届出者住所 | 東京都大田区下丸子3-30-2 | |
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届出者氏名 | キヤノン株式会社 代表取締役会長兼社長 御手洗 冨士夫 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;電子部品・デバイス・電子回路製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 76,700 tCO2 | 63,100 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 67,200 tCO2 | 55,700 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 53,700 tCO2 | 44,300 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 48,200 tCO2 | 39,500 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 74,400 tCO2 | 61,200 tCO2 |
削減率 | 37.16 % | 37.40 % |
○平塚第一、及び平塚第二事業所では旧SEDの施設・設備を吸収してスタートした。使用していないクリーンルームの空調機や排気等の付帯設備を停止するなどの対策を行った結果、エネルギー使用量は大幅に減少した。排出量・原単位目標共に達成した。 ○綾瀬事業所は生産数量が毎年増加した一方でエネルギー削減活動(生産稼働日数削減取り組み、時間外労働の削減、冷凍機システムCOP向上、フリークーリングの有効活用など)に活発に取り組んだ。その結果、排出量を微増に抑えることができたため、原単位は大幅に改善した。排出量目標は2%増加してわずかに達成できなかったものの、原単位目標は達成した。 ○神奈川県内事業所(川崎市内の事業所を除く)では主たる排出源である綾瀬・平塚第一・平塚第二事業所の合計排出量が大幅に減少したため排出量・原単位目標ともに達成した。 ○電力不足対策として下記を実施(東日本大震災対応を含む) ・サマータイムの導入 ・輪番休日の実施(2011年) ・発電機導入設置 ・設備の効率的運転の推進 ・重要度の低い設備の停止推進 ・生産性向上による時間外労働の抑制 ・パソコン待機電力の削減 ・クールビズの実施 ・リアルタイム監視体制を構築し、デマンド電力を抑制 |
計画 | 実施の結果 |
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○エネルギー使用量の管理(3105) 装置ごとに使用量が測れる個別電力量計を設置し、装置ごとの運転・停止時間を把握して、装置の稼働率を管理する。 ○空気調和設備対策(3306) クリーンルームのファンフィルターを間引き運転することにより、搬送動力及び顕熱処理エネルギーを削減する。 また更新時は高効率型に変更する。一般空調のゾーニングを見直し負荷の低減を図る。 ○電力負荷の管理対策(3703) 機器の運転状況を把握し、運転スケジュールを見直すことで負荷の平準化と最大電力の抑制を図る。 生産装置の稼働状況調査と調整を行ない、不要装置の停止及び稼働装置の最小台数運転を図る。 デマンド制御による負荷の平準化と使用エネルギーの削減を図る。 ○コンプレッサー対策(3805) エアー漏れの有無を定期的に点検し、漏れているところを修理して、無駄防止をはかる。エアー送り出し圧力管理を行ない、無駄な高め圧力を避ける。 ループ配管の新設により圧力損失の削減を図る。 ○照明設備対策(3809) 照度計測により適正な照度レベルに設定する。不必要なところは、こまめに消灯する。消し忘れ防止に人感センサー等を利用する。 照明設備の新設、更新には省エネ効果の高い器具を選ぶ。 ○変圧器対策(3701) 負荷配置を見直しに伴う統合により余分な変圧器を停止する。 |
○エネルギー使用量の管理(3105) CRごとに装置電力を中央監視に取り込み使用エネルギー電力量を把握した。 ○空気調和設備対策(3306) クリーンルームのファンフィルターユニットを高効率タイプに順次更新し、搬送動力の低減を図った。 ○電力負荷の管理対策(3703) 季節ごとで冷凍機の運転スケジュールを見直し、負荷の平準化と最大電力の抑制を図った。 生産装置の稼働状況調査と調整を行ない、不要装置の停止を図った。 ○コンプレッサー対策(3805) エアー漏れの有無を定期的に点検し、漏れているところは速やかに修理を実施しました。 エアー送り出し圧力管理と台数制御により、圧縮空気量の削減を図った。 ○照明設備対策(3809) 共用部は人感センサーによる消し忘れ防止を図った。。居室については、不要時の消灯を啓蒙した。 ○変圧器対策(3701) CVCFを高効率型UPSに更新した。 以上、綾瀬 ○エネルギー使用量の管理(3105) 電力中央監視から取込み、装置電力量の変動がないか確認し装置の運転状態を把握した。 ○空気調和設備対策(3306) 半導体クリーンルーム空調のゾーニングを実施し空 調運転台数を減らしエネルギー削減を図った。 未使用エリアの空調機の停止 ○電力負荷の管理対策(3703) 負荷に合わせてボイラーの運転台数削減、小型冷凍機への切替を行い最大電力の抑制を図った。 ○コンプレッサー対策(3805) 職場と調整し圧力削減を行った。 ○照明設備対策(3809) 居室の昼休み消灯及びD棟8階のタイマーによるON,OFF制御を実施した。 廊下・通路の照明の間引き 以上、平塚 |
計画 | 実施の結果 |
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− | − |
計画 | 実施の結果 |
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○原材料・調達品のCO2削減:約2000社のサプライヤーに対してCO2削減活動に関する説明会を実施するとともに、購入部品のエネルギー・材料・物流に関するムダ取り活動を実施。 ○構内・敷地周辺の緑化保全・整備によって地球温暖化対策に貢献。 ○インクカートリッジ、トナーカートリジを回収およびリサイクルによって地球温暖化対策やその他OA機器等の部品のリユースによってエネルギー消費削減に寄与。 |
○CO2算出ガイドを作成し水平展開に向けた環境を整備。 ○下丸子本社では法定緑地面積を上回る緑地を整備し、さまざまな動植物が生育。 ○玉川、矢向、川崎事業所の多摩川周辺事業所でも緑地維持に取り組み。 ○使用済みインクカートリッジの回収活動を拡大。(実績値は2013年3月末時点) ・日本国内での「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の回収拠点は、郵便局約3,600カ所、自治体約2,200カ所(2011年末比約500カ所増加)。 ・ベルマークを通じた回収の参加校は約15,300校(2011年末比約800校増加)。 ・全世界の回収地域が31カ国・地域に拡大(2011年末に比べ、13カ国・地域増加)。 ○FPD装置関連の市場不要部品の回収・再生と、再利用に向けた「リユース規則」を制定し、該当部品のリユースを開始。 |
計画 | 実施の結果 |
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○廃棄物の減量化・分別化の推進。 ○待機電力の最小化、超高速スタートアップなど省エネルギー型製品開発の実現。 |
・トナー製造工程の改善により、トナー廃棄物を2010年比11%削減。 ・インクジェット複合機「MG6330」(2012年発売)において、低電力モードへの移行システムや使用する機能のみへの電力供給などの省エネルギー技術を導入し、1日当たりの消費電力量を「MG6230」(2011年発売)と比較して約17%削減。無線LAN有効状態においては、スリープ時の電力を約22%削減。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 綾瀬事業所 | 綾瀬市吉岡2596 | 2814 | 集積回路製造業 |
第1種 | 平塚事業所 | 平塚市田村9-22-5 | 2814 | 集積回路製造業 |
第1種 | 平塚第二事業所 | 平塚市大神3072-1 | 2815 | 液晶パネル・フラットパネル製造業 |