届出者住所 | 東京都世田谷区玉川台2-33-1 | |
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届出者氏名 | 住友スリーエム株式会社 代表取締役社長 ジェシー・ジー・シン | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;化学工業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 26 年度 |
○ 持続可能な環境を実現する製品開発を推進する ○ 最適な製造活動、再利用及びその他の適切な方法により資源の利用を節減する ○ 可能な限り、環境保全活動に携わっている公的機関及び民間団体の活動に協力する (住友スリーエム株式会社 相模原事業所 環境方針第3、4、6項) |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 12,900 tCO2 | 12,300 tCO2 | 4.65 % |
調整後排出係数ベース | 11,200 tCO2 | 10,650 tCO2 | 4.91 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 2.99 tCO2/t | 2.84 tCO2/t | 5.02 % |
調整後排出係数ベース | 2.6 tCO2/t | 2.47 tCO2/t | 5.00 % |
原単位の指標の種類 | 生産数量 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 | − |
【目標設定の前提とこれまでの取り組み】 弊社では、1998年に環境基本方針を制定し、地球環境と資源を護ることが社会共通の課題と捉え、企業活動の全域でこの課題に取り組んでおります。神奈川県内では相模原事業所において、テープ・接着剤・電子材料部品等の製造並びに研究開発の事業活動を展開しております。 相模原事業所は、第一種エネルギー管理指定工場として、従来より省エネ対策に取り組み、設備の運転状況の効率化や計画的な機器の更新を進めてきました結果、省エネ法で要求されている年1%のエネルギー原単位の改善を確実に達成してきました。一方で、平成20年度に入り、世界的な経済危機の影響を受け、製造ラインの統廃合、一時的な操業停止を行いました結果、エネルギー原単位は悪化しましたが、今回の条例制定を機に、さらなる省エネルギーに取り組む所存です。 【目標設定の考え方】 平成22年度に入り、生産状況も上向いてはいますが、厳しい景気情勢は依然として続いています。このような背景の中、5年間での取り組みを目標期間とし、排出量原単位の削減目標としては、省エネ法で要求される年1%を達成すべく目標設定としました。排出合計量の削減目標は、排出量原単位目標を達成するために必要な削減量を設定しました。基準年度が特殊な経済事情の中での実績値であるため、目標達成は容易ではありませんが、これを達成するため、最大限の努力をしてゆく所存です。 |
○エネルギー使用量の管理(3105) 事業所消費電力量を自動収集する管理PCを導入しており、そのモニタリング範囲を拡張させ、データ分析を進める。 ○ボイラー対策(3303) ボイラー給水及びブロー水の水質管理による熱損失の低減。 ○冷凍機対策(3305) 日常巡回点検による冷凍機冷水温度の管理、冷却水ポンプへインバーター導入。 ○空調設備対策(3306) 運転スケジュールの集中管理と運転時間の見直し、ヒートポンプ、蓄熱システムの導入。 ○配管の管理(3601) スチームトラップの点検、性能チェック。 ○変圧器対策(3701) 負荷状況から変圧器統廃合や高効率変圧器への更新による損失の削減。 ○力率管理(3702) コンデンサ設備更新や運用改善による力率の適正化。 ○ファン及びブロア対策(3804) 適正な風量による運転、インバーター導入。 ○コンプレッサー対策(3805) 適正な流量及び圧力での運転。 ○照明設備対策(3809) 活動動線にあった点滅区分最適化、高効率照明器具への置換え。 |
ヒートポンプ式空調設備の導入 |
○ 2001年より「かながわ水源の森林づくり事業」のパートナーとして、下草刈りや枝打ちのボランティア活動や寄付を通じ、この森の保全と整備に努めています。 ○ 相模原の環境をよくする会に加入し、公害を未然に防止し、豊かな自然を守り、うるおいのある生活環境づくりに努め、もって快適な環境の創造に寄与することを目的として、機関紙の発行などの広報活動、河川生物相調査などの調査活動、環境セミナーの開催などの事業活動を行っています。(平成21年度、22年度は会長会社) |
当社では、お客様での環境負荷削減に貢献する製品、あるいは、より少ない環境負荷で製造された製品を「環境ソリューション製品」と位置づけています。その中で、製品のライフサイクル全体で環境効率を改善していくことを目指し、「製品の環境負荷」に対する「製品の顧客価値」の割合を向上した新製品を「EE製品」と定義し、すべての新製品を「EE製品」にすることを目標にしています。 環境負荷を減らした「EE製品」には、大きく分けて以下の3種類があります。 1 設計・製造段階で環境に配慮した製品。省エネ・省資源の観点から設計・製造プロセスを見直した製品が含まれます。また、VOC(揮発性有機化合物)やCFC(クロロフルオロカーボン)といった環境負荷物質の排出を削減した製品もこれにあたります。 2 お客様が使用する段階で環境配慮の効果がある製品。使用に伴うエネルギーや資源の消費、環境負荷物質や有害物質の排出、健康安全への影響などを少なくした製品です。 3 廃棄段階で環境配慮の効果がある製品。リサイクルが可能、重金属を含まない、生分解が可能といったメリットを持つ製品が含まれます。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 相模原事業所 | 相模原市中央区南橋本3-8-8 | 1699 | 他に分類されない化学工業製品製造業 |