事業活動温暖化対策計画書
事業者の名称等
| 届出者住所 | 神奈川県海老名市上郷4-3-1 | |
|---|---|---|
| 届出者氏名 | 自動車部品工業株式会社 代表取締役社長 白井幹夫 | |
| 主たる業種 | 製造業 | 中分類；輸送用機械器具製造業 | |
| 特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
| □ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
| □ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 | |
計画期間
| 平成 22 年度〜平成 24 年度 |
事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針
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○ 弊社では、平成20年度に平成25年までの5ヶ年の全社の「環境目的・目標」を立案し、ＣＯ2排出量を毎年1％、5年間で5％削減するという目標を設定し、全社的な取組みを行っている。こうした取組みの中で、神奈川県の計画書制度の対応として計画期間（平成22年度〜24年度の3年間）においては、県内の工場等から排出されるＣＯ2排出量を3％削減するとともに、排出量原単位を毎年1％削減するという目標を設定し対策に取り組んでいく。 ○ この目標を達成するため、これまでも進めてきた電力をはじめ各種エネルギーの効率的利用を促進するとともに、新たな改善に取り組んで行く。 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》
| 基準年度 | 平成 21 年度 （基準排出量の合計量は平成 19 年度から平成 21 年度の平均値として算出） |
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排出量の目標
| 基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
|---|---|---|---|
| 実排出係数ベース | 12,700 tCO2 | 12,319 tCO2 | 3.00 ％ |
| 調整後排出係数ベース | 11,200 tCO2 | 10,864 tCO2 | 3.00 ％ |
排出量原単位の目標
| 基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
|---|---|---|---|
| 実排出係数ベース | 39.1 tCO2/億円 | 37.9 tCO2/億円 | 3.00 ％ |
| 調整後排出係数ベース | 31.1 tCO2/億円 | 30.2 tCO2/億円 | 3.00 ％ |
| 原単位の指標の種類 | 生産高 |
|---|---|
| 原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 |
弊社では、産業用ディーゼルエンジン及び各種車両用機能部品を主に生産しており、小物部品の一つ一つから、大型のエンジンまで、大きさ、生産規模、数量等大きな差があり、生産数量とエネルギーが比例とはならないことから、生産高を原単位の指標とした。 尚、現在、省エネ法の原単位としても、生産高を指標として計算している。 |
削減の目標の設定に関する説明
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○ 弊社では、2003年にＩＳＯ14001の活動をスタートさせ、目的・目標の項目に地球温暖化対策を取り上げ、ＣＯ2排出量削減の目標を毎年1％削減を掲げて活動を推進している。 2003年から2007年までは毎年生産が大きく増え続け（約35％増加）、ＣＯ2総排出量では厳しい状況であったが、設備・機械等運転の効率化や計画的な機器の更新、コージェネレーションシステムの導入等により、原単位排出量では大きく改善が得られた。しかし、2008年秋の米国発の金融危機に端を発した経済環境の大幅な悪化の影響を受け、生産高が激減した為、2008年から2009年は逆に、総排出量は少なくなったが、原単位では厳しい状況となってしまった。 ○ 景気の先行き不透明感は拭えず、生産の動向も3年先は予測しがたい状況ではあるが、更なる効率化を図り、基準年度の排出量から平成22年度から24年の3年間で、3％削減の目標を設定した。 ○ 尚、弊社はいすゞ自動車株式会社のグル-プ企業であり、グループ企業の活動目標としても原単位排出量を前年比1％減として活動を進めている。 |
【参考】すべての工場等（全社）の目標
排出量の目標
| 基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
|---|---|---|---|
| 実排出係数ベース | 16,400 tCO2 | 15,908 tCO2 | 3.00 ％ |
| 調整後排出係数ベース | 12,900 tCO2 | 12,513 tCO2 | 3.00 ％ |
排出量原単位の目標
| 基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
|---|---|---|---|
| 実排出係数ベース | 43.9 tCO2/億円 | 42.6 tCO2/億円 | 3.00 ％ |
| 調整後排出係数ベース | 34.9 tCO2/億円 | 33.9 tCO2/億円 | 3.00 ％ |
| 原単位の指標の種類 | 生産高 |
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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容
工場等における措置
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○推進体制の整備（3101） 省エネ法の改正に伴い、「エネルギー管理統括者」と「エネルギー管理企画推進者」の選任を行い、あらためてエネルギーの管理と改善に努める。 ○管理基準の作成・見直し（3102） 設備・施設等の省エネ対策を徹底するため、主要機器を中心に管理基準の見直しを行う。 ○照明設備対策（3809） 水銀灯及び更新時期がきた照明設備を、順次高効率な蛍光灯へ変更する。また、常時必要のない照明を人に対する感知スイッチを導入し、ムダなエネルギーの消費を避ける。 ○社内焼却設備の稼働停止（3807） 社内で焼却していた廃棄物を社外業者によるリサイクル処理へ変更し、焼却時使用していたエネルギーの削減を行う。 ○社内設備・機械の運転の効率化（3803、3805） 工場生産活動に係わる設備・機械等の稼働について、台数制御、インバータ化等を行い、運転の効率化を図る。 |
新エネルギー等の導入その他の具体的な措置
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○ 太陽光発電装置を導入し（1.62kW）、本社玄関ショールームの電気をメインに活用する予定。 ○ 都市ガスを燃料としたガスエンジンによるコージェネレーションシステムを導入済であり、継続してより効率的な運用を図る。 |
地域の地球温暖化対策の推進への貢献
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○地域の住民（小学生から成人）をお招きして、工場見学並びに省エネをはじめ改善活動の説明を行う。 ○自治体や関連団体のキャンペ−ン・イベント等に参画し、クリ−ンアップ活動等地域への貢献活動を行う。 |
温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組
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○ 弊社製品であるエンジンの性能改善により、燃料消費量の低減を図り、温室効果ガスの排出の抑制に寄与させる。 ○ 同じく、弊社製品である車両用機能部品の低フリクション化、軽量化を図り、燃費の向上により温室効果ガスの排出の抑制に寄与させる。 |
エネルギー管理指定工場等の一覧
| 指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
|---|---|---|---|---|
| 第1種 | 本社・海老名工場 | 神奈川県海老名市上郷4-3-1 | 3113 | 自動車部品・附属品製造業 |