結果報告書

事業者の名称等

届出者住所 東京都中央区京橋1−19−11
届出者氏名 株式会社NIPPO  代表取締役社長 水島 和紀
主たる業種 製造業  |  中分類;石油製品・石炭製品製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 24 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度

排出量の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 7,750 tCO2 7,430 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 6,950 tCO2 6,640 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 6,770 tCO2 6,480 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 7,030 tCO2 6,740 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 7,634 tCO2 7,319 tCO2
削減率 9.29 % 9.29 %

排出量原単位の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 33.84 tCO2/千t 32.44 tCO2/千t
計画初年度の排出量原単位 34.97 tCO2/千t 33.41 tCO2/千t
計画2年度目の排出量原単位 33.65 tCO2/千t 32.21 tCO2/千t
計画3年度目の排出量原単位 32.85 tCO2/千t 31.5 tCO2/千t
目標とした最終年度の排出量原単位 33.33 tCO2/千t 31.95 tCO2/千t
削減率 2.93 % 2.90 %
原単位の指標の種類 アスファルト合材製造数量(生産量)

排出の状況に関する説明

 全事業所で環境保全活動計画を定め、その中でCO2排出量(原単位)の削減として毎年0.5%削減を目標に取り組んできた。結果炭酸ガス排出量で9.29%の削減、原単位で2.90%の削減となった。目標削減率1.5%と定めて行ってきたが、共に上回る結果となった。今年度以降も環境保全活動の継続的改善に努め、「環境保全と経済活動の両立」する持続可能な社会の実現に貢献していきたい。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○推進体制の整備(3101)
 年度計画等を定めて、温室効果ガスの排出削減対策を計画的に推進する。
○管理基準の作成・変更(3102)
 設備の省エネルギー対策を徹底するため、主要機器を中心に管理基準の見直しや追加を行う。
○エネルギー使用量の管理体制(3105)
 エネルギー使用量の管理指標として、エネルギー消費原単位による管理を行う。
○燃料の燃焼管理体制(3201)
 低空気比バーナの採用で最適な空気比にしている。運転も最適な予熱時間やロスのない運転を実行する。
○加熱設備対策(3301)
 骨材乾燥炉に高効率フライトを採用し、設備の効率向上を行う。
○ファン及びブロワー対策(3804)
 ファンベルト等付属品は、更新時エネルギー効率の高いものを導入する。
○コンプレッサ対策(3805)
 回転数制御システムを導入し、最適な稼動状況にする。
○照明設備対策(3809)
 冷暖房温度の適正設定、不必要な照明はこまめに消すなどの電気の節減に努める。
○事務所用機器対策(3810)
 不要時の電気遮断などにより、待機電力の削減を図る。
○推進体制の整備(3101)
 工場長を責任者として、月に1回は会議の中で議論するように推進した。
○管理基準の作成・変更(3102)
 平成24年に3基あったキュービクルを1基に統合し、待機電力の無駄をなくした。
○エネルギー使用量の管理体制(3105)
 生産温度の管理基準を更に強化し、消費エネルギーの削減を行った。
○燃料の燃焼管理体制(3201)
 既に導入済みのバーナーも良好であり、維持に努めている。
○加熱設備対策(3301)
 平成23年に高効率のフライトを導入した。また、フライトに付着するカスを定期的に除去し、熱効率を良くした。
○ファン及びブロワー対策(3804)
 省エネベルトを採用し、CO2削減に努めた。
○コンプレッサ対策(3805)
 必要以上に圧力を上げず、不必要時はコンプレッサを停止させている。
○照明設備対策(3809)
 冷暖房の温度管理(夏季28℃、冬季22℃)を徹底した。また、常時使用する電灯のうち40灯をLED照明に変更した。
○事務所用機器対策(3810)
 不要なフロアの電気は消灯し、待機電力の削減を行った。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
当社では加熱アスファルト混合物製造時のCO2排出量削減することができる、中温化技術「エコファイン」の普及に取り組んでいます。これはアスファルト混合物の温度を特殊添加物(エコファイン)を入れることにより、通常よりも製造温度を30℃低減させることができる技術です。また、省エネ機器の導入としてバーナ更新時に当社子会社の開発した省エネバーナを順次入れ替えており、これにより約30%のCO2削減が見込まれております。 特殊混合物(エコファイン)の使用を推奨していて、特に温度低下が激しい冬場には多く使用しています。また、保温性の優れた合材シートを使用しており、これにより合材温度低下を最小限に抑えることが出来る為、従来より製造温度の抑えることが出来る。
結果、燃料消費率(m3/t)も
 平成22年度・・・10.16 m3/t
 平成23年度・・・ 9.74 m3/t
 平成24年度・・・ 9.62 m3/t
と向上している。(エネルギー管理指定工場大和合材工場より)

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 大和合材工場 神奈川県大和市下鶴間2594 1741 舗装材料製造業

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