パスポートの読みかた等
パスポートは、海外で国籍・氏名・年齢など、自分が何者であるかを具体的に証明できる身分証明書です。
出入国時には必ずパスポートを呈示しなければなりませんし、外国滞在中に事件に巻き込まれた場合など、必要に応じていつでもどこでも呈示を求められます。
このページでは、パスポートの保管上の注意や身分事項ページの読みかたについてご説明します。
旅券の保管上の注意
- ICチップに異常をきたす恐れがありますので、強い衝撃を加えたり、高温多湿の場所や磁気の強い場所での保管は、避けてください。くわしくは、パスポート中央のICチップを組み込んだカード部分をお読みください。
- 防虫剤の影響により、パスポートのラミネートが変色する可能性がありますので、防虫剤とは一緒に保管しないようにしてください。
- パスポート裏表紙の内側にある所持人記入欄または緊急連絡先以外は何も書かないでください。また、シールも貼らないでください。
身分事項ページの読みかた
身分事項のページには、所持人の顔写真・所持人自署(サイン)・氏名・生年月日や、旅券番号、パスポートの有効期間満了日等が記載されています。ご自身のパスポートの記載事項をご確認ください。
1月 | JAN |
---|---|
2月 | FEB |
3月 | MAR |
4月 | APR |
5月 | MAY |
6月 | JUN |
7月 | JUL |
8月 | AUG |
9月 | SEP |
10月 | OCT |
11月 | NOV |
12月 | DEC |
- 顔写真
- 申請時に提出した写真がパスポートに転写されます。
- 型
- 「P」(Passportの略)
- 発行国
- 「JPN」(JAPANの略)
- 旅券番号
- 英字2桁と数字7桁の旅券番号
- 姓/名
- 原則としてヘボン式ローマ字(大文字)で記載。
- 国籍
- 日本はJAPAN
- 生年月日
-
「DD MMM YYYY」(日月年)の形式で記載。
「MMM」は英語の月名の省略表記。(以下同様)
例:20 FEB 1979 ⇒ 1979年2月20日生まれ
- 性別
-
男性は「M」(MALEの略)
女性は「F」(FEMALEの略) - 本籍
- 本籍の都道府県名のみヘボン式ローマ字(大文字)で記載。
- 発行年月日/有効期間満了日
- 「DD MMM YYYY」(日月年)の形式で記載。
- 所持人自署
- 申請書に記入した署名がそのまま転写されます。
- 発行官庁
- 「MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS」(外務省の英語表記)
- 機械読み取り部分
-
ICAO(国際民間航空機関)で国際標準化された44桁2行で構成される旅券情報。
この部分が汚損、破損すると、出入国審査時に支障をきたす恐れがあります。
パスポートを紛失したら
有効中のパスポートをなくした場合は、速やかに紛失届を提出してください。くわしくは、紛失届をご覧ください。