届出者住所 | 東京都墨田区吾妻橋1丁目23番地1号 | |
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届出者氏名 | アサヒビール株式会社 代表取締役社長 小路 明善 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;飲料・たばこ・飼料製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 17,200 tCO2 | 16,400 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 16,700 tCO2 | 16,000 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 16,500 tCO2 | 15,900 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 15,900 tCO2 | 15,400 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 16,900 tCO2 | 16,100 tCO2 |
削減率 | 7.56 % | 6.10 % |
実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準年度の排出量原単位 | 114 tCO2/千kl | 108 tCO2/千kl |
計画初年度の排出量原単位 | 111 tCO2/千kl | 107 tCO2/千kl |
計画2年度目の排出量原単位 | 101 tCO2/千kl | 97 tCO2/千kl |
計画3年度目の排出量原単位 | 99 tCO2/千kl | 96 tCO2/千kl |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 108 tCO2/千kl | 103 tCO2/千kl |
削減率 | 13.16 % | 11.11 % |
原単位の指標の種類 | 年間ビール類生産数量 |
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○生産数量は次の通り 平成22年度=149.8千kl、平成23年度=163.6千kl、平成24年度=160.3千kl ○最終年度での目標に対する状況は以下の通り 排出量=目標比5.9%減(実)、4.3%減(調) 原単位=目標比8.3%減(実)、6.8%減(調) 目標を達成することができた。 ○平成23年度では、大きな生産数量の伸びにも関わらず排出量を低減することができた。 これは東日本大震災以降の啓蒙活動も含めた電力を中心とした節電の効果である。 ○平成24年度では、生産数量の減少にも関わらず原単位を低減することができた。 これは、これまでの現業部による省エネ活動(使用量の削減)の他、ユーティリティを供給する部 門では高効率で各設備の運転を目指すため、目標値を設定し取り組み始めたことによると考 える。 |
計画 | 実施の結果 |
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○推進体制の整備:温室効果ガス排出削減に関する人材育成及び省エネルギー・温暖化対策関連教育の実施(協力会社を含む) ○管理基準の作成・変更:省エネルギー担当者を決め、場内で組織だって活動する。 ○主要設備等の保全管理対策:日々の運転管理により異常に対する対応をする。 ○定期的な計測、記録対策:1時間ごとのエネルギーの使用量を把握する。 ○エネルギー使用量の管理対策:1ヶ月単位での集計を報告する。 ○冷凍機対策:効率維持、向上のため、定期的な成績係数(COP)の算出などを行うこと。 ○空気調和設備:空気調和設備は、運転時間、室内の温湿度、換気回数等を使用状況に応じて最適に設定すること。 ○蒸気ドレンの廃熱回収の管理対策:蒸気ドレンは、廃熱回収を行う温度、量及び性状の範囲を把握し、可能な限り廃熱回収を行うこと。 ○配管の管理対策:スチームトラップは、蒸気の漏洩及び閉塞を防止する管理を行うこと。 ○換気設備対策:換気設備は負荷の軽減のため、換気運転(期間、時間、回数)を使用状況等に応じて最適に設定すること。 ○照明設備対策:エネルギー効率の高い機器の導入による使用電力量の削減 |
○全体朝礼や主幹会で省エネ活動を推進。また、省エネ活動の進捗状況を見える化・掲示し、活動の活発化に繋げた。 ○省エネ活動を各部・各部門の年次計画に落とし込み活動を活発させた。 ○主要機器の効率を把握し、高効率タイプを優先的に運転した。 ○エネルギー使用量や生産状況(煮沸等)を把握し状況に合せた運転を行った。 ○1ヶ月単位で集計し、場内掲示や省エネ委員会で報告し、状況を現業へフィードバックした。 ○COPを算出して分析し、冷凍負荷が高い夏前に冷却塔の薬品洗浄等を行った。 ○東日本大震災を契機に空調設定を見直し、各現場に温湿度計を設定するなど過剰な冷房、暖房を防止した。 ○仕込や洗びん機からのドレンを性状を把握し、可能な限り回収を実施。た回収したドレンで湯を作ってボイラの給水温度を下げ、排ガス温度低減を実施。 ○作成したトラップマップを用いて、漏れ調査を行い適切な処置を実施。 ○酸欠など危険箇所を除き、箇所毎に季節、時間帯を決め無駄な換気を防止した。 ○物流エリアの庇下など、水銀灯からLEDタイプへ変更した。 |
計画 | 実施の結果 |
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計画 | 実施の結果 |
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○水源地保全活動として毎年、市内山林で植樹100本を行っています。 ○工場見学に小学生を招き、環境に関する講義や工場内ビオトープの探検活動を行っています。 |
○左記の通り、毎年、一般の方々と南足柄市内の山林にて植樹(100本)を行っております。 ○小学生に限らず、年4〜5回ホタル鑑賞会などの生物観察会を実施しております。 |
計画 | 実施の結果 |
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○製品包装材の段ボールや缶資材を減量化、軽量化に取組んでいます。 ○神奈川県内で販売した「アサヒスーパードライ」対象商品1本につき1円を神奈川県などに寄付し、箱根・丹沢山系の森林を間伐などにより整備し、巨木林や混交林などの豊かな森林に再生する活動にお役立ていただいています。これまで約2,000万円を寄付させていただいております。 |
○従来よりも1缶当り0.3g軽量化された蓋による製造をH25年より開始した。 ○左記の通り、箱根・丹沢山系の森林保全活動を目的とした寄付をさせて頂き、H22年〜H24年の3年間では6,769万円(平成22年春=2,021万円、平成22年秋=2,090万円、平成23年秋=1,767万円、平成24年秋=891万円)となっております。 ○社有車として電気自動車をリース契約開始。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 神奈川工場 | 神奈川県南足柄市怒田1223番地 | 1022 | ビール類製造業 |