事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 東京都文京区関口2-10-8
届出者氏名 藤田観光株式会社  代表取締役社長 末澤和政
主たる業種 宿泊業,飲食サービス業  |  中分類;宿泊業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 24 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○ 弊社では、全社的に平成24年度までに二酸化炭素排出原単位を平成20年度比で6%以上削減を目指しております。
 また改正省エネルギー法に基づき、各事業所では年平均1%以上のエネルギー消費原単位の低減を目指し、温室効果ガスの排出の抑制に努めることにしております。
 箱根小涌園では平成24年度までに二酸化炭素排出原単位を平成21年度比で毎年1%以上削減する目標を掲げ、いろいろな二酸化炭素削減施策を実施してまいります。
○ 自然エネルギー(地熱)で温泉をまかなえる箱根小涌園ではエネルギー使用量の約87%は電力なので、この目標を達成するためにこまめな消灯による無駄な電気の削減、照明器具の省エネ化(LED球の採用、蛍光球の採用、既存球のワット数を下げる、インバータ制御の採用)など、電力を削減する取組みを中心に温室効果ガスの排出量を削減してまいります。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 7,290 tCO2 7,073 tCO2 2.98 %
調整後排出係数ベース 6,000 tCO2 5,822 tCO2 2.97 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 110.99 tCO2/千u 107.7 tCO2/千u 2.97 %
調整後排出係数ベース 91.35 tCO2/千u 88.64 tCO2/千u 2.97 %
原単位の指標の種類 建物延床面積
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由

削減の目標の設定に関する説明

○ 箱根小涌園は省エネルギー法における第一種管理指定工場であり、平成17年度よりエネルギー使用原単位年平均1%以上の改善を目標に取組み、改善してきております。
 排出量も排出原単位も前年比1%減を目標として取り組んでまいります。
○ 箱根小涌園では、自然エネルギーで造られる温泉を最大限活用しております、よって二酸化炭素を排出するエネルギーの87%は電気であり、電力量の削減施策が目標達成のための重要なポイントとなります。
○ 電力量を削減するための具体策として、次のような取組をして参ります。
 ・電力系統図、動力分配図など現状負荷を表す図面の整備。
 ・各建物毎の電力量の把握などデータ管理と分析の強化。
 ・空調機器など電力負荷の大きい動力機器のインバータ制御の促進。
 ・ファン、ポンプのVベルトを省エネベルトへ取替。
 ・高効率の冷蔵庫、冷凍庫への買替の促進。
 ・LED、蛍光球、インバータ安定器など省エネ型照明器具の採用、また買替の促進。
 ・二重サッシや遮光フィルムの導入等、空調負荷軽減策の促進。
 ・こまめな消灯、運転時間の細かな管理による不要・無駄な電力の削減。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○エネルギー使用量の管理対策(1105)
 エネルギー管理システムを導入し、データの多面的な解析で問題点の分析が容易にできるようにする。
○ 空気調和設備対策(1201)
 ファン、ポンプのベルトを省エネ形ベルトへ順次取替、また空調機器を高効率型機器に更新する。
○ 換気設備対策(1204)
 厨房の排気ファンを、排気フード温度センサーによるインバータ制御運転とし省エネを図る。
 ファンのベルトを省エネ型ベルトへ順次取替える。
○ 給湯設備対策(1302)
 配管断熱破損箇所の補修、またバルブ及び熱交換器の断熱ジャケット装着などで熱損失を軽減する。
○ 照明設備(1401)
 LED照明の採用、蛍光球の採用、インバータ安定器への交換などを促進する。
○ 業務用機器対策(1801)
 省エネ型及び新冷媒の冷凍庫、冷蔵庫の導入を促進する。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

○ 平成22年1月 水熱源エコキュートの導入
 温泉排水(廃熱)を高効率エコキュートで加温し高温の温泉を生み出す。これにより、大浴場で再加熱の為燃焼している灯油ボイラの運転を極力停止させ、エネルギー変換(油⇒電気)により二酸化炭素排出量の削減を図っている。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○ 自社所有林の管理(約40万u 水平投影面積)
 毎年、2回巡回(倒木・地盤状況)点検の実施をしており、地球温暖化の防止に貢献している。
○ 温浴施設での地熱エネルギーの活用
 温泉はすべて地熱エネルギーで造り出し、温泉のための化石燃料は一切使用していない。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 箱根小涌園 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1297 7511 ホテル・旅館

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