事業活動温暖化対策計画書

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県厚木市下荻野1,030
届出者氏名 学校法人幾徳学園  理事長 中部謙一郎
主たる業種 教育,学習支援業  |  中分類;学校教育
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 22 年度〜平成 26 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

 本学では、神奈川県地球温暖化対策推進条例に合わせ、毎年予算化に向け各施設設備の整備を推進するため見直し修正しながら作成している施設設備の中長期プランに基づき「地球温暖化対策のための施設設備の中長期プラン」を作成し、10年間で二酸化炭素排出量を10%削減するという目標を設定し、学内全体で取り組くんで行く。また、改正省エネ法の施行に合わせて、エネルギー管理統括者とエネルギー管理企画推進者の下にエコ活動推進室を組織とする体制に見直し常駐職員1名が学内全てのエコ活動推進と共に、学生・教職員による省エネルギーとCO2削減に向けた取り組みを行っていく。  エコ活動の推進として本学は、エコマニフェスト10箇条を掲げ「エコ活動」を宣言し、地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」がスタートしたことを受け、学内の全員がキャンペーンに登録し、温室効果ガスの削減に貢献することを目指している。また、2000年から省エネ法のエネルギー管理指定工場の指定を受け、特にハード面の取り組みとして各棟空調用ポンプ類のインバーター化、照明安定器のインバーター化、白熱電球から蛍光灯式型への切り替えなど着実に省エネルギーを推進させ、さらに、キャンパス再開発事業(平成16年度から平成20年度)にあわせて、キャンパスの省エネルギー化対応として廊下・トイレなど共用部の照明への人感センサー化、講義室・実験室・研究室などの照明の外光センサー化、空調関係では全熱交換機、高COP空調機,外気自動導入システム(ナイトパージ)などの導入、空調リモコンの温度設定範囲の限定化、太陽光発電システム(19.14kW)設置、ハイブリッド式外灯の設置などを推進させ、合わせて設備運転状況の計画化、見直しと効率化、計画的な機器更新などを着実に推進してきた。また、学食などで使用した食用油を回収しバイオ燃料(BDF)を精製し学園バスの燃料として使用し運行させるなどを推進してきた。さらに、エコ活動推進室を中心とする学生ボランティアサークル「チームみどり」による学内エコ活動や地域の住民と連携したキャンドルナイトの実施、また、省エネ勉強会を実施するなど、学生・教職員による省エネルギーとCO2削減に向けた取り組みを行っている。こうした取り組みの中で、神奈川県の計画書制度の対応として計画期間(平成22年度〜26年度の5年間)においては、学内から排出される二酸化炭素排出量と排出量原単位を毎年1%削減させるという目標を設定し対策に取り組んでいく。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 21 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
実排出係数ベース 4,160 tCO2 3,952 tCO2 5.00 %
調整後排出係数ベース 3,460 tCO2 3,287 tCO2 5.00 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
実排出係数ベース 0.091 tCO2/u 0.0865 tCO2/u 5.00 %
調整後排出係数ベース 0.0757 tCO2/u 0.0719 tCO2/u 5.00 %
原単位の指標の種類 空調床面積
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由  本学のエネルギー使用設備の48.8%が空調機設備容量となっているため、建物の空調する床面積を指標とする原単位に設定している。

削減の目標の設定に関する説明

 本学では2000年から省エネ法のエネルギー管理指定工場の指定を受け、省エネ対策の取り組みとしてハード面(設備)の対応推進させてきた。また、ソフト面の対応として2008年よりエコ活動推進室を設置・組織させ常勤1名の職員を配置し、学内全てのエコ活動の推進をすると共に、学生・教職員による省エネルギーとCO2削減に向けた取り組みとして、本学では、エコマニュフェスト10箇条を掲げ「エコ活動」を宣言し、地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」がスタートしたことを受け、学内全員がキャンペーンに登録し、温室効果ガス削減に貢献することを目指している。また、エコマニュフェスト冊子を作成し全学生と全教職員へ配付とホームページに掲載、学内食堂などで使用した食用油を回収しエコ推進室がバイオ燃料(BDF)を学内で精製させ学園バスの燃料として使用させている。さらに、エコ活動推進室を中心とする学生ボランティアサークル「チームみどり」と省エネルギー推進教職員による学内エコ活動(各講義室の照明・空調切り忘れなど)巡回を毎週定期的に実施や、夏場の打ち水、省エネ勉強会、地域の住民と連携したキャンドルナイト,環境・エネルギーシンポジウム(2010)の開催をしている。また、学生が自由に所属学科以外の地球環境への取り組み授業(Stop the CO2 Project)を受講できる学科横断型カリキュラムで地球環境問題に少しでも学生が興味を示す取り組みを推進し、学生・教職員による省エネルギーとCO2削減に向けた取り組みにつなげ、省エネ法で要求されているエネルギー年1%削減に向けて全学をあげて取り組んできた。今後も引き続きソフト面の対応を強化させ省エネルギーとCO2削減に向けた取り組みを推進していく。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○ファンベルトの省エネ型への切り替え(1201)(1204)
○空調設備送風機容量の見直し適正化(1201)
○冷却水入口温度の適正化による効率改善(1202)
○エアーフィルター等の交換(1201)
○省エネルギー型空調設備の導入(1201)
○ガラスに遮光フィルムを貼り断熱性能の向上対策による室内の空調負荷の削減(1901)
○屋上緑化による屋上の断熱対策による室内の空調負荷の削減(1901)

新エネルギー等の導入その他の具体的な措置

○太陽光発電パネル2棟計19.14kW=21年度実績10,347kWh/年
○ハイブリッド式外灯3基内1台LED

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○環境教育の実施
 地域の小学校や中学校、また、高校への出前授業の実施。
 地元の小学校や中学校と高校に地球温暖化の現状と本学が取り組んでいる対策について講演を実施する。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 神奈川工科大学 神奈川県厚木市下荻野1,030 8161 大学

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