事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 川崎市幸区鹿島田890-12
届出者氏名 三菱ふそうトラック・バス株式会社  取締役社長 アルバート キルヒマン
主たる業種 製造業  |  中分類;輸送用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 24 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○ 弊社では全社的な方針として「三菱ふそう環境指針」を定めており、そののなかで温暖化対策に関し言及し、目標を環境サスティナビリティプランとして設定している。
 具体的には2010年までに二酸化炭素の排出量を90年比20%以上削減するとの目標を掲げ活動を行っており、県外を含めた全工場の合計で2009年までに50%以上の削減を実施している。
○ 今後も温暖化防止のため継続的に二酸化炭素排出量削減を進めていく。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度 (基準排出量の合計量は平成 19 年度から平成 21 年度の平均値として算出)

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 9,340 tCO2 9,340 tCO2 0.00 %
調整後排出係数ベース 7,910 tCO2 7,910 tCO2 0.00 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 3.86 tCO2/千個 3.74 tCO2/千個 3.11 %
調整後排出係数ベース 3.27 tCO2/千個 3.17 tCO2/千個 3.06 %
原単位の指標の種類 生産量
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由

削減の目標の設定に関する説明

○ 21年度は景気後退により、2直操業の1直化や帰休によるライン停止により大幅な減産となった。よって19年から21年の3年間の平均を基準年として設定した。
○ 二酸化炭素削減のため原単位にて年平均で1%削減することを目標に設定した。原単位の分母は工場の生産個数とした。
○ 生産動向では最終年度までに約5%の増産を見込んでおり、二酸化炭素排出量の増加が予想されるが、基準年と同量の排出量に抑えることを目標とした。
○ これまでの主な取り組みとして全社的な環境サスティナビリティプランを策定し環境保全活動を推進しており、
 工場屋根への遮熱塗料の塗布
 機械加工法変更による稼働率向上
 変電設備更新にあわせて高効率機器の採用等を行ってきた。
 また、製品面ではハイブリッドトラックの商品化等のトラックの低燃費化にも取り組んでいる。
○ 実績としては2009年までに全工場の合計で90年比50%以上の二酸化炭素排出量が削減できた。
 今後も引き続き以下のような取り組みを推進していく。
 @長期連休時の工事用空圧機を設置し生産用空圧機を停止する。
 A空調機の温度設定を遵守する(暖房時18℃ 冷房時28℃)
 B工場及び事務所の照明をシフト間の消灯を徹底
 C照明の新設及び更新時にLED型又は高効率型を導入する。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○推進体制の整備(3101)
 環境マネージメントシステムを有効に活用し目的、目標を設定し実行計画の策定。
 具体的活動展開を行い定期的に見直しの実施。
○主要設備の等の保全管理(3103)
 主要設備の運転記録作成、定期的な保守点検を実施している。
○照明設備対策(3809)
 更新時期にあわせ高効率機器へ変更している。
○コンプレッサー(3805)
 小容量空圧機の導入によるエネルギー負荷の軽減。
○空気調和設備(3306)
 空調機の温度設定を遵守する。(暖房時18℃ 冷房時28℃)
○照明設備(3809)
 工場及び事務所の照明をシフト間の消灯を徹底。
 照明の新設及び更新時にLED型又は高効率型を導入する。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

 新エネルギー等の導入に関し、今後の検討課題とする。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○ 省燃費運転についてホームページで公開している。
 暖気運転は短めに、空ぶかし厳禁、ちょうどいいエンジン回転で走る等10項目についてポイントを解説している。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○ 弊社の製品であるトラック・バスは使用中の二酸化炭素排出量が多い製品であるため、積極的な燃費向上に取り組んでいる。
 その一例としてハイブリッドトラック及びバス、尿素還元式SCR、エコドライブ支援システム等を開発、製品化している。
 また、取引先にエコドライブの実施を書面にて依頼し、輸送に関する二酸化炭素削減にも取り組んでいる。
○ 交通エコロジー・モビリティ財団の認定を受けたトラックのエコドライブ講習を実施している。
○ 廃棄物の削減、分別の徹底による二酸化炭素削減にも取り組んでおり全工場の合計で99%以上のリサイクル率を達成している。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 中津工場 神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4001 3111 自動車製造業

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