【報告】令和7年度デートDV防止啓発講座(県立伊勢原高等学校(定時制))
かながわ男女共同参画センター(かなテラス)では、希望する中学・高校等に講師を派遣し、恋人間で起きる暴力(デートDV)について、ワークショップ形式で参加しながら学べる講座を実施しています。
実施日
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令和7年7月14日(月曜日)
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参加者 |
県立伊勢原高等学校(定時制) 1~4年生41名
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主催 |
かなテラス(かながわ男女共同参画センター)
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講師
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認定NPO法人エンパワメントかながわ
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概要 |
「デートDV予防ワークショップ」
○暴力について
・暴力には身体的暴力だけではなく、言葉や態度の暴力、性暴力がある。
・同意がない全ての性的な行為は暴力であり、犯罪になる。
・性的同意は恋人同士や結婚している夫婦の間でも毎回必要。
○人権について
・人権とは生きていくためになくてはならないもの。
・全ての人は暴力を受けずに生きていく権利がある。
・自分を大切にするということは、自分の気持ちを大切にするということ。
○デートDVについて
・デートDVは、一人がもう一人を暴力によってコントロールする対等ではない関係。
・デートDVは男性から女性だけではなく、女性から男性や、同性の恋人間でも起こる。
・デートDVにはバクハツ期→ラブラブ期→イライラ期のサイクルがある。
○デートDV被害に対してできること
・NO:嫌なことは嫌だと言っていい。GO:別れていい。TELL:相談する。
・デートDVにならないヘルシーな関係を築くステップ
1.自分の気持ちに気付く 2.自分の気持ちを相手に伝える 3.相手の気持ちに耳を傾ける
○まとめ
・どんな理由があっても、誰からであっても、暴力を受けていい人は一人もいない。
・自分を大切にしていい。あなたはあなたのままでいい。
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参加者の感想 |
- 伝える言葉・行動を改めて考えようと思った。
- もし何かあったら気持ちをきちんと伝えることが大事だと分かった。
- デートDVだけではなく、暴力をしない、されないということに気を付けようと思った。
- 物理的なことではなくても、DVになることに驚いた。
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