届出者住所 | 川崎市中原区上小田中4-1-1 | |
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届出者氏名 | 株式会社富士通研究所 代表取締役社長 富田達夫 | |
主たる業種 | 学術研究,専門・技術サービス業 | 中分類;学術・開発研究機関 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 22 年度〜平成 24 年度 |
1.事業者全体の基本方針 弊社は、富士通グループの一員として、富士通グループ環境方針を行動の指針に、特に研究開発活動を通し、環境経営に取り組んでいます。 富士通グループでは、FUJITSU Wayの企業指針の一つとして「社会に貢献し、地球環境を守ります」を掲げ、2010年度からは、第6期富士通グループ環境行動計画を開始し(2012年度まで)、特に地球温暖化対策の分野では、次の3つの目標を設定し活動を進めています。 1.先端グリーンICTの研究開発の強化 2.製品・サービスの環境価値向上とグリーンICTの開発・提供強化 3.自らの環境負荷低減の強化(2012年度末までに温室効果ガスの総排出量をグローバルで1990年度比6%削減) 活動に当たっては、活動拠点を3地区(川崎地区・厚木地区・明石地区)に分け、連携を取りながら推進しています。 川崎地区および明石地区は、研究所と富士通工場が同じ敷地内にあるため、それぞれ富士通株式会社川崎工場、明石工場の環境活動組織としても活動を行っています。 2.県内事業所の基本方針 神奈川県内では、川崎地区・厚木地区でそれぞれ富士通グループ環境行動計画に沿った目標を立て、特に、本計画制度の対象となる事業所(川崎市・横浜市以外のテナント事業所と厚木地区)では、計画期間(2010年度〜2012年度)に排出される二酸化炭素排出量をこれらの事業所全体で2.9%削減する目標を設定し、対策に取り組んでいきます。 ・この目標を達成するため、これまで進めていた電気の節減などの省エネルギー対策を徹底するとともに、老朽化設備の更新時に高効率機器の導入を進めていきます。 ・さらに、地域の地球温暖化対策の推進への貢献としては、使用済みプリペイドカード、切手の回収や、市の「みどりの基金」への募金活動を行います。 |
基準年度 | 平成 21 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 13,700 tCO2 | 13,300 tCO2 | 2.90 % |
調整後排出係数ベース | 13,700 tCO2 | 13,300 tCO2 | 2.90 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 0.42 tCO2/u | 0.41 tCO2/u | 2.40 % |
調整後排出係数ベース | 0.42 tCO2/u | 0.41 tCO2/u | 2.40 % |
原単位の指標の種類 | 使用実行面積 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 | 弊社の神奈川県の施設は、研究開発部門用の建物であり、各研究部隊の期間により不定期に空きスペースが発生致します。そのため、エネルギー使用量と相関関係が近い使用実行面積を指標と考えます。 |
本計画制度の対象となる事業所(川崎市・横浜市以外のテナント事業所と厚木地区)では、排出のほとんどが厚木地区からなされるため、同地区での対策をもとに目標設定を行いました。 目標設定にあたっては、同地区の富士通グループの環境行動計画への寄与をもとに、厚木地区以外の対象事業所の排出も含めた全体で、2010年度〜2012年度の3年間に基準年度の2.9%削減の目標を設定しました。 この目標を達成するため以下の対策に取り組んでいく予定です。 ○老朽化設備の高効率機器への更新 現在保有している設備の老朽化対策として、高効率機器への更新を行っていきます。 |
○受変電設備(1501) 老朽化設備の更新計画を進めるにあたり、最新機器の導入を計画。 ○冷凍機(3305) 老朽化設備の更新にあたり、高効率機器の導入。 (灯油焚き吸収式から運転状態に合わせた最適制御を行うインバータターボ冷凍機への更新を計画。) ○コンプレッサー(3805) 老朽化設備の更新計画を進めるにあたり、高効率機器の導入を計画。 |
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○ 植林活動を行っているNGO(財団法人緑の地球防衛基金)への寄付のため、使用済みプリペイドカード、切手の回収を行っております。 ○ 厚木市「みどりの基金」への募金活動を行います。 ○ 食堂の生ゴミを市内業者へ依頼し、肥料化を行っています。 ○ 紙資源を市内業者に依頼し、リサイクルに活用しています。 |
弊社ではCO2削減につながる技術として以下の研究開発を行っています。 ○仮想試作システム 3次元にシミュレーションできるソフトウェアです。試作の回数を減らせる、ハードの完成前に組み込みソフトの開発を開始できる、遠隔共同設計が可能となる、などの特徴により開発工数を大幅に削減できますので、CO2削減にもつながります。 ○電子ペーパー 限りなく紙に近い電子的な表示媒体です。曲げられる、メモリ性があって超低消費電力、薄くて軽い、カラーで明るいのが特長です。電車の中吊り広告などへの利用が期待され、紙の使用量の低減できます。(紙を作成する際のCO2の削減と労働の際の人間から排出されるCO2の削減が期待される技術です) ○窒化ガリウムデバイス 電子機器の電源装置の電力損失を3分の1以下に低減することが可能となります。例えばデータセンターの消費電力を12%低減することができ、日本全体で年間33万トンのCO2を削減できる効果などが期待できる技術です。 その他の温室効果ガスの排出の抑制等に関する取組としては化学物質の厳密な管理を行っています。 化学物質は、温室効果ガス発生のみならず環境に対して大きな負荷要因となる可能性がありますが、全ての化学物質を適正に管理するために「化学物質管理システム」を用いて使用量等管理しています。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 厚木地区 | 神奈川県厚木市森の里若宮10-1 | 7112 | 工学研究所 |