○ 製品の生産量は、前年に比べて約10%の上昇となり、エネルギー総量としては約25%の上昇結果となった。要因は城山工場での電気使用量の40%を消費している、専用加工機(3機台)がフル稼働状態と成った要因が最も影響している。
○ 専用機の省エネについては、効率向上14%の具体的活動がスタートしたばかりで結果として出ていないが、計画としては順調に推移していて計画年度の最終には効果が出る予定です。
【節電対策】
城山工場も契約電力500kW以上で、電気事業法27条の適用を受けます。計画としては7、8、9月度の1ヶ月毎に専用機の1台づつを完全停止とする(事前に、計画予定数を予想して4、5、6月度で稼働率を上げて前倒し生産を行い輪番による専用機の完全停止を行う)。又専用機の停止に伴い、インフラ設備、特にコンプレッサーの輪番停止台数を増加する。
また、全工場の不使用エリアや昼時間の照明の完全消灯(場所によっては蛍光灯などの間引き)、空調機の設定温度見直し(28℃を基準とし外気導入の見直し、断熱対策(窓への断熱材への貼付、熱源の排熱)、サーキュレーターの活用にて対応)、自動販売機の間引き停止、PC設定見直しによる稼働数の見直しなどで月平均20%の節電を行います。デマンドコントロール(メインは空調機器)の出力モニターにて、東電実測値との整合を含めて監視できる状況です。
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