更新日:2019年5月24日

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精神障がいがある人のサポート

障害のある人のサポート

まず知っておきたいこと

統合失調症や気分障がい(そううつ病、うつ病)、てんかん、アルコールや薬物依存症等などの病気により、日常生活や社会生活のしづらさを抱えています。外見からはわかりにくいため、周囲から障がいについて理解されなかったり、また精神障がいに対する社会の誤解や偏見などから孤立感を抱えている方もいます。

医療や福祉、周囲の配慮などの支援によって、地域で安定した生活を送ることができる方も多くいます。

精神障がいとは・・・

統合失調症

幻覚、思考障がい、感情や意欲の障がいなど、多様な精神症状を特徴とし、現実を認識する能力が妨げられ、正しい判断ができにくく、対人関係やコミュニケーションが難しくなるなど様々な生活障がいを引き起こしますが、服薬によって症状をコントロールし、再発を予防することもできます。

うつ病

気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなったりして、日常生活に支障が現れます。日本では、100人に3から7人という割合で、これまでうつ病を経験した人がいるという調査結果があります。

てんかん

通常は規則正しいリズムで活動している大脳の神経細胞(ニューロン)の活動が、突然くずれて、激しい電気的な乱れを生じることによって、発作が現れる病気です。服薬によって約8割の方は発作をコントロールでき、1,000人に5から8人がかかる病気といわれています。

依存症

日常生活に支障をきたしているにもかかわらず、アルコールや薬物使用、ギャンブル、買い物などにのめりこみ、自分の意思だけではやめられないコントロール障がいをいいます。依存症は、正しく治療をすれば、回復することができます。

コミュニケーションのとりかたは・・・

「ゆっくり」、「ていねいに」、「くり返し」説明します。

病気や障がい特性によっては、一度にたくさんのことを話されると、混乱する方もいます。内容が理解されたことを確認しながら対応します。

不安に感じさせないように穏やかに対応します。

いきなり強い口調で声をかけることはせずに、穏やかな口調で対応します。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部障害福祉課です。