○ 横浜市及び川崎市を除く神奈川県内、二酸化炭素の排出量は、基準年度より 約3%増加している。
○ 久里浜アルコール症センター・箱根病院・相模原病院では、昨年の例年にない猛暑により冷房期間のエネルギー使用量が増大したことにより 二酸化炭素排出量も 約5%増加している。
○ 横浜市を含む神奈川県の全体の二酸化炭素排出量は、基準年度(実)14,600、(調)13,000tCO2で、報告年度(実)、14,600、(調)12,800tCO2と約1%の減となっている。
○ 横浜医療センター(横浜市)は全面建替を行い、原油換算のエネルギー使用量については増大したが、種類を灯油から 都市ガスや電気へ二酸化炭素排出量の少ないエネルギーに転換したことによりCO2排出量の削減となった。
○ 神奈川病院では、外来部門の一部RI棟の空調設備を更新に伴い蒸気(A重油)による中央熱源が、ヒートポンプ(電気)による個別熱源へ切り替わった為、当院では二酸化炭素排出量が全体で約2%削減している。
○ 平成23年度は、本年3月に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により電力不足となっている為、独立行政法人国立病院機構でも厚生労働省の通知により節電行動計画を作成し節電の取組を行っている。主な内容は、本部ホームページhttp://www.hosp.go.jp/12,9928,25.html他、各病院で公表している。この取組により、23年度は二酸化炭素の排出量も削減する見込みである。
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