厚木工場の生産量は、前年に比べ約 6%増加している。
生産量の増加、倉庫エリアのエアコン設置、試験設備導入などの設備投資及び猛暑の影響により、CO2排出量が総量として10%増加し、排出量原単位では4%増加した。
計画していた圧空配管の見直し工事を実施し(2011年6月完了)、老朽化していたコンプレッサーを1台更新し(2011年6月完了)、冷凍機の更新を実施した(2011年7月完了)。
今後は、ボイラーの適正運用、廃熱改修及び再利用など稼働設備の改善に取り組むほか、コンプレッサーの台数制御やLED照明の段階的な導入等、高効率な設備導入に取り組んでいく。また、屋根の補修時期に合わせ、遮熱効率の高い塗料で屋根の塗装を行う。
ハード面での設備導入・改修が進んでいることと今夏の節電対策で省エネへの意識が高まっていることから、効果が現れるのは来年度以降であると考えている。
今夏の節電対策として、6月までの前倒し生産や、7-9月の生産ライン縮小などの生産計画変更を実施している。また7-9月の土日生産、月火の休日など(厚木工場)カレンダーの変更を行っている。
省エネ活動としてこれまで進めてきた電気の節電対策のほか、エア漏れや蒸気漏れ等のロス低減のための巡視活動を徹底する。合わせて省エネに関する社内教育や啓蒙活動の充実を図り、計画の目標達成に向けて全社的に活動していく。
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