に太陽光発電設備の設置を予定している。 |
NAS電池の導入により、電力負荷の平準化および夜間へのエネルギーシフトを行い、電力の原油換算量を減少させることができた。 有馬浄水場に設置した太陽光発電設備により、浄水場の買電量を低減し、二酸化炭素排出量を削減した。 平成22年度、逸見浄水場に太陽光発電設備を設置した。 |
計画 | 実施の結果 |
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・「緑のカーテン普及モデル事業」に下町下水処理センターも参加しております。 こうしたモデル事業をきっかけに「緑のカーテン」が地域全体に広がっていくことを期待しています。 ・横須賀市地球温暖化対策地域協議会の呼びかけによる、全国的にライトダウンが行われる7月7日の「七夕ライトダウン」に合わせた「Yokosukaライトダウン」に賛同し実行しました。 |
・緑のカーテンによる遮光効果を期待していましたが、ガラス面を十分に覆うことができず効果がなかったため、代用として農業用の黒い遮光シートを張り事務室の温度上昇防止に努めました。 ・上下水道局では、ライトダウンキャンペーンとして、毎年7月7日を全庁一斉定時退庁日(ノー残業デー)に設定し、職場消灯を実施しました。 |
計画 | 実施の結果 |
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指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 下町浄化センター | 神奈川県横須賀市三春町2-1 | 3631 | 下水処理施設維持管理業 |
第2種 | 有馬浄水場 | 神奈川県海老名市中河内1767 | 3611 | 上水道業 |