届出者住所 | 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 | |
---|---|---|
届出者氏名 | 株式会社富士通研究所 代表取締役社長 富田 達夫 | |
主たる業種 | 学術研究,専門・技術サービス業 | 中分類;学術・開発研究機関 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
---|
実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
---|---|---|
基準排出量の合計量 | 13,700 tCO2 | 13,700 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 13,800 tCO2 | 11,500 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 13,800 tCO2 | 11,600 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 11,000 tCO2 | 9,130 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 13,300 tCO2 | 13,300 tCO2 |
削減率 | 19.71 % | 33.36 % |
実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
---|---|---|
基準年度の排出量原単位 | 0.42 tCO2/m2 | 0.42 tCO2/m2 |
計画初年度の排出量原単位 | 0.44 tCO2/m2 | 0.38 tCO2/m2 |
計画2年度目の排出量原単位 | 0.46 tCO2/m2 | 0.39 tCO2/m2 |
計画3年度目の排出量原単位 | 0.37 tCO2/m2 | 0.31 tCO2/m2 |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 0.41 tCO2/m2 | 0.41 tCO2/m2 |
削減率 | 11.90 % | 26.19 % |
原単位の指標の種類 | 使用実行面積 |
---|
2010年度は猛暑、2011年度は震災の影響もあり、電力使用量削減分の代替えとして灯油を使用した吸収式冷凍機を稼働させたため、各種対策を行うもCO2排出量の削減にはいたりませんでしたが、3年目にあたる2012年度は、2010年度2011年度の各種対策の積上げと、さらなる削減努力を行った結果19.71%の削減を達成しました。 富士通グループとして環境活動の一環として企業の節電対策情報を提供しています。 http://jp.fujitsu.com/about/csr/eco/energysaving/ |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
・受変電設備(1501) 老朽化設備の更新計画を進めるにあたり、最新機器の導入を計画。 ・冷凍機(3305) 老朽化設備の更新にあたり、高効率機器の導入。 (灯油焚き吸収式から運転状態に合わせた最適制御を行うインバータターボ冷凍機への更新を計画。) ・コンプレッサー(3805) 老朽化設備の更新計画を進めるにあたり、高効率機器の導入を計画。 |
・受変電設備(1501) @特高:トランス更新(7,500KVA28年前→12,500KVA)による高効率器の導入(2010年) A電気室:トランス更新(500KVA28年前他)によるトップランナー器の導入(2010年) ・冷凍機(3305) @灯油焚き吸収式(750USRT28年前)から高効率インバータターボ(400USRT)への更新(2010年) A老朽化ターボ(400USRT28年前)の高効率機への更新(2011年) ・コンプレッサー(3805) 更新に伴い系統統合、高効率/INV機/台数制御の導入(2012年) |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
− | − |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
・植林活動を行っているNGO(財団法人緑の地球防衛基金)への寄付のため、使用済みプリペイドカード、切手の回収を行っております。 ・厚木市「みどりの基金」への募金活動を行います。 ・食堂の生ゴミを市内業者へ依頼し、肥料化を行っています。 ・紙資源を市内業者に依頼し、リサイクルに活用しています。 |
・2012年度は、使用済みプリペイドカード16枚、使用済切手258g収集(苗木換算で3.4本分) ・2012年度は、「みどりの基金」への募金が7,120円集まり、7/1に厚木市に寄付実施 |
計画 | 実施の結果 |
---|---|
弊社ではCO2削減につながる技術として以下の研究開発を行っています。 ・仮想試作システム 3次元にシミュレーションできるソフトウェアです。試作の回数を減らせる、ハードの完成前に組み込みソフトの開発を開始できる、遠隔共同設計が可能となる、などの特徴により開発工数を大幅に削減できますので、CO2削減にもつながります。 ・電子ペーパー 限りなく紙に近い電子的な表示媒体です。曲げられる、メモリ性があって超低消費電力、薄くて軽い、カラーで明るいのが特長です。電車の中吊り広告などへの利用が期待され、紙の使用量の低減できます。(紙を作成する際のCO2の削減と労働の際の人間から排出されるCO2の削減が期待される技術です) ・窒化ガリウムデバイス 電子機器の電源装置の電力損失を3分の1以下に低減することが可能となります。例えばデータセンターの消費電力を12%低減することができ、日本全体で年間33万トンのCO2を削減できる効果などが期待できる技術です。 その他の温室効果ガスの排出の抑制等に関する取組としては化学物質の厳密な管理を行っています。 化学物質は、温室効果ガス発生のみならず環境に対して大きな負荷要因となる可能性がありますが、全ての化学物質を適正に管理するために「化学物質管理システム」を用いて使用量等管理しています。 |
・仮想試作システム 商品名「VPS」として富士通より販売しております。シミュレーション結果を独自の画像圧縮・転送する方法を開発し、素早く送受信できる技術商品に組み込みました。 ・電子ペーパー 低消費電力・軽くて薄いディスプレイの開発は完了し、富士通フロンテックより製品化した携帯情報端末のディスプレイに搭載されました。 ・窒化ガリウムデバイス 従来のシリコンデバイスに比べ、小型・低エネ化に貢献できる窒化ガリウムパワーデバイスを富士通セミコンダクター株式会社より製品化し、サンプル提供を開始いたしました。 化学物質管理システムにより、購入・廃棄する全ての化学物質を継続して管理しています。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
---|---|---|---|---|
第1種 | 厚木地区 | 神奈川県厚木市森の里若宮10番1号 | 7112 | 工学研究所 |