事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県厚木市上依知3019
届出者氏名 株式会社イクヨ  代表取締役 上田祐嗣
主たる業種 製造業  |  中分類;輸送用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 24 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

1.当社は、省エネルギー法の改正に伴い特定事業者として指定されることを受け、更に県内唯一事業所の厚木工場も従来の省エネルギー法に基づく、第二種エネルギー管理指定工場であることを自覚し、改正省エネルギー法に基づき立案した、全社でエネルギー使用量対前年比の原単位で1%低減を当工場の達成すべき最低目標とする。但し、地球温暖化問題は、生活環境の維持、存続の観点から最優先すべき課題と捉え、CO2排出量の絶対値1%低減を実行目標とする。
○ この目標達成に向け、コンプレッサー、揚水ポンプ用モーター等のインフラ類のインバータ化等高効率性能化、及び射出成形機、塗装乾燥路等生産設備の効率的稼動、変電設備の無負荷電力遮断、ピークカット等による最大電力の抑制、照明類のHD、LHD導入、IT機器の節電なども併せて、高効率化を推進していく。
○ また、燃料類もアイドリングストップ、最短経路・時間での集荷や荷積み、納品業務等、及び低燃費のフォークリフトの買い替えなどにより二酸化炭素の排出量を削減していく。
2.新製品(新規受注品)の設計・開発活動において、社内標準に基づく製品アセスメントを実施し、分解し易い構造、リサイクル可能及びリサイクル工程の簡素化等を考慮し、焼却処置低減及びリサイクル活動を中心に、エネルギー使用即ち、二酸化炭素の発生の最小化に努める。
3.地域の地球温暖化対策の推進への貢献としては、当社が会員企業として所属する神奈川県内陸工業団地環境委員会活動に積極的に参画し、提案、共同事業に基づくマスメリット、コンサルタントや他企業の意見や取組、及びトップランナー方式の導入などを通じ地域と連携した取組を進める。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度 (基準排出量の合計量は平成 19 年度から平成 21 年度の平均値として算出)

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 3,540 tCO2 3,430 tCO2 3.00 %
調整後排出係数ベース 2,920 tCO2 2,830 tCO2 3.00 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 1.069 tCO2/百万円 1.037 tCO2/百万円 3.00 %
調整後排出係数ベース 0.882 tCO2/百万円 0.856 tCO2/百万円 3.00 %
原単位の指標の種類 内製品(アウトソーシングを除く)売上額
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由  県内唯一事業所の厚木工場では、生産活動に使用する電力量が最も多く(事務棟の電力使用量は事業所(工場)全体の7%前後)、生産活動の稼動状況は売上額にほぼ比例する為、売上額を原単位算出の分母とする。

削減の目標の設定に関する説明

 厚木工場では昨年度の生産量が極端に低かった為、基準年度を過去3年間の平均値で設定した。
 その3年間に於いても自動車業界の生産動向に比例し、長期的な推移から生産量としては少ない3ヵ年であり、今後は受注拡大を図るべく営業活動を行い、伴って、エネルギー使用量は増える計画であるが、地球温暖化問題は、生活環境の維持、存続の観点から、最優先すべき課題と捉え、CO2排出量の原単位1%低減を最低達成目標とし、絶対値1%低減を実行目標とする。
○ この目標達成に向け、エネルギー使用量の大きいインフラ、ユーティリティ類のインバータ化等高効率性能化、及び射出成形機、塗装乾燥炉等主要生産設備の効率的稼動を推進する。
○ 燃料類もアイドリングストップ、最短経路・時間での集荷や荷積み、納品業務等実施、及び低燃費のフォークリフトの買い替えなどにより二酸化炭素の排出量を削減していく。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○高効率設備等への更新(3305,3306,3803,3805,3806)
 エネルギー使用設備をインバーター化を含む高効率・省エネ型機種等へ変更又は更新に努める
 揚水ポンプ、事務等内空調機、コンプレッサー、モーター、照明など
○主要設備のエネルギー量を監視、負荷率等を分析し効率的な運転、稼動を実施する(3103,3105)
 電力計測器を購入又はレンタルし主要設備に取付け、複数の使用パターンのエネルギー量を把握、分析し運転又は稼動パターンを最適化する
○電力負荷の管理(3703)
 生産シフトを夜間稼動への移行等により、デイリーで平準化し、最大電力を抑制する

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○ 当社が会員企業として所属する神奈川県内陸工業団地環境委員会活動に積極的に参画し、提案、共同事業に基づくマスメリット、コンサルタントや他企業の意見や取組、及びトップランナー方式の導入などを通じ地域と連携した取組を進める。
○ 県内を中心とした、供給者(サプライヤー)に対し、定期的に開催している協力企業連絡会に於いて、当社の環境マネジメントシステム、エネルギー低減活動を紹介し、協業して進めていく依頼及び指導を実施する。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 厚木工場 神奈川県厚木市上依知3019 1832 輸送機械器具用プラスチック製品製造業

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