事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県伊勢原市鈴川56
届出者氏名 横浜機工株式会社  取締役社長 升谷治樹
主たる業種 製造業  |  中分類;輸送用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 22 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○ 当社では日発グループ環境方針に基づき平成19年度基準で絶対量で20%以上の削減と省エネ法に基づく原単位毎年1%以上の削減を目指して省エネ活動に取り組んでいます。
○ 平成22年度は平成19年度比絶対量で36%、原単位で10%の削減計画です。
 前年比では絶対量で2.53%、原単位で8.87%の削減計画となります。
○ これらの目標達成のため、電力の節減や燃料の削減対策を進めています。
※ 当社は平成23年4月に会社分割を予定しており、エネルギー使用量が1,000KL以下の横浜事業所のみとなりますので、特定事業者区分対象から外れます。従って、本計画は平成22年度を最終年度として計画しています。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 9,500 tCO2 9,260 tCO2 2.53 %
調整後排出係数ベース 8,440 tCO2 8,210 tCO2 2.73 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 1.465 tCO2/百万円 1.335 tCO2/百万円 8.87 %
調整後排出係数ベース 1.302 tCO2/百万円 1.184 tCO2/百万円 9.06 %
原単位の指標の種類 生産金額
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由  当社は県内に2事業所を持ち、その内の伊勢原事業所は生産重量で、横浜事業所は生産金額を指標として管理しています。今回報告は、両事業所に共通している生産金額での評価としました。

削減の目標の設定に関する説明

 当社では、ISO14001を、平成12年に横浜事業所が認証取得し、平成19年には伊勢原事業所が拡大認証取得しています。
 また、平成11年に伊勢原事業所がエネルギー管理指定工場の指定を受けていることもあり、かねてから省エネ活動に取り組んできました。
 目標年度の数値は、平成22年度の売上げ計画及びエネルギー使用量の予算によるものです。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○推進体制の整備(3101)
 環境マネジメントシステムによる推進体制の中で、省エネ法に基づく総括管理者ならびに企画推進者はそれぞれ環境管理責任者及び環境事務局が担当し、二酸化炭素排出量の削減を推進しています。
○管理基準の作成変更(3102)
 主要設備の省エネ対策を推進するため、主要機器を中心に管理基準の見直しを行っています。
○加熱設備対策(3301)
 加熱炉の開口部の見直しと断熱対策により燃料使用量の削減を図ります。
○変圧器対策(3701)
 動力用変圧器3相500kVAの負荷対策として750kVAに更新する際に省エネタイプにより鉄損及び銅損の低減を図ります。
○加熱設備(3301)
 遮熱塗料の採用による炉壁からの放熱防止と熱効率向上を図ります。

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

 平成18年の伊勢原事業所拡張時、植物生態学者であり「いのちの森づくり」活動家でもある宮脇昭横浜国大名誉教授の指導のもと、伊勢原市、神奈川経済同友会、毎日新聞社の後援を得て、工場敷地南側緑地(約700u)に54種、3,400本の植樹を行いました。植樹にはタブ、カシ、シイの高木を主役とした伊勢原事業所の自然環境と土地に適合する樹種が選ばれ、社員はもちろん、市内の小学生70人やボランティア団体も含めた総勢250名が参加しました。植樹当時わずか30cmに満たなかった苗も、4年を経た現在、そのほとんどが4mを超す高さにまで成長し、工場内の緑化活動としてだけではなく、地域における環境対策の一環としても注目を集めています。いのちの森へと成長を続ける植樹帯を、従業員全員で見守り、維持管理しています。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○ 横浜事業所の照明事業部では、メーカーと協力してLED照明器具の開発を行っています。
○ 伊勢原事業所のばね事業部では、ばねの熱処理を行う際に、熱処理工程が短縮される材料および加工方法の開発を関係会社と協力して行っています。
○ 伊勢原事業所のばね事業部では、製品の中空化による軽量化の開発を行っています。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 本社伊勢原事業所 神奈川県伊勢原市鈴川56 3113 自動車部分品・付属品製造

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