4. 緩和や適応などの対策神奈川県の取組

　神奈川県では、神奈川県地球温暖化対策計画を策定し、地球温暖化の防止を図るための取り組み（緩和策）と地球温暖化への適応を図るための取り組み（適応策）を推進しています。

　神奈川県地球温暖化対策計画は、事業者や県民の皆さんの自主的な温暖化対策の促進を図り、化石燃料に依存したエネルギー多消費型の社会から地球環境への負荷が少ない低炭素社会への転換を促すため、県の地球温暖化対策に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図る計画です。

　神奈川県では、地球温暖化の防止を図るための取り組み（緩和策）としては、2030年度の県内の温室効果ガスの総排出量を、2013年度比で27％削減することを目指します。

　地球温暖化への適応を図るための取り組み（適応策）としては、神奈川県における地球温暖化の影響を予測するとともに、その評価を整理し、その影響に対処するための施策を実施します。

　さらに、「2050年脱炭素社会の実現」や「かながわ気候非常事態宣言」を発表しており、災害に強いまちづくりなどの「適応策」と温室効果ガスの削減を図る「緩和策」などに「オール神奈川」で取り組んでいくこととしています。