【報告】令和6年度デートDV防止啓発講座(シュタイナー学園高等部)
かながわ男女共同参画センター(かなテラス)では、希望する中学・高校等に講師を派遣し、恋人間で起きる暴力(デートDV)について、ワークショップ形式で参加しながら学べる講座を実施しています。
実施日
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令和6年12月17日(火曜日)
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参加者 |
シュタイナー学園高等部 11年生(高校2年生)23名
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主催 |
かなテラス(かながわ男女共同参画センター)
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講師
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認定NPO法人エンパワメントかながわ
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概要 |
「デートDV予防ワークショップ」
○暴力について
・暴力には身体的暴力だけではなく、言葉や態度の暴力、性暴力がある。
・同意のない全ての性的な行為は暴力であり、犯罪になる。
○人権について
・全ての人は暴力を受けずに生きていく権利がある。
○デートDVについて
・恋人同士の間で起こる暴力をデートDVという。
・デートDVは、一人がもう一人を暴力によってコントロールする対等でない関係。
・デートDVになりうるストーリーの動画を視聴し、登場人物の気持ちを考える。
○デートDV被害に対してできること
・嫌なことは「嫌だ」と言っていい。逃げていい。相談する。
・デートDVにならないシナリオを生徒が考え、講師が実演。
○まとめ
・どんな理由があっても、誰からであっても、暴力を受けていい人はいない。
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参加者の感想 |
- 男性側もDVを受ける可能性もあることを知れた。
- 人のことを考えて行動するのは大切だが、それが押し付けや先入観によったものになってはいけないと思った。自分と周りの人を大切にする気持ちはどんな場所でも必要だと思う。
- 自分の考えを持つ、人の考えを尊重することの大切さを感じた。
- スライドも分かりやすく、最後にシナリオを考えたことでより自分事としてとらえることができた。
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