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更新日:2024年3月24日

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第308回神奈川県青少年芸術劇場「What’s SAMBASO 古典芸能の可能性」※終了しました

神奈川県立青少年センター開館60周年記念 /紅葉坂ホールリニューアルオープン記念

三番三 写真

撮影:清水俊洋

 

チラシ拡大(両面)(PDF:3,271KB)

※こちらの公演は終了しました。

What’s SAMBASO  古典芸能の可能性

杉原邦生 × 木ノ下裕一による学校では教えてくれない舞台芸術の解体図鑑:茂山千之丞「三番三」篇

劇場の柿落としなどでよく上演される『 三番三(三番叟)』とは、どのような演目なのか?
知りながら観る、楽しみながら感じる 学校では教えてくれない私たちの国の古典芸能の可能性。
木ノ下歌舞伎主宰・木ノ下裕一によるレクチャーで演目の歴史的理解を深め、狂言能楽師の三世 茂山千之丞による『三番三』の実演でいま現在に継承される芸を鑑賞し、演出家・杉原邦生を加えた3人によるクロストークで古典芸能の可能性を感じていただく、これ以上にない贅沢なエンタテイメントレクチャープログラム。
私たちの国の古典芸能が持つ力とその可能性はどのようなものなのか、
「知って・観て・感じ」ながらたのしく学びましょう。

日時

2023年7月23日(日曜日)14時開演

※開場は13時30分より

※未就学児は入場不可

会場

紅葉坂ホール

料金(全席指定)

出演者

KUNIO写真

(左から、木ノ下裕一、三世 茂山千之丞、杉原邦生)

三世 茂山千之丞[しげやま・せんのじょう]

大蔵流狂言方。1983年4月2日生まれ。
本名茂山童司。茂山あきらの長男。父および祖父二世茂山千之丞に師事。
1986年、『魔法使いの弟子』(NOHO(能方)劇団)で初舞台。1997年『千歳』、2004年『三番三』、2006年『釣狐』を披く。2018年12月「花子」を披き三世千之丞を襲名。
2013年夏に自らが作・演出を手掛けるコント公演「ヒャクマンベン」、2014 年春に100年後の古典を目指す新作 “純” 狂言の会「マリコウジ」の両シリーズを始動させる。
2014年「釜ヶ崎芸術大学」の講師として狂言を指導し、横浜トリエンナーレの正式招待プログラムで新作狂言を上演。2015年東京芸術劇場、金沢歌劇座で上演のオペレッタ「メリーウィドウ」の脚本・演出を手掛ける。2016年には国際共同制作『三代目、りちゃあど』(オン・ケンセン演出)に出演、シェイクスピアを演じた。2019年 KAAT神奈川芸術劇場「ゴドーを待ちながら(令和ver.)」(演出:多田淳之介 / 原作:サミュエル・ベケット)にウラジミール役で出演。語学に堪能でNHKテレビの語学番組「プレキソ英語」に “カウドージ” なるキャラクターでレギュラー出演していたほか、「バイリンガル狂言」を国内外で上演。狂言師の枠をこえて精力的に活動中。
第 37 回京都府文化賞奨励賞受賞。

杉原邦生[すぎはら・くにお]

演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。1982年東京都生まれ。
2004 年、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。これまでのKUNIO作品に、上演時間が8時間半に及ぶ『エンジェルス・イン・アメリカ 第 1 部「至福千年紀が近づく」 第2部「ペレストロイカ」』、最古のテキスト“Q1”バージョンを新訳で上演した『ハムレット』、大学の恩師でもある太田省吾作品を鮮烈に蘇らせた『更地』、『水の駅』などがある。
木ノ下歌舞伎では『三人吉三』、『東海道四谷怪談−通し上演−』など10作品を演出。『三番叟』がチリ、『黒塚』『勧進帳』がフランス・パリより招聘を受けいずれも好評を得た。
近年の主な演出作品は、スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』(主演:市川猿之助、中村隼人)、シアターコクーン『プレイタイム』(出演:森山未來、黒木華、北尾亘)、PARCO劇場オープニング・シリーズ『藪原検校』(出演:市川猿之助、三宅健、松雪泰子他)、COCOON PRODUCTION2022/ NINAGAGWA MEMORIAL『パンドラの鐘』(主演:成田凌、葵わかな)、ホリプロ『血の婚礼』(出演:木村達成、須賀健太、早見あかり他)など。第36回京都府文化奨励賞受賞。

木ノ下裕一[きのした・ゆういち]

木ノ下歌舞伎 主宰。1985年和歌山市生まれ。
小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『隅田川』『東海道四谷怪談—通し上演—』『糸井版 摂州合邦辻』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』など。2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞 2015年上半期作品賞にノミネート、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。
第38回京都府文化賞奨励賞受賞。
令和2年度京都市芸術新人賞受賞。
平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
渋谷・コクーン歌舞伎、神田伯山の補綴を務めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。

笛:野口亮
小鼓:曽和正博、住駒充彦、森貴史
太鼓:河村大

スタッフ

舞台監督:藤田有紀彦
Web:小林タクシー
宣伝美術:堀川高志
協力:童司カンパニー、木ノ下歌舞伎
制作協力:中嶋沙弥奈
制作:さかいひろこ
プロデューサー:小林みほ

主催

神奈川県・合同会社KUNIO,Inc

お問合せ

県立青少年センターホール運営課

  • 電話 045-263-4475(受付時間:9時~17時)

 

 

 

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