事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 静岡県駿東郡長泉町下長窪303-1
届出者氏名 マックスバリュ東海株式会社  代表取締役社長 寺嶋晋
主たる業種 卸売業,小売業  |  中分類;飲食料品小売業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 26 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

 当社はイオングループの一員として、イオンが2008年3月に公開した「イオン温暖化防止宣言」に沿って地球温暖化の防止に取り組んでいる。
 平成22年度(2010年度)4月〜平成26年度(2015年度)3月(5年間)の期間、改正省エネ法の要求に基づくエネルギー使用の効率化に取り組む。神奈川県の店舗(2010年3月末現在9店舗)も、改正省エネ法のエネルギー使用効率の向上の活動と合わせ、二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいく。
 エネルギー使用効率の向上では使用電気量の削減を課題として取り組むことから、神奈川県店舗においても使用電気量の削減により、二酸化炭素排出量を平成22年度(2010年度)〜平成26年度(2014年度)の5年間で2009年度比3.8%削減を目標として活動を推進する。
(*) 当社の事業(食品スーパーマーケット)の性格から神奈川県に新たに店舗を設置する可能性があるため、現9店舗の二酸化炭素排出量の削減を実行しても新店を含む全体では二酸化炭素排出量が増える可能性がある。新店は省電力型の設備を具備しており、二酸化炭素の排出量は既存店に比べて少ない。当削減計画では新店に比べエネルギー効率の劣る既存店の効率改善により二酸化炭素削減に取り組むこととした。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 8,630 tCO2 8,300 tCO2 3.82 %
調整後排出係数ベース 6,870 tCO2 6,608 tCO2 3.81 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 157.3 tCO2/千u 151.29 tCO2/千u 3.82 %
調整後排出係数ベース 125.22 tCO2/千u 120.45 tCO2/千u 3.81 %
原単位の指標の種類 延床面積
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由

削減の目標の設定に関する説明

 改正省エネ法の要求に基づくエネルギー使用効率の向上では使用電気量の削減を課題として取り組むことから、神奈川県9店舗における設備改善による使用電気量の削減の推定を二酸化炭素排出量に換算したものである。
 設備改善として下記3点を計画している。
@店内照明を高効率照明に交換する。
A売場の冷蔵ケース内の照明の内、棚下照明器具を取り除く。(照明の削減)
Bバックルームの冷凍庫のインバータ化を行い、省電力化を図る。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

 二酸化炭素排出の起源となる使用電気量を削減するために、下記の電気設備の改善を図る。
@店内照明を高効率照明に交換する。
A冷蔵ケース照明の内、棚下照明器具を取り除く。(照明の削減)
B冷凍庫のインバータ化を行い、省電力化を図る。
 既存9店舗全店の上記設備の改善を行うのではなく、投資額、改善効果のバランスにより改善実施店舗を決定する。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

@開成駅前店、平塚四之宮店、平塚河内店、開成店、相模原西橋本店は太陽光発電を採用し、店舗内の照明電力の一部をまかなっている。
A食用廃油はすべて専門業者にて精製され、バイオディーゼル燃料としリサイクルしている。
 当社でもバイオディーゼル燃料車3台を導入し、ガソリン使用量の削減に取組んでいる。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○イオンふるさとの森つくり(店舗における植樹活動)
 開成駅前店、平塚四之宮店、平塚河内店、開成店は、開店の際に店舗周囲に地元の植生に適合する樹種を選び、植樹を行った。その後も木々の成長に合わせ適宜植栽活動を行っている。今後も新店をオープンする際には植樹を行い、地域の皆様に親しんでいただける森つくりを進めていく。
○リサイクル活動
 お客さまのご協力をいただき牛乳パック、アルミ缶、トレー、ペットボトルの回収を神奈川県の店舗を含め全店で実施し、省資源、循環型社会の推進に寄与すべくリサイクルに取組んでいる。売却益が発生する場合は運搬費等の管理費用を差し引いた金額に、その同額を当社より拠出し(マッチングドネーション)、神奈川県をはじめ各県下の社会福祉協議会を通じ車いすの寄贈を行っている。
○エコキャップ運動
 ペットボトルのキャップを神奈川県下の店舗を含め全店で回収・リサイクルしCO2削減に寄与するとともに、リサイクルの収益金を世界の子供たちにワクチンを贈る団体に寄付している。小・中学校や福祉施設など様々な団体がキャップの収集に取組んでいただいている。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○イオンふるさとの森づくり(植樹活動)
 2000年以降の新店の設置の際に、「イオンふるさとの森づくり」として植樹を行ってきた。2010年2月までに、50店舗、154,811本の植樹を行った。今後も、新店の設置の際には植樹活動を行ってゆく。
 また、イオン環境財団を通じ、中国、タイ、マレーシア、ベトナム、カンボジア等の植樹活動を支援している。
○イオンチアーズクラブ
 当社の店舗のある地域の小学生を募り、環境に関する活動や体験をする場を提供し、環境に興味を持ち、考える力を育てるクラブ活動である。ゴミ、植物、動物などをテーマとして活動を行っている。現在、静岡県の3店舗にクラブがあり活動している。
○レジ袋無料配布中止と京都メカニズムクレジットの取得
 イオンはレジ袋無料配布中止を方針として掲げているが、当社も店舗所在地の市町村と原則として協定を結びレジ袋の無料配布中止を推進している。レジ袋無料配布中止による温室効果ガス削減の取り組みに加え、レジ袋を必要とされるお客さまには1枚5円にてレジ袋を販売するが、その収益金の半額をイオンとしてとりまとめグループとして排出権を購入し国に無償譲渡を行っている。この総排出権の内2009年度当社の購入した排出権は64tに相当する。

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