結果報告書

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19番1号
届出者氏名 江の島ピーエフアイ株式会社  代表取締役 久保 賢二
主たる業種 教育,学習支援業  |  中分類;その他の教育,学習支援業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

このページの先頭へもどる

計画期間

平成 22 年度〜平成 24 年度

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度

排出量の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 2,580 tCO2 2,580 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 2,660 tCO2 2,660 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 2,340 tCO2 2,340 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 2,390 tCO2 2,390 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 2,502 tCO2 2,502 tCO2
削減率 7.36 % 7.36 %

排出の状況に関する説明

○基準年度の2009年度は事業活動も順調に進んでいたが、計画期間の2011年3月の東日本大震災の影
 響で一時的な落ち込みもあったものの、その後は回復している。
○エネルギー使用量は、計画書で予定した対策が順調に進み、目標の3年間3%削減を上回る7.36%
 の削減を達成することが出来た。
○特に震災後に発令された電気使用制限により、より一層の節電が求められ様々な対策が必要と
 なった。
 以下にその節電対策を記す。(2011年6月〜10月実施)
 ・既設照明646箇所⇒LED照明に転換 20kW削減
 ・チラーおよび空調室外機フィン冷却用スプリンクラー散水 212kW削減
 ・各トイレ便座ヒーターおよびハンドドライヤー停止 21kW
 ・逆洗作業時間変更 10kW
 ・造波装置一部休止・間引き運転 9kW
 ・各給排気ファンピークカット運転 7kW
 ・自動販売機輪番冷却休止 4kW
 ・冷蔵庫・衣類乾燥機停止 2kW

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
@BEMSシステム導入  ・BEMS導入により設備運転効率を向上させ、より詳細なエネルギー分析を実現する事で消費エネルギーの低減を図る。
⇒BEMSシステムを2011年2月より稼働させ以下の施策を実施。
(1・ろ過ポンプインバーター制御 2・一次ポンプインバーター制御 3・ファン間欠運転制御 4・パッケージ空調機間欠運転制御 5・中央監視・エネルギー管理)
A照明対策(3809)
 ・館内は、屋内空調温度を環境に配慮して設定、館内照明点灯時間の最適化を実施するとともに、LED照明を部分的に導入。
B推進体制の整備(3101)
 ・社員従業員への省エネルギーの意識啓蒙を行い、具体的なアクションプランに基づき消費エネルギーの低減を図る。
⇒社員従業員所属各部署毎にエコプランを討議、提出させ総合的にディスカッションを行う事で部署・個人への啓蒙を図る。
@BEMSシステム導入
 ・2011年2月にBEMSシステムを導入し以下の施
  策を実施した。
 1.ろ過循環ポンプのインバーター制御化(2012年
   9月)
 2.チラー用一次ポンプのインバーター制御化(
   2011年2月)
 3.給排気ファン等タイムスケジュール運転化(
   2011年2月)
 4.パッケージエアコンを節電運転モードに設定
   (2011年2月)
 5.中央監視としてエネルギー使用量の推移等の管
   理を実施(2011年2月)
A照明対策(3809)
 ・館内照明点灯時間割表の作成にて点灯時間を管理
  した。(2011年3月)
 ・パブリック・バックヤードの照明間引き、及びL
  EDへの転換を図った。(2011年10月までで646
  箇所の照明をLEDに転換)
B推進体制の整備(3101)
 ・従業員の所属部署毎にエコプランを作成し総合的
  にディスカッションを行い部署・啓蒙を図った。
  (2011年3月〜)Cその他
 ・当初の計画では予定していなかったが、電気使用
  制限に伴い以下の取り組みを実施した。
  (2011年6月〜8月実施)
  ・チラーおよび空調室外機フィン冷却用スプリン
   クラー散水
  ・各トイレ便座ヒーターおよびハンドドライヤー
   停止
  ・逆洗作業時間変更
  ・造波装置一部休止・間引き運転
  ・自動販売機輪番冷却休止
  ・冷蔵庫・衣類乾燥機停止

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

このページの先頭へもどる

地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○来館のお客様並びに地域の住民の方々へ、様々な活動を通して消費エネルギーの低減を図る。
 新江ノ島水族館として、地域とのリレーションを取り地域の活性化と環境美化啓蒙活動(ビーチクリーン、ECOキャップ回収運動、リサイクルとしてのフリーマーケットを定期的に実施)を実施している。
 また、環境をテーマに廃棄資材を活用した体験プログラムの実施、振動エネルギーを変換して電気エネルギーを取り出す『発電床』―(地域のベンチャー企業が開発、藤沢市も導入済み)を館内に設置している。
○毎月第3日曜日を「えのすいECOデー」とし、
 地域の活性化と環境美化啓蒙活動を実施。
 ・ビーチクリーン
 ・ビーチコーミングアート
 ・えのすいフリーマーケット
 ・ECOキャップ回収運動
○環境をテーマに廃棄資材を活用した体験プログラム
 「いつでもワークショップ」を毎年14回実施。
○エネルギー変換モデルの展示
 発電床の設置(2010年4月)

このページの先頭へもどる

このページの先頭へもどる