届出者住所 | 東京都千代田区丸の内2-7-3 | |
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届出者氏名 | 三菱電機株式会社 代表執行役執行役社長 山西健一郎 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;電気機械器具製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
三菱電機グループは2021年を目標年とする以下の三菱電機グループの環境経営における長期ビジョン「環境ビジョン2021」を掲げた。 ○「低炭素社会」 @生産時のCO2排出総量30%削減(1990年度基準) A製品使用時のCO2排出総量30%削減(2000年度基準) BCO2を排出しない発電事業への製品・システム提供により発電時のCO2排出量削減 ○「循環型社会の形成」 @製品3Rの推進 A製品への資源投入量の削減 Bゼロエミッション ○「環境マインドの育成」 森林育成/里山保全や「みつびしでんき野外教室」開催 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 41,300 tCO2 | 41,900 tCO2 | -1.50 % |
調整後排出係数ベース | 33,100 tCO2 | 33,600 tCO2 | -1.51 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 14.28 tCO2/億円 | 13.85 tCO2/億円 | 3.01 % |
調整後排出係数ベース | 11.45 tCO2/億円 | 11.1 tCO2/億円 | 3.06 % |
原単位の指標の種類 | 生産高 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 |
神奈川県の各事業所は客先からの受注により製品の設計、製造を行なう個別製品による事業活動を行っている。そのため、エネルギー使用量は製品の受注件数を反映した生産高をエネルギーの原単位指標として設定している。 なお、研究所については当社の事業所(工場)から依頼される研究依頼の総額を原単位としている。 【報告事業所】 当社の事業所は鎌倉製作所、インフォメーションシステム事業推進本部 湘南事務所、半導体・デバイス業務統括部 相模事務所、情報技術総合研究所、神奈川支社の五つの事業所からなるが、神奈川支社は横浜市のため以降の報告書の対象から除外する。 |
当社では、平成18年度より本社指示により各事業所の生産高の0.1%を目処に設備投資を図り、省エネ法で要求されている原単位で年1%のエネルギー効率化を進めている。今後、宇宙事業を始め、事業の拡大が予想されるためエネルギー使用量の増加が見込まれる。しかし、低炭素社会に積極的に取り組むため、基準年度のCO2排出量から原単位で年1%の削減を計画している。 この目標を達成するため、以下の様な施策に取り組む。 @設備更新による省エネ対策の推進 空気調和設備、受配電設備を高効率タイプの機器に更新する。 ALED照明等高効率な照明器具の導入 使用場所を考慮し、Hf照明やLED照明等を計画的に導入していく。 B工場エネルギーの「見える化」による省エネ対策展開 工場エネルギーの「見える化」を進め、きめ細かなエネルギー管理を進め、照明、空調のムダを排除し省エネを図る。 |
○推進体制の整備(3101) 環境管理活動の中で省エネ改善を実施する。 ○管理基準の作成・変更(3102) 設備の省エネ対策を徹底するため、主要機器を中心に管理基準の見直しを実施する。 ○変圧器対策(3701) 2次変電所の配電用変圧器をトップランナー変圧器に更新する。 ○空調設備更新(3306) 老朽化空調設備を高効率タイプに更新するとともにクリーンルームの空調機器では温湿度コントローラの制御方式改善により省エネ化を図る。 ○照明設備対策(3809) 老朽化照明機器を高効率タイプ(自動調光、Hf照明、LED照明)に更新する。 |
○鎌倉製作所 平成15年度に発電能力20kWの太陽光発電設備を導入し、工場内の電力として使用中。 ○情報技術総合研究所 @平成17年度に10kW,平成21年度に102kWの太陽光発電設備を導入し、研究所地区内の電力として使用中。 A平成22年度に太陽光発電設備を備えたスマートハウスを研究所地区に建設中。 |
毎年、以下の教育等を実施している。 ○環境教育の実施 近隣小学校の児童に対し、工場で製造している人工衛星を説明し、人工衛星に親しみをもってもらうと共に、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを観測する人工衛星 「いぶき」を紹介し、宇宙から考える環境保全を説明する。また、工場での環境への取組みを紹介し、子供達一人ひとりが身近に出来る省エネ等について一緒に考え、気付いてもらう。 ○森林保全・緑化推進 近隣の住民と一緒に楽しむ工場の夏祭りに、社員から募った古本、CD等を無償で参加者に提供する「古本まつり」を開催している。このときに森林保全・緑化推進に繋がる募金を呼びかけ、集まった募金は「かながわトラストみどり財団」に寄付して神奈川のみどりの保全に協力をしている。 ○生物多様性教育の実施 7月、江ノ島海岸にて実施している「地引網」等の催しにおいて、「磯の生物観察会」を開催し、磯の生物と人間の係わり合いから太陽光発電まで広い範囲の自然環境と人間の関係について保護者及び子供達に教育を実施している。 ○自然教室を開催 従業員の家族を対象に開催している「森林ハイキング」において、森林の必要性について教育を実施している。 |
○スマートグリッド検証システムにより低炭素化社会に貢献 スマートグリッド向け実証実験用スマートハウスを敷地内に建築し、需要家としてのスマートグリッド向け技術開発を実施中 ○低炭素型の交通管制機器製品の開発、及び市場投入により低炭素化社会に貢献 交通管制機器の省エネ化を図り製品使用時のCO2削減に貢献 ○低炭素型の新材料合金材の開発 電子部品材やコネクター材に用いられる、高強度且つ、高電導率の銅合金(コルソン合金)材を開発、製品化 ○環境経営ソリューションMELGREEN(注)の開発、提供 環境経営ソリューションMELGREENを開発し、空調・照明・OA機器の時間単位でのエネルギー使用量を管理することにより、ムダなエネルギー使用の抑制ができ、温室効果ガスの排出削減に寄与 (注) MELGREEN:弊社が環境経営ソリューションとして開発・販売しているシステム名称で、リアルタイムに使用電力量を建屋毎/階毎/フロア毎に“見える化”を推進するシステム |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 鎌倉製作所 | 神奈川県鎌倉市上町屋325 | 2969 | その他の電子応用装置製造業 |
第1種 | インフォメーションシステム事業推進本部湘南事務所 | 神奈川県鎌倉市上町屋325 | 3911 | 受託開発ソフトウェア業 |
第1種 | 半導体・デバイス業務統括部相模事務所 | 相模原市中央区宮下1-1-57 | 2331 | 伸鋼品製造業 |
第2種 | 情報技術総合研究所 | 神奈川県鎌倉市大船5-1-1 | 3000 | 主として管理事務を行う本社等 |