【報告】令和7年度デートDV防止啓発講座(県立永谷高等学校)
かながわ男女共同参画センター(かなテラス)では、希望する中学・高校等に講師を派遣し、恋人間で起きる暴力(デートDV)について、ワークショップ形式で参加しながら学べる講座を実施しています。
実施日
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令和7年7月18日(金曜日)
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参加者 |
県立永谷高等学校 3年生33名
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主催 |
かなテラス(かながわ男女共同参画センター)
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講師
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認定NPO法人エンパワメントかながわ
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概要 |
「デートDV予防ワークショップ」
○暴力について
・暴力は力関係があるところに起こる。
・暴力には身体的暴力だけではなく、言葉や態度の暴力、性暴力がある。
・同意がない全ての性的な行為は暴力であり、犯罪になる。
○人権について
・全ての人は暴力を受けずに生きていく権利がある。
・暴力を受けるために生まれてくる人はひとりもいない。
・自分を大切にするということは、自分の気持ちを大切にするということ。
・気持ちは暴力を受けているかどうかを知らせてくれるサイン。
○デートDVについて
・デートDVは、一人がもう一人を暴力によってコントロールする対等ではない関係。
・デートDVは男性から女性だけではなく、女性から男性や、同性の恋人間でも起こる。
・デートDVにはバクハツ期→ラブラブ期→イライラ期のサイクルがある。
○デートDV被害に対してできること
・NO:嫌なことは嫌だと言っていい。GO:別れていい。TELL:相談する。
・デートDVにならないヘルシーな関係を築くステップ
1.自分の気持ちに気付く 2.自分の気持ちを相手に伝える 3.相手の気持ちに耳を傾ける
・「私」を主語にした「I(アイ)メッセージ」で気持ちを伝える。
○まとめ
・どんな理由があっても、誰からであっても、暴力を受けていい人は一人もいない。
・自分を大切にしていい。あなたはあなたのままでいい。
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参加者の感想 |
- 相手の気持ちを考えて行動しようと思った。
- しっかりと自分の意思を持つことが大切だと分かった。
- デートDVを受けないために、選ぶ人や言葉に気を付けようと思った。
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