ホーム > 電子県庁・県政運営・県勢 > 地方分権・自治・外交 > 県議会・条例その他議案 > 神奈川県議会 > 神奈川県議会 代表質問・一般質問(「議会かながわNo.180」より 令和5年11月20日発行)
更新日:2024年3月6日
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代表質問・一般質問議会かながわNo180
ページの都合上、質問・答弁の一部を掲載しています。詳しくは、神奈川県議会会議録をご覧ください。
会派名・選挙区は、質問時点のものです。
9月12日(火曜日)代表質問|9月13日(水曜日)代表質問|9月14日(木曜日)代表質問
9月19日(火曜日)一般質問|9月20日(水曜日)一般質問|9月22日(金曜日)一般質問|9月25日(月曜日)一般質問
高橋 栄一郎 (たかはし えいいちろう) |
自民党 |
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問 児童相談所の支援の質の向上に向け、第三者による業務に対する評価について、どのように取り組んでいくのか、知事の見解を伺う。
答 児童相談所への第三者評価の導入に向け、評価機関との調整を進めるとともに、評価の結果、指摘された改善点を、日々の支援に速やかに反映する仕組みについても、早急に検討を進めていく。こうした取り組みにより、児童相談所業務の質の向上を図ることで、かけがえのない子どものいのちを守っていく。
問 医療事故の事案を踏まえ、県民の信頼を取り戻し、県民が安心できる質の高い医療の提供に向け、県立病院機構の設置者である県として、今後、どのように取り組んでいくのか、知事の見解を伺う。
答 機構本部や病院に対して、改革の進捗状況を徹底的にチェックするとともに、機構の行動計画の内容を、令和7年度からの第四期中期目標に反映していく。県立病院が、安全で質の高い医療を提供し、患者や家族に寄り添った病院として、皆様から信頼を得られるよう、病院機構に対し、しっかりと指導・支援を行っていく。
問 森林環境譲与税の活用について、その課題をどのように認識し、今後、県としてどのように対応していこうと考えているのか、知事の見解を伺う。
答 各市町村の将来の活用計画を、とりまとめて公表し、取り組みの更なる「見える化」につなげていく。また、新たな測量技術の研修を実施するなど、市町村のニーズに応じた支援を進めながら、森林環境譲与税の有効活用に向けてしっかりと取り組んでいく。
このほか税収見通しと今後の財政運営、神奈川県再犯防止推進計画、危機管理体制の強化、教職員の不祥事の根絶の取り組みなどについて質問しました。
中村 武人 (なかむら たけと) |
⽴憲⺠主党・かながわクラブ |
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問 障がい者の投票状況の把握をどう認識し、投票支援にどう取り組むのか、選挙管理委員会書記長の所見を伺う。
答 障がい者の投票状況の把握が可能か、できるだけ多くの障がい者団体にヒアリングを行い、障がいの種別ごとの状況を分析の上、市町村選挙管理委員会と共有する。障がい者の投票の障壁を把握し、解消に取り組むことで、更なる投票支援に努めていく。
問 特殊詐欺の被害状況等をどう分析し、今後、どのような対策に取り組んでいくのか、警察本部長の所見を伺う。
答 オレオレ詐欺と還付金詐欺が高止まりの状況で、架空料金請求詐欺などが増加傾向にある。実行犯だけでなく犯罪組織に対し、中枢人物の検挙や犯罪収益のはく奪等、打撃を与える対策を推進する。迷惑電話防止機能付き電話機や留守番電話の常時設定の普及促進、子や孫の世代への広報啓発活動の推進、高齢者への積極的な声掛け等の金融機関等との連携など、官民一体となった被害防止対策を継続的に推進する。
このほか法定雇用率の引き上げに伴う障がい者の雇用促進、災害拠点病院等における浸水対策などについて質問しました。
脇 礼子 (わき れいこ) |
かながわ未来 |
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問 こども基本法に基づき策定する「県こども計画」を、子どものニーズに合った実効性のある計画にするため、子どもや市町村の意見をどう聞き取っていこうと考えるのか、知事の所見を伺う。
答 県内全市町村に出向きヒアリングを行った。また、子どもの集まる場所に出向き、困りごとや要望を聞き取るアウトリーチの取り組みを進める。さらに、計画内容を審議する会議に、子どもにも参画してもらい、施策に反映させる。
問 警察職員に対し、障がい者への理解促進のため、どのような取り組みを行っているのか、また、今後どう取り組んでいくのか、警察本部長の所見を伺う。
答 採用時に県障がい者支援施設長による講義や施設での体験学習を行うほか、昇任時の教養や地域警察活動の専務教養、職員全体向けの職場教養等で理解を深めている。今後は、各職場でも部外有識者の知見を学ぶ機会を取り入れるなど、各種取り組みを推進する。
このほか「生命(いのち)の安全教育」の更なる推進、災害廃棄物処理対策、カスタマーハラスメント対策、令和6年度当初予算編成などについて質問しました。
市川 よし子 (いちかわ よしこ) |
立憲民主党 |
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問 放課後児童クラブの待機児童対策と利用料の支援について、今後どう取り組むのか、知事の所見を伺う。
答 今後も利用ニーズの増加が見込まれることから、受け皿の増に向け、放課後児童クラブや放課後児童支援員の確保策を検討する。また、利用料については、一部の市町村での低所得世帯やひとり親世帯への独自の軽減措置の実施状況や効果について、ヒアリングを行い、支援の在り方を検討する。
問 精神科病院での虐待事件や精神保健福祉法の改正を踏まえ、現在の精神医療の在り方を見直し、より人権に配慮した適切な精神医療の提供について、検討すべきと考えるが、県としてどう取り組むのか、知事の所見を伺う。
答 患者目線での精神科病院の状況把握の有効な方法について、関係団体等と意見交換し、調査を行う。また、新たに専用の通報窓口を設け、通報や相談に迅速かつ的確に対応していく。
このほか地域防災における高層マンション防災、県営水道事業における生活困窮者への対応、子ども・子育て支援の充実などについて質問しました。
佐々木 正行 (ささき まさゆき) |
公明党 |
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問 防災DXの推進を図るべきと考えるが、どう取り組むのか、知事の所見を伺う。
答 県総合防災センターにVR体験プログラムを導入するほか、防災分野のデータ統合連携基盤を活用し、ハザードマップに土砂災害など危険度の高まりを示す情報を重ね合わせる仕組みを構築する。また、マイナンバーカードなどを避難対策に活かす実証事業に着手するとともに、マイ・タイムライン※1のアプリ開発を検討し、普及促進につなげる。
問 心不全パンデミックに陥らないよう、どう取り組むのか、知事の所見を伺う。
答 東海大学付属病院の協力を得て、地域連携パスを含む医療連携体制を検討する。また、心臓リハビリテーション設備を整備する医療機関に対し、補助を行うほか、新たなリーフレットの作成やハイリスクな方への受診勧奨を行う。
このほか富士山の噴火も視野に入れた災害時医療、介護ロボット普及促進、認知症施策の推進、県の孤独・孤立対策の取り組みなどについて質問しました。
※1 マイ・タイムライン
大雨により河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を、時系列的に整理した住民一人ひとりの防災行動計画のこと。
※2 心不全パンデミック
心不全患者が激増すること。
松川 正二郎 (まつかわ しょうじろう) |
日本維新の会 |
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問 子ども食堂等の活動と連携し、体験格差の是正につながる取り組みを進めるべきと考えるが、知事の所見を伺う。
答 全ての子どもたちが、身近な場所で安価に体験活動ができるよう、子ども食堂や地域のスポーツクラブ等の団体と連携し、様々な体験や活動ができる子どもの居場所づくりを推進していく。
問 災害への備えや自衛官募集への協力等の観点から、自衛隊との連携をより深める必要があるが、知事の所見を伺う。
答 自衛隊の退職幹部を受入れているほか、自衛隊が参加した訓練等を行っている。若者の認知度向上のため、自衛官募集ポスターの作成・掲示やSNSを活用した周知等効果的な広報に取り組んでいる。
このほか私立高校における授業料への支援、県庁のデジタル専門人材、高齢者への就労支援、県立高校の地理総合の授業などについて質問しました。
武田 翔 (たけだ しょう) |
自民党 |
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問 本県農業を取り巻く環境変化に対応して、都市農業の推進にどう取り組むのか、知事の見解を伺う。
答 若手農業者の新規就農時におけるトラクター等の導入費補助等により、新たな担い手確保に向け取り組みを強化する。また、スマート技術の導入支援により地域ぐるみでの生産性の向上を図るとともに、太陽光発電等を利用したビニールハウス暖房装置の導入による化石燃料に依存しない持続的脱炭素農業モデルを普及させていく。
問 次の世代を担う若者たちが、過去の戦争の実態に触れ、戦没者に対する追悼と戦争の記憶の継承に関心を持つことができるようどう取り組むのか、知事の見解を伺う。
答 県戦没者追悼式の運営に携わってもらうため、式典参加への呼び掛けを強化するほか、南方諸地域戦没者追悼式では、県内で作られた折り鶴を捧げるなど、広く県民が参加できるよう取り組む。
このほか今後の観光の核づくり事業、海洋ツーリズムの今後の展開、危険ながけ地からの移転促進、ストーカー事案への対応などについて質問しました。
ます 晴太郎 (ます せいたろう) |
自民党 |
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問 本県の畜産業をどう支援するのか、知事の見解を伺う。
答 飼料価格高騰による負担軽減のため、補正予算で輸入乾牧草の購入経費等の支援を実施しつつ、エコフィード※3の活用、飼料用米等の国産飼料への転換促進に取り組む。農家と事業者間のエコフィードのマッチングプラットフォーム※4を11月に本格稼働させるほか、飼料用米を積極的に周知し、休耕田を活用した作付面積の倍増を目指す。
このほか保育士確保対策の更なる充実、動物愛護センターにおける収容状況の改善、海のドローンの活用などについて質問しました。
※3 エコフィード
食品残さ等を利用して製造された飼料のこと。
※4 マッチングプラットフォーム
ものやサービスの提供者と利用者をつなぐ仕組みのこと。
森田 学 (もりた まなぶ) |
立憲民主党・かながわクラブ |
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問 県内の現状を踏まえ、県民の安全・安心を高める観点から、県は積極的に病院の耐震化に取り組む必要があると思うが、今後、どう進めていくのか、知事の所見を伺う。
答 耐震化が完全に完了していない病院に対し、国庫補助を活用した耐震化工事の支援について、県病院協会と連携して改めて周知し、活用を呼び掛ける。必要に応じて県も個別に病院に連絡し、具体的な相談に応じていく。
このほか子ども・子育て基金の活用、ゼロゼロ融資、県立学校における教育環境の整備、不法投棄対策などについて質問しました。
佐藤 けいすけ (さとう けいすけ) |
かながわ未来 |
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問 今後、流域治水に対する県民意識の向上に、どう取り組んでいくのか、知事の所見を伺う。
答 施設見学会と併せた流域治水の考え方を説明するイベント「流域治水かながわ」の開催や取り組みのホームページでの公表に加え、市町の防災講座で水害の歴史や治水上の課題を学ぶ機会をつくるなど、自分事化を促す。また、防災教育教材を活用し、若い世代の意識向上を図る。
このほか睡眠を通じた健康づくり推進、鳥インフルエンザ対策、外国につながりのある児童・生徒への指導・支援などについて質問しました。
野内 みつえ (のうち みつえ) |
立憲民主党 |
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問 大和市内の渋滞緩和や児童等の安全安心の確保に向け、県道丸子中山茅ケ崎の整備と、交差点の安全対策に、今後、どう取り組むのか、県土整備局長の見解を伺う。
答 今年度は、埋蔵文化財調査に時間を要していた横浜市境付近において、年度末を目標に歩道の工事を行う。交差点の安全対策として、車止めの設置要望があった交差点について、地元の警察署と調整し、順次、設置を行う。
このほか要配慮者の視点を踏まえた災害対策、子どもの自殺対策、高齢のおひとりさま※5支援などについて質問しました。
※5 高齢のおひとりさま
高齢期から死後にかけて助けてくれる人がいないリスクが高い人のこと。
藤井 深介 (ふじい しんすけ) |
公明党 |
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問 中小企業のSDGsの取り組みを、今後どう支援していこうと考えているのか、知事の所見を伺う。
答 今後、SDGsパートナー同士の連携の促進に向けたミーティングの活用に加え、中小企業の企業価値を熟知し、日常的な取引で密接な関係を有する地域金融機関と連携して、中小企業に対する支援を強化し、民間におけるSDGsの実現に向けた動きを加速させていく。
このほか視覚障がい者等に対する情報提供、大雨に対する道路の防災対策、改造車両による騒音対策などについて質問しました。
日浦 和明 (ひうら かずあき) |
日本維新の会 |
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問 災害時の備えとして、県は、県民の自助の意識の向上に努め、県民自らが必要物資の備蓄を行うよう普及啓発が必要と考えるが、どう取り組むのか、知事の所見を伺う。
答 来年度までの2か年で地震被害想定の見直しを進める中で、災害発生後の時間経過でどのような物資が不足するかや、自助による備えとして何が重要かなど様々な視点から検討し、その結果を次期地震防災戦略に反映させる。
このほかふるさと納税、浄水場の火山対策、電動キックボード等の交通安全対策、県立高校の労働に関する教育などについて質問しました。
難波 達哉 (なんば たつや) |
自民党 |
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問 市町村が更なる広域的な連携を進めようとしている中、どのように支援していくのか、知事の見解を伺う。
答 県は、市町村の広域連携に関する法的解釈についての助言・指導や市町村間の利害関係が生じた際の調整を行う。また、広域連携を行う市町村等に対し、補助金の補助率や補助額を通常よりも引き上げるとともに、貸付金も低金利とするなど、広域連携実現に向けた後押しをする。
このほか丹沢大山エリアの観光振興、宮ヶ瀬湖の湖面利用、県央やまなみ地域における鳥獣被害対策の広域連携などについて質問しました。
米村 和彦 (よねむら かずひこ) |
立憲民主党・かながわクラブ |
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問 県内在住者に限定している動物愛護センターの保護動物の譲渡先の見直しが必要と考えるが、知事の所見を伺う。
答 今後はより多くの保護動物に飼い主が見つかるよう、飼い主の居住地の条件を緩和し、申込手続や譲渡後の飼育状況の確認方法など、県外の方が利用するために必要なルールを整備する。保護動物の譲渡を着実に進め、「ペットのいのちも輝くかながわ」の実現を目指す。
このほかスクールソーシャルワーカーの資質向上、福祉車両の自動車税の減免対象などについて質問しました。
大村 悠 (おおむら ゆう) |
自民党 |
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問 自治体や企業、スポーツ関係団体などが情報や意見を交換するプラットフォーム等を活用しながら、今後、どのようにプロスポーツチーム等と連携したスポーツ施策を推進していくのか、知事の見解を伺う。
答 プラットフォームでテーマを募集し、分科会等を設けて意見交換を行い、事業化につなげる。プラットフォームを活用し、プロスポーツチーム等と相互連携を図る。
このほか周遊観光の促進、キャリア教育(県立高校生学習活動コンソーシアム※6)、障がい者の社会参加促進などについて質問しました。
※6 コンソーシアム
共通の目的を持つ複数の組織が協力するために結成する共同体のこと。
あらい 絹世 (あらい きぬよ) |
自民党 |
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問 がん患者や家族の不安を軽減するため、家計など個別の経済的な悩みの相談に対応できる体制整備が必要と考えるが、どう取り組むのか、知事の見解を伺う。
答 患者や家族の希望に応じて、経済的な悩みに対応できるよう、ファイナンシャルプランナー等の専門家による個別相談について、医療機関や患者団体の意見を聞き検討を進め、がん相談支援センターの相談体制の充実を図る。
このほか定期購入の契約トラブルへの対応、中小企業のビジネスケアラー支援、ひきこもり支援などについて質問しました。
田中 信次 (たなか しんじ) |
自民党 |
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問 2027年国際園芸博覧会は、本県の都市農業をPRするうえで絶好の機会と考えるが、県としてどのように対応していくのか、知事の見解を伺う。
答 今後、オール神奈川で博覧会を盛り上げ、成功に導くため、県は博覧会協会と連携して県内市町村に参加を呼び掛けていく。また、開催地の県として、この博覧会に自ら出展していくことについて、検討していく。
このほか若年性認知症のピアサポート※8支援、高等教育の修学支援新制度、私立幼稚園の教育環境充実支援などについて質問しました。
※7 国際園芸博覧会
国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献を目的に、国際園芸家協会の承認に加え、国際博覧会に関する条約に基づく博覧会国際事務局の認定を受けて開催される国際的な博覧会のこと。2027年に横浜市の旧上瀬谷通信施設(米軍施設跡地)で開催される。
※8 ピアサポート
「ピア」は英語のpeerで、仲間、対等、同輩を意味し、「サポート」は英語のsupportで援助を意味する。同じような立場や課題に直面する人がお互いに支え合うこと。
市川 和広 (いちかわ かずひろ) |
自民党 |
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問 湘南東部障がい保健福祉圏域における重症心身障がい者の支援の充実に向けた対応について、知事の見解を伺う。
答 グループホームの設置補助などの地域資源の充実や小児医療機関等に短期入院で受け入れるメディカルショートステイ事業の実施の働き掛けを行う。また、当該圏域の重症心身障がい者への必要な支援体制について、本人、家族や関係市町村、事業者、医療関係団体等と検討する。
このほか手話言語の推進、ワインを通じた観光振興、慢性腎臓病対策、脱炭素の自分事化に向けた取り組みなどについて質問しました。
楠 梨恵子 (くすのき りえこ) |
自民党 |
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問 女性ホルモンのバランスを含む健康づくりへの支援について、どう取り組んでいくのか、知事の見解を伺う。
答 「未病女子navi」※9をリニューアルし、新たな動画を作成するほか、未病センターの相談で女性ホルモンの課題に対応できるよう調整する。市町村等と連携し、女性の健康づくりに繋がるプログラムの充実を図るとともに、「かながわ健康プラン21」に女性の健康を位置付ける。
このほか園芸博覧会に向けた花育推進、網膜色素変性症対策、かながわPayによるキャッシュレス普及促進などについて質問しました。
※9 未病女子navi
県が女性の健康・未病の知識普及を目的に情報を提供しているサイトのこと。
細谷 政幸 (ほそや まさゆき) |
自民党 |
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問 元相模原青陵高校跡地について今後どう利活用していくのか、総務局長の見解を伺う。
答 元相模原青陵高校を含む「麻溝台・新磯野地区」は、相模原市が土地区画整理事業によるまちづくりを予定しており、県は民間売却を検討している。まちづくりが円滑に進むような売却先の選定手法等について市と意見交換、検討するとともに、老朽化した校舎等の除却を進める。
このほか
県民協働の森林づくり、JR相模線の輸送力改善、融資の返済が困難な中小企業への支援などについて質問しました。
高橋 延幸 (たかはし のぶゆき) |
自民党 |
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問 過疎化が進む真鶴町をどう支援していくのか、また、真鶴港の管理をどう考えるのか、知事の見解を伺う。
答 町の執行体制安定のため、過疎対策にとどまらず、専門性の高い事務への助言や人的支援を含め、支援の継続を検討する。真鶴港の県の直接管理は一時的なものであり、本来は町管理が望ましいと考える。管理を任せられると判断できれば、指定管理者の選定手続きを再開したい。
このほかふるさと納税の返礼品充実とDX化推進、民泊施設の適切な運営を促す取り組み、早川の河川整備などについて質問しました。
山本 哲 (やまもと てつ) |
自民党 |
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問 小出川の遊水地整備について、これまでどう取り組み、今後どう取り組むのか、県土整備局長の見解を伺う。
答 事業に必要な用地の約8割の取得が完了し、残り2割も引き続き取り組む。また、周辺地域の地下水への影響を監視しながら、地盤を掘り下げる工事を進める。さらに、遊水地を囲む堤防の築造工事や、貯留した水を排水する施設等の工事を進め、令和12年度の完成を目指す。
このほか災害時のトイレ確保対策、寒川浄水場のこれまでと今後、市町村立小・中学校での外国語教育の充実などについて質問しました。
木佐木 忠晶 (きさき ただまさ) |
共産党 |
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問 不妊治療に対する経済的支援を行うべきと考えるが、知事に意気込みを伺う。治療のための休暇制度など安心して臨める支援が必要だと考えるが、知事の所見を伺う。
答 不妊治療費や経済的・精神的な負担感などを調査し、今後、結果を分析し、有効的な支援を検討する。職場環境整備については、経済団体等を通じ企業へ要請したほか、不妊治療への理解を深めるよう周知する。
このほか奨学金返済支援、通学費支援、重度障害者医療費助成の拡充、補助犬への医療費助成などについて質問しました。
北井 宏昭 (きたい ひろあき) |
わが町 |
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問 高齢者や障がい者など誰もが外出しやすく、つながり合う地域づくりのために、道路へのベンチ設置を推進すべきと考えるが、どう取り組むのか、知事の所見を伺う。
答 現在、幅の広い歩道を有する道路へのベンチ設置を「みんなのバリアフリー街づくり条例」のガイドラインの「望ましい水準」に位置付ける改訂作業を進めている。道路管理者へ丁寧に説明し、ベンチ設置を後押しする。
このほかマルトリートメント※10や虐待への対応、福祉施設従事者の配置基準と処遇の改善、学校との連携強化などについて質問しました。
※10 マルトリートメント
虐待とは言い切れない、大人から子どもに対する避けたい関わりであり、子どもの心や体が傷つく行為、子どもを危険にさらす行為すべてのこと。
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