【報告】令和4年度「男女共同参画・メディアリテラシー講座」※川崎市立中央支援学校高等部分教室
中高生向け男女共同参画・メディアリテラシー出前講座
川崎市立中央支援学校高等部 分教室で「男女共同参画・メディアリテラシー講座」を実施しました。
日程 |
令和4年7月15日(金曜日) 13時30分から15時00分 |
内容
(講師・概要) |
講師:メディア総合研究所 所長 谷岡 理香氏
〈概要〉
- テレビやインターネットなどのメディアの役割や、私たちへの影響について学びました。
- 同性婚が認められている国の男の子が「二人のパパ」について歌う動画を視聴し、性の多様性や、誰もが自分らしく生きることのできる「豊かな社会」について考えました。
- 新しいメディアとしてスマートフォンを取り上げ、SNS関連の被害を中高生が受けている現状について説明がありました。また、NHKの番組「NHK for School」を題材に、実際の犯罪の手口について知り、SNSを利用するうえで注意しなければならないことについて学びました。
- 「ママと息子のスマホ18の約束」という資料を用いたグループワークを実施しました。
- 講演中は、講師が全体に問いかけ、それに生徒や先生が答えるなど、所々でコミュニケーションが取られました。

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対象 |
川崎市立中央支援学校高等部 分教室 1年生 16名 |
会場 |
川崎市立中央支援学校高等部 分教室 パソコン教室 |
参加者の声 |
(講座終了後のアンケートより抜粋、一部加工。)
- 男の人が女の人として生きている人が日本にもいること、そして心と体が違う人がいて、その人のことで偏見や悪口を言うことは、してはいけないことだとわかりました。僕は、偏見や悪口を言う人を見たことがあるので、これからは自分が見たときは止めるようにしたいです。
- 今まで自分を認めていなかった私を、これからは認め、友達のことも認めたいと思いました。これから、自分の成長にも関わってくることがよくわかり勉強になりました。
- 今日の授業を受けて、人に男性だからとか女性だからというのは関係しないと思いました。また、スマホなどインターネットの事であまり知らないこともあるので、学んでみたいと思いました。
- スマホの使い方に気をつけないと危険な目に遭ってしまうとわかったので、気をつけて使っていきたいと思いました。男でも女でも自分らしくしていこうという話を聞いて、僕も自分らしくしていきたいと思いました。今日の話の内容を、今日からでも意識して行っていきたいと思います。
- 今までネットの犯罪に巻き込まれるはずがないだろうと考えていましたが、インターネット犯罪の高校生の被害件数が半分以上もあったので、人事ではないと考えさせられました。
- スマホは便利だけれど相手の顔が見れないから、本当にその情報で合っているのかがわからないので、注意した方がいいことがわかりました。
- 今回の授業ではスマホの怖さを知り、使い方を間違えると大変なことになるということがわかりました。私はできることからやっていこうと思いました。
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主催 |
かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター) |
後援 |
神奈川県教育委員会 |