届出者住所 | 東京都中央区京橋2-4-16 | |
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届出者氏名 | 明治製菓株式会社 代表取締役社長 佐藤尚忠 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;化学工業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
【小田原工場】 小田原工場としては薬品カンパニーが定めた基本方針に従って炭酸ガスについては平成20年度を基準年度として3年間の中期計画を策定し毎年1%削減し3年間で計3%削減することを基本方針として取り組んでいる。具体的には ・各部門ごとに実施できうる省エネ目標を策定し確実に実行すること ・設備の更新時には省エネ設計を盛り込むこと ・省エネ空調の遵守(冷房28℃、暖房20℃) ・不用な照明の消灯励行 ・省エネ分科会活動を通して省エネ対策の掘り起こしと効果ある施策の実行 【足柄研】足柄研究所 環境方針 私たちは、足柄平野の豊かな自然環境の中で、世界の人々の心豊かで健康なくらしに貢献すべく、高品質な薬品・酵素の安定供給のために、それらの製造技術に関して研究開発を進めています。研究開発にあたっては地域環境との調和をはかりつつ、自然や、資源を守るため環境保護活動を推進し、社会に信頼される研究所を目指します。 1.研究開発活動によってもたらされる環境への影響を的確にとらえ、環境負荷の低減に向けた環境マネジメントシステムを構築し、これを継続的に改善しつつ全員で推進する。 2.国、神奈川県、小田原市の環境に関連する規制およびその他個別に定めた要求事項を遵守すると共に、必要に応じ自主管理基準を設定し、管理レベルの向上を図る。 3.研究所内および周辺において以下を重点に推進する。 (1)製造効率を改善し、生産性の向上を図る。 (2)省エネルギーを推進し地球温暖化予防に寄与する。 (3)燃焼設備および排気ガス洗浄設備等の機能の維持向上に努め、大気汚染を予防する。 (4)地下水の有効使用と廃水処理の維持向上に努め水質汚濁を予防する。 (5)産業廃棄物の削減とリサイクル率の向上を図る。 (6)化学物質の適正管理と有害化学物質の使用の極小化に努める。 (7)地域との調和を図るため、研究所内緑地の維持管理と周辺環境の美化、改善を推進する。 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 16,100 tCO2 | 15,617 tCO2 | 3.00 % |
調整後排出係数ベース | 13,800 tCO2 | 13,386 tCO2 | 3.00 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 0.232 tCO2/u | 0.225 tCO2/u | 3.00 % |
調整後排出係数ベース | 0.199 tCO2/u | 0.193 tCO2/u | 3.00 % |
原単位の指標の種類 | 建物床面積 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 | − |
2003年度から2008年度にかけ蒸気ボイラー及び温水ボイラーの燃料を従来のA重油からクリーンエネルギーである都市ガスへ燃料転換することで大幅なCO2の削減を達成した経緯にある(クリーンエネルギーへの燃料転換は蒸気使用量を一定と考えると電気:蒸気に関する工場全体のCO2排出量負荷比≒2:1を勘案し総CO2排出量の約17%の削減に相当する) また2008年度を基準年度とする新たな薬品カンパニーの中期3ケ年計画が策定された(具体的には2008年度を基準年とし3年間毎年CO2排出量を前年比で1%削減し3年間で計3%の削減を達成させる)。 小田原工場についてもその目標に沿って具体的な削減目標を前年実績値の1%削減とし工場環境マネジメント実施計画に反映するとともに工場環境委員会にて各部門に示達した経緯にある。 参考まで2009年度は6月の環境月間で空調・照明の省エネルギー及び廃棄物のリサイクルの推進を重点項目に掲げ以下の項目を実施した。 @空調設定温度の確認 A空調や照明のスイッチオフ徹底 B空調エアーフィルターや蛍光灯の清掃 C廃棄物の分別回収徹底、リサイクル状況の確認 また5号館連休時空調停止、1号館空調機更新時にインバーター化、空圧機の更新に伴うインバーター化と台数制御、ベビコン設置による効率化などのソフト及びハード面の各種省エネ施策を実施した。 その結果2008年のCO2総排出量11915tが2009年度には11288tの実績値となった。 |
1.推進体制の整備 【小田原工場】(3101)省エネ分科会活動を強化、ネタの掘り起しを図り、各種省エネ施策の立案に結びつける 2.主要設備等の保全管理対策 【小田原工場】(3103)蒸気トラップのリスト化、配置図等を作成し保全体制を強化し不良トラップを撲滅する 【足柄研究所】(1103)@蒸気トラップのリスト化、配置図等を作成し保全体制を強化する Aエネルギー系統図の見直し、不要配管の撤去及び効率的な配管敷設 3.空調調和設備対策 【小田原工場】(3306)休日夜間の省エネ空調運転の徹底を図る 【足柄研究所】(1201)休日夜間の省エネ空調運転の徹底を図る 4.冷凍機対策 【足柄研究所】(1202)冷凍機冷却水の回収 5.変圧器対策・受変電設備対策 【小田原工場】(3701)省エネトランス導入による電力ロス削減 【足柄研究所】(1501)省エネトランス導入による節電推進 6.ボイラー対策 【足柄研究所】(1301)高効率ボイラーへの更新 7.コンプレッサー対策 【小田原工場】(3805)台数制御による効率化・高効率機種への更新 8.事務用機器対策 【足柄研究所】(1701)パソコン不要時には電源遮断の実施 9.建物対策 【小田原工場】(3901)@鉄板屋根に遮熱塗料を塗り省エネに結びつける A太陽光発電設備の導入検討 |
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T.【足柄研】 1.アイドリングストップ活動の継続強化 研究所の警務にて受付時のアイドリングストップの励行 2.河川敷(酒匂川)・研究所周辺環境美化清掃の実施 6回/年 3.環境報告会の実施(環境活動報告・所見学と意見交換) 1回/年、近隣自治会役員・小田原市・神奈川県の環境部の方を招き開催 4.雨水排水の管理強化 雨水排水系統にTOC計を設置し、異常時に放流を遮断する 5.環境省主催「ライトダウンキャンペーン」に参加 6.環境パトロールを実施、蒸気洩れ・トラップの不良等を巡視し、エネルギーロスを防止している U.【小田原工場】 1.アイドリングストップ活動の継続強化 物流センター出入の大型トラックに対するアイドリングストップの呼びかけ継続強化 2.グリーン用品活用の推進 コピー用紙、キングジムファイル、ビニールテープ、リサイクルティッシュペーパー、インクカートリッジ、油性ボールペン、再生PET布テープ、インクタンク、OAチェア、パソコンプリンター 3.ライトダウンキャンペーンへの参加(夏至の日、七夕) 4.クリーン酒匂「小田原市自治会総連合主催小田原市後援の河川清掃活動」へ毎年100名以上参加 5.神奈川環境保全協議会活動への参画 |
全社 地球温暖化防止対策としてのCO2削減に向けて、工場における使用エネルギーの転換や製造法の改良、全社でのチァレンジ25キャンペーンへの参加による省エネ対策等を推進している。 T.【足柄研】 休日夜間の省エネ空調システムの導入、冷凍機冷却水のリサイクル化、高効率ボイラー・空調機への更新、事務館照明スイッチへの細分化工事の実施等を実施している。 U.【小田原工場】 1.契約電力量の削減 電力負荷平準化による契約電力量4700kWの削減 2.緑地面積の維持(敷地面積の15%以上確保) 県条例遵守を通して緑地面積継続確保 3.確実生産による製造エネルギーコストの削減 確実生産体制の維持と更なる品質向上推進 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 小田原工場 | 神奈川県小田原市鴨宮1056 | 1652 | 医薬品製剤製造業 |
第2種 | 足柄研究所 | 神奈川県小田原市栢山788 | 1600 | 主として管理事務を行う本社等 |