【報告】令和4年度「男女共同参画・メディアリテラシー講座」※山北町立山北中学校
中高生向け男女共同参画・メディアリテラシー出前講座
山北町立山北中学校で「男女共同参画・メディアリテラシー講座」を実施しました。
日程 |
令和4年7月1日(金曜日) 13時40分から15時30分 |
内容
(講師・概要) |
講師:メディア総合研究所 所長 谷岡 理香氏
〈概要〉
‣猛暑による熱中症対策として、講師は会議室で講演を行い、講師の声は各教室のスピーカーから出力し、講義資料は各教室のモニターに投影する形式で行われました。
‣テレビやインターネットなどのメディアの役割や、私たちへの影響について学びました。
‣「日本のCMに見るお母さん」「日本のCMに見る10代女子」「日本のCMに見る女性」というテーマの動画を視聴し、日本における男女共同参画社会を考えました。
・統計資料から日本と世界の現状を比較しながら男女共同参画の必要性を学びました。
‣同性婚が認められている国の男の子が「二人のパパ」について歌う動画を視聴し、性の多様性や、誰もが自分らしく生きることのできる「豊かな社会」について考えました。



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対象 |
山北町立山北中学校 全校生徒 191名 |
会場 |
山北町立山北中学校 会議室、各教室 |
参加者の声 |
(講座終了後のアンケートより抜粋、一部加工。)
- すごくわかりやすい話で、次はこの話を私たちが色々な人にして、差別する人たちを少しずつなくしていきたい。LGBTの人たちやトランスジェンダーの人たちが生きやすいような世界を作っていきたいと思いました。もっと詳しく知りたいと思いました。
- アニメが、男女関係なく何にでもなれるという形で放送されているのはとても良いことだなと思いました。
- 男女は全く別のものと言われやすいけれど、実はそんなに違いはなく、その人はその人しかいないので一人一人を大切に思い関わればいいなと思いました。
- 「平等」とはよく言われるけれども、日本の社会は本当に平等なのか改めて考えることができました。日本はジェンダーギャップ指数が120位ととても低いことがわかった時、驚きとともに「変えていかなきゃ」という気持ちがあり、この気持ちを大切にし、これからどうしていくべきか考えていきたいです。
- 今回お話を聞いて、普段気にすることがないようなメディアにも、その時代はどのような考え方が一般的だったかが映されているのだなと思いました。どんな人だって幸せになる権利があるということが、とても大切なことであるということが改めてわかりました。
- メディアは人を傷つけることもあるから慎重に使いたいと思いました。
- 男の子だから、女の子だからという偏見があって悲しかったけど、最近ではメディアがそのことについてよく考えていたりするということを聞いて、とても嬉しかったです。自分らしさって何だろう?と考え直すことが今日できました。今日は本当にありがとうございました。
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主催 |
かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター) |
後援 |
神奈川県教育委員会 |