届出者住所 | 相模原市南区相模大野3-8-1 | |
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届出者氏名 | 株式会社小田急リゾーツ 代表取締役 内村紳 | |
主たる業種 | 宿泊業,飲食サービス業 | 中分類;宿泊業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
当社は、主にホテルというホスピタリティーを商品としている事業のなかで、省エネはなかなか難しい部分がありますが、これまでは各事業所単位で積極的に地球温暖化の防止に対する取り組みをおこなってきました。 箱根路開雲におきましては、平成13年に関東地区電気使用合理化委員会優良賞受賞、平成14年に関東地区電気使用合理化委員会優秀賞受賞しております。事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針 (1)事業活動による環境負荷を把握し、温室効果ガスの排出量の削減に努めます。 (2)環境に関する法令、その他社会的要請を正しく理解しそれを遵守します。 (3)省エネルギーの推進と温室効果ガスの排出量の削減を図るため、省エネ委員会を中心に事業者全体で取り組んでいきます。 (4)温室効果ガスの排出量の削減計画は、中長期計画とそのローリングプランとして年度計画を作成し取り組んでいき、その達成状況の検証をおこないます。 (5)温室効果ガスの排出量の削減計画は、管理標準をもとにした運用改善計画および施設設備更新改善計画を策定して取り組みます。 (6)神奈川県の計画書制度の対応として、基準年度の平成21年度は、当社の主要ホテル等がリニューアルのため一時休止しており、計画期間(3年間)は全稼動し、県内の事業所から排出される二酸化炭素排出量が増加するため、排出量原単位で3%削減するという目標を設定し二酸化炭素排出量の削減の取り組みをおこなっていきます。 各オーナーとも共同して省エネ活動を推進し、CO2の排出量の削減に努めます。 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 7,710 tCO2 | 8,135 tCO2 | -5.51 % |
調整後排出係数ベース | 6,780 tCO2 | 7,135 tCO2 | -5.24 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 66.8779 tCO2/室 | 64.8716 tCO2/室 | 3.00 % |
調整後排出係数ベース | 58.9320 tCO2/室 | 57.1641 tCO2/室 | 3.00 % |
原単位の指標の種類 | 使用客室数 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 | ホテルのエネルギー使用量と客室使用数とはエネルギー使用の相関関係にありますので、「使用客室数」を原単位の指標の種類と設定しています。 |
当社では、省エネ推進委員会を立ち上げ、また管理標準を設定し地球温暖化防止に積極的に取り組んでいきます。CO2排出量の削減につきましては、基準年度(平成21年度)が、山のホテルがリニューアル工事で86日間、ホテルはつはながリニューアル工事で43日間、星の王子ミュージアムレストランがリニューアル工事で68日間と休館しており、それぞれ休館中のエネルギー消費量がゼロとなりエネルギーの消費が通常年度よりだいぶ少ない状況であったこと、山のホテルのリニューアルで設備は高効率機器を導入して省エネを図りましたが、レストランの拡張や客室空調設備の変更、作業空調環境の改善等によりエネルギー消費設備が増えたことにより、計画期間(22年度〜24年度)に実排出量ベースで約5%増加してしまうため、原単位で3%の削減目標を設定しました。この目標を達成する為に、運用改善、設備維持管理および施設設備更新改善を計画し推進していきます。運用改善計画としては管理標準をもとに空調設定温度の省エネ対応やムダな照明削除のパトロール等の施設利用の改善と、ボイラーの夜間停止や予冷予熱時間の低減、熱源機器の設定の変更等各エネルギー消費設備を多角的に検証してエネルギー消費量を低減していく設備運用の改善とを計画実施していきます。設備維持管理としては冷温水発生器のオーバーホール、ボイラーのオーバーホール等メンテナンスを行いエネルギー効率の低下を防いでいきます。施設設備更新改善として、空調設備については高効率な機器の導入、ボイラー設備については高効率タイプに更新、熱搬送設備についてはインバーターの導入、照明設備についてはLED化、回路変更による設備改善等の各エネルギー消費設備のエネルギー効率を改善する検討を進めていきます。運用改善及び施設設備更新改善共に各オーナーと共同して検討し改善計画策定を行なっていきます。 また、これまでは各事業所単位で積極的に地球温暖化の防止に対する取り組みを行なってきました。 事業所単位での過去からの取り組み ○山のホテル 平成17年 白熱球から電球型蛍光灯へ変更 平成18年 源泉浚渫により大浴場のエネルギー消費の低減 平成19年 大浴場の溢れ量調整、ボイラー運転時間の変更等設備運用の改善 平成20年 エコロジー研究会を立ち上げる。 空調機を灯油炊きボイラー・チラーから高効率EHPへ変更 空調機をPAC(冬蒸気+夏コンプレッサー)から高効率EHPへ変更 平成21年 お部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願い 割り箸からエコ箸への変更 ボイラー、外調機、パッケージ機器を最新の高効率機器に更新 チラー及びボイラーの台数制御方式に変更 変圧器をトップランナー機器に変更 客室空調を2管式FCUから冷暖フリーの空冷HPビルマルチエアコンに変更し 共用トイレの小便器に、感知フラッシュバルブを設置 ※平成17年度に比べて平成21年度は年間電力使用量を約270千kWh、CO2を約68t-CO2削減 (平成21年度の2、3月はリニューアル工事休館だったため前年2、3月の実績にて算出) ※平成17年度に比べて平成20年度は年間灯油使用量を97KL、CO2を241t-CO2削減 ○ハイランドホテル 平成14年 割り箸からエコ箸への変更 共用トイレの小便器に、感知フラッシュバルブを設置 平成15年 白熱球から電球型蛍光灯へ変更 平成20年 暖房用温水供給温度の変更 52℃→44℃ 平成20年 エアコン設定温度の省エネ対応 冷房 24℃→25℃ 暖房 26℃→25℃ 平成21年 お部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願い 省電力タイプのTVへの変更 ○ホテルはつはな 平成5年 共用トイレの小便器に、感知フラッシュバルブを設置 平成15年 白熱球から電球型蛍光灯へ変更 平成18年 省電力タイプのTVへの変更 露天風呂に夜間蓋をし温度低下対策実施 平成21年 割り箸からエコ箸への変更 コピー用紙の削減対策 平成22年 節約委員会を設立 客室電球をLEDに変更 ○箱根路開雲 平成13年 箱根路開雲エコアップ計画を策定 氷蓄熱の導入、蓄熱槽の断熱、力率改善、高効率照明への変更、人感センサーの導入等 施設の利用、設備運用の改善 平成21年 割り箸からエコ箸への変更 コピー用紙の削減対策 ※平成9年から平成15年の間で年間電力使用量を436千kWh、CO2を95t-CO2削減 ※平成13年 関東地区電気使用合理化委員会優良賞受賞 ※平成14年 関東地区電気使用合理化委員会優秀賞受賞 ○グリーンパル湯河原 平成19年 白熱球から電球型蛍光灯へ変更。 ○ホテルセンチュリー相模大野 平成8年 客室空調・照明省エネシステム導入 共用トイレの小便器に、感知フラッシュバルブを設置 平成12年 共用トイレの乙姫ウォシュレットの導入 客室シャワー、厨房に節水バルブ取付け 客室シャンプー類をポンプ式に変更 平成13年 空調機へインバーター設置 給排気ファンへインバーター設置 平成16年 空調機へインバーター設置 給排気ファンへインバーター設置 平成17年 白熱球から電球型蛍光灯へ変更 ○厚木ホテル 平成12年 客室シャンプー類をポンプ式に変更 平成20年 重油炊き貫流ボイラー→ガス炊き小型ボイラーに変更 客室、廊下照明を白熱球から電球型蛍光灯へ変更 ○星の王子さまミュージアムレストラン 平成20年 白熱球からLED照明への変更 |
○推進体制の整備(1101) 省エネルギー推進委員会の設置 ○管理基準の作成・変更(1102) 設備の省エネを徹底するため、主要設備を中心に管理標準を作成する。 ○主要設備等の保全管理(1103) 設備・機器管理台帳の整備 設備毎の日常、定期点検の実施 ○定期的な記録、計測(1104) 設備毎の計測、記録結果の適正管理 ○空調設備(1201) 負荷に応じた出口温度の適正化による熱源の効率改善 室温管理を徹底するとともに、中間期の外気有効利用を行い、エネルギーの使用量の節減に努める。 空調用例温水ポンプにインバーターの設置 高効率機器への更新 ○冷却塔(1203) 冷却塔の充填財の定期的な清掃の実施 循環ポンプにインバーター設置 ○換気設備(1204) 換気期間、換気時間、換気回数等の適正な把握と管理 ○ボイラー(1301) 空気比の適正化 起動時間や停止時間の見直しによる負荷の低減 ボイラー温度設定の見直しによる効率の改善 ボイラー水処理の定期的な実施 高効率ボイラーへの更新 ボイラーのオーバーホール ○給湯設備(1302) 給湯温度の見直しによる熱負荷の軽減 高効率ヒートポンプ給湯器の導入の検討および提案 ○照明設備対応(1401) 室内照度の適正な把握と管理 昼光の活用による使用電力量の削減 照明の間引きによる使用電力量の削減 照明回路の変更による余剰照明の削減 LEDの導入 ○受変電設備(1501) ピークカット、ピークシフトによる最大電力の抑制 進相コンデンサーの適切な調整の実施(力率98%以上) ○事務機用器(1701) 事務用機器の不在時の電源遮断による待機電力の削減 エネルギー効率の高い機器の導入による使用電力の削減 ○業務用機器(1801) 冷蔵庫冷凍庫の扉開閉の削減 冷蔵庫の設定温度の見直し ○建物(1901) カーテン、ブラインドの有効活用による室内入射熱の削減 扉の開放管理による熱流出の抑制 |
○ ホテルセンチュリー相模大野 オーナーによるコージェネレーション設備の導入 |
小田急電鉄と共同して、箱根ハイランドホテルの敷地内で採れる天然水を「箱根の森から」として商品化し、売り上げ1本につき1円を自然環境保全などのために箱根町に寄付しています。 |
○「お部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願い」 洗濯によるエネルギー消費、備品の消費によるエネルギー消費の軽減を目的として、連宿泊利用のお客様に“お部屋の清掃及びアメニティ類交換不要”もしくは“7項目以上のアメニティ類の交換不要”のお部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願いをしております。 |