届出者住所 | 東京都渋谷区富ヶ谷2−28−4 | |
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届出者氏名 | 学校法人東海大学 理事長 松前 達郎 | |
主たる業種 | 教育,学習支援業 | 中分類;学校教育 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 42,900 tCO2 | 39,200 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 43,500 tCO2 | 39,800 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 40,100 tCO2 | 36,700 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 40,100 tCO2 | 36,700 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 41,700 tCO2 | 38,100 tCO2 |
削減率 | 6.53 % | 6.38 % |
実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準年度の排出量原単位 | 84.63 tCO2/千u | 77.33 tCO2/千u |
計画初年度の排出量原単位 | 85.82 tCO2/千u | 78.52 tCO2/千u |
計画2年度目の排出量原単位 | 79.08 tCO2/千u | 72.38 tCO2/千u |
計画3年度目の排出量原単位 | 79.08 tCO2/千u | 72.38 tCO2/千u |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 82.26 tCO2/千u | 75.16 tCO2/千u |
削減率 | 6.56 % | 6.40 % |
原単位の指標の種類 | 延床面積 |
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1.事業活動の状況 計画期間における各機関の事業内容は、学生数・患者数共幾分増加しましたが、大きな変化はありませんでした。建物・設備についても同様に微増の状況で推移しました。学校・病院の省エネ活動の特性として学生や患者様の理解がかかせませんが、東日本大震災以降、協力の機運が強くなったことが特筆されます。 2.対策の実施結果 各機関では、省エネ推進委員会を軸に当初計画した省エネ対策の実施を推進しました。 伊勢原キャンパスでは空気調和設備のチューニング・照明器具の高効率化等、湘南キャンパスでは変圧器の高効率型への更新・照明器具の高効率化・トイレ照明の人感センサー化等、大磯病院では照明器具の高効率化、相模高校・中等部では冷温水発生器の重油型からガス型へ更新等を実施しました。 更に、東日本大震災後は次の節電対策を学生や患者様の理解と教職員の努力で展開しました。 @照明の間引きや消灯の強化 Aエレベーター・エスカレーターの台数、運転時間制限 B夏期ピーク低減3.削減目標の達成状況(排出量は実排出量ベースで記述) 基準年排出量42,900tCO2に対し、計画最終年度排出量41,700tCO2、目標削減率2.8%として取組開始しましたが、上記状況と諸施策実施で実績最終年度排出量40,100tCO2、実績削減率6.5%の大幅削減を達成しました。 |
計画 | 実施の結果 |
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本学は省エネ法の特定事業者として、エネルギー管理統括者を中心とした全学省エネ委員会を軸に42機関別の省エネ推進委員会においてPDCAを実施する。 また、CO2マネジメントシステムを導入、全学及び各機関別のエネルギー使用量・CO2排出量の見える化により温室効果ガスの排出削減に努める。 神奈川県下は6機関の構成となるが、体制の整備、管理標準の推進、設備改修による高効率化等の省エネ、及び温暖化対策の啓発教育を進める。 6機関中、伊勢原キャンパス、湘南キャンパス、医学部付属大磯病院の3機関はエネルギー管理指定工場として以下の設備改修による高効率化等を計画する。 1.伊勢原キャンパスの主な計画 @空調調和設備:冷熱源システム、給湯設備の高 効率化 A空調調和設備:冷温水ポンプのインバータ化及 び既インバータ機器のチューニング強化 B照明設備:照明器具の高効率化 2.湘南キャンパスの主な計画 @冷凍機:空調中間期のガス吸収式冷温水発生機 の出口温度の変更 A照明設備:照明器具の高効率化、LED化 B受変電設備:古い変圧器を高効率型に更新3.医学部付属大磯病院の主な計画 @ボイラー:エコホワイト燃料製造装置の導入 A照明設備:照明器具の高効率化 なお本病院は指定工場初年度であり、エネルギー 管理と設備点検の充実等も合わせ計画する。 |
全学省エネ委員会を軸に各機関別の省エネ推進委員会でPDCAを実施しました。 またCO2マネジメントシステムを導入し、全学及び各機関別の月次エネルギー使用量・CO2排出量の見える化により温室効果ガスの排出削減を推進しました。 神奈川県下の6機関の内、エネルギー管理指定工場の伊勢原キャンパス・湘南キャンパス・大磯病院は左記計画の実施推進を進めました。但し伊勢原キャンバスは、空気調和設備:冷熱源システム、給湯設備の高効率化及び冷温水ポンプのインバータ化は次期に繰り延べ実施へと計画変更しました。又、大磯病院はボイラーのエコホワイト燃料製造装置の導入を、計画の見直しで中止としました。その他につきましては、ほぼ計画通り実施しました。 大磯病院はエネルギー管理指定工場初年度として開始したので、エネルギー管理標準の整備や、設備点検の充実も合わせ取り進めました。 2011年度に大磯病院へ県の事業所訪問があり、省エネルギー対策に関する調査並びにご指導をいただきました。指導内容については、会議体を通じて全職員へ周知し、省エネルギーに関する意識付けを行いました。 |
計画 | 実施の結果 |
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計画 | 実施の結果 |
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@樹木の保全 湘南キャンパスではできるだけ樹木の伐採をしない方針で建替え及び新築工事を行っている。 A環境教育の実施 バイオ燃料(てんぷら油のリサイクル)で走るエコバス「環境キャラバン隊」で日本縦断運行を実施し地元の子供たちに「身近にできるエコ」をテーマに環境啓発活動をおこなっている。2010年度は本学学生を対象に「天ぷら油の回収」を企画し地元のNPO法人かながわ天ぷら油回収センターとの提携により「身近な努力が環境に貢献する」をテーマに環境啓発活動の推進をはかっている。 |
@樹木保全 湘南キャンパス18号館の建設計画時に樹木を残せる場所での建設に着手しました。また相模高校においては、省エネタイプの空調機へ更新し地球温暖化防止の対策を行いました。 A環境教育の実施 H24年8月に宮城県気仙沼大島復興花火大会に協賛しソーラーカーとエコバスでのデモンストレーションを行い啓発活動を行いました。その他名古屋・横浜でもソーラーカーの展示及びスマートエコ乗り物体験など参加型イベントにも協賛し地域への地球温暖化防止活動を行いました。 東日本大震災 生活復興支援プロジェクトを発足し被災地(岩手県大船渡市柏地区・宮城県石巻)への応急住宅「どんぐりハウス」の建設を行い寄付いたしました。 |
計画 | 実施の結果 |
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@ライトパワープロジェクトによる企業と連携したソーラーカーの開発を行っており、太陽電池交換効率30%を実現し1.8kwの出力を記録。2009年度、2010年度は世界最速のソーラーカーとして優勝しエコカーとしての研究開発を続けている。 Aその他 ある温度で自発的に解体する易解体ねじ(リサイクルねじ)の開発により解体工程の省略によるCO2の削減を研究中。 |
@2012年度も世界大会3連覇しソーラーカーの開発技術の高度化の継続を図っています。その他電気自動車も開発中です。 Aその他リサイクルねじについては現在も開発中ではあります。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 伊勢原キャンパス | 伊勢原市下糟屋143 | 8161 | 大学 |
第1種 | 湘南キャンパス | 平塚市北金目4−1−1 | 8161 | 大学 |
第2種 | 医学部付属大磯病院 | 中郡大磯町月京21−1 | 8311 | 一般病院 |