結果報告書

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県横浜市戸塚区舞岡184-1
届出者氏名 株式会社ニフコ  代表取締役社長 山本 利行
主たる業種 製造業  |  中分類;プラスチック製品製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

このページの先頭へもどる

計画期間

平成 22 年度〜平成 24 年度

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度 (基準排出量の合計量は平成 19 年度から平成 21 年度の平均値として算出)

排出量の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 3,100 tCO2 2,580 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 2,750 tCO2 2,200 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 2,330 tCO2 1,860 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 2,240 tCO2 1,790 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 3,007 tCO2 2,503 tCO2
削減率 27.74 % 30.62 %

排出量原単位の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 1.481 tCO2/百万円 1.23 tCO2/百万円
計画初年度の排出量原単位 1.262 tCO2/百万円 1.009 tCO2/百万円
計画2年度目の排出量原単位 1.188 tCO2/百万円 0.948 tCO2/百万円
計画3年度目の排出量原単位 1.115 tCO2/百万円 0.891 tCO2/百万円
目標とした最終年度の排出量原単位 1.437 tCO2/百万円 1.193 tCO2/百万円
削減率 24.71 % 27.56 %
原単位の指標の種類 完成高

排出の状況に関する説明

<事業活動の状況>
平成23年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、同年7月頃まで受注・生産が減少した。
当社は、自動車関連のプラスチック部品生産が主であるため、カーメーカーの生産が停止や減少したことによる影響が大きかった。
なお 同年の7月から9月までは電気使用制限の発令があり、また自動車業界全体で休業日を土日から木金へ変更したので、従業員の生活にも大きな影響があった。
平成24年度 後半からは円高による海外生産シフトの影響で苦しい状況が続いた。

<対策の実施結果>
電気使用制限に対して、工場全体で省エネ・節電の対策を検討・実施した。
照明の間引きやOA機器の節電、クールビズ・ウォームビズ等は全社的に推進・徹底されている。
コンプレッサや射出成形機等の更新も実施し、省エネに大きな効果があった。

<原単位目標の達成状況>
削減率3%を目標に活動したが、初年度から14%以上削減となり、その後毎年削減できたので最終年度の削減率は24%以上となった。

<その他 特記事項>
相模原工場では、平成23年度の原油換算消費エネルギーが1,378klで1500kl以下となったため、平成24年5月に、省エネ法の第二種指定工場の指定取消しを関東経済局へ申請して承認された。

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
・空気調和設備(3306)冷温水発生機(灯油燃焼)から電気式ヒートポンプチラーへ更新
・電動機(3806)射出成形機油圧式から電動式に更新
・照明設備対策(3809)高効率タイプの導入
・管理基準(3102)チラーおよび空調設備に関する管理標準の作成・変更
・換気設備(3801)省エネ型ファンベルトへの更新
・ファン及びブロワー(3804)省エネ型ファンベルトへの更新
・コンプレッサー(3805)高効率機種への更新
・22年5月に灯油式冷温水発生機を電気式チラーに更新した。これにより灯油の使用量はゼロとなりCO2排出量も大幅に削減した。
・23年9月に油圧成形機3台を電動機に更新した。
・事務所の照明等では、不要箇所の間引きや、FLRからHfへの切替、自動消灯など設置を推進した。
・当該設備の管理標準を整備した。
・省エネ型ファンベルトに更新した。
・省エネ型ファンベルトに更新した。 
・23年7月に37kwコンプレッサ2台をインバータタイプに更新した。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
・電気自動車の導入 ・電気自動車1台導入

このページの先頭へもどる

このページの先頭へもどる

温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
弊社の主力製品であるプラスチックファスナーは、自動車の軽量化および組立ラインの省力化、省人化に貢献できます。
また、自動車燃料系部品では、燃費向上や低公害車向けの製品開発を積極的に行っております。
弊社のプラスチックファスナーは、金属のボルト・ナットよりはるかに軽量で、取り付けがワンタッチのため生産工場や完成車の省エネ・CO2削減に貢献しています。
自動車燃料系の重要保安部品である各種バルブや、燃料フィルター等の製品は燃料タンクの気密性や燃料制御の向上に役立つことで、燃費の向上やCO2削減に貢献しています。

このページの先頭へもどる

エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 相模原工場 神奈川県相模原市中央区宮下1丁目2−3 1833 工業用プラスチック製品製造業

このページの先頭へもどる