【報告】令和6年度デートDV防止啓発講座(県立津久井浜高等学校)
かながわ男女共同参画センター(かなテラス)では、希望する中学・高校等に講師を派遣し、恋人間で起きる暴力(デートDV)について、ワークショップ形式で参加しながら学べる講座を実施しています。
実施日
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令和6年11月1日(金曜日)
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参加者 |
県立津久井浜高等学校 1年生242名
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主催 |
かなテラス(かながわ男女共同参画センター)
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講師
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認定NPO法人エンパワメントかながわ
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概要 |
「デートDV予防ワークショップ」
○暴力について
・暴力には身体的暴力だけではなく、言葉や態度の暴力、性暴力がある。
・性的同意はカップルや夫婦の間であっても必要。
○人権について
・全ての人は暴力を受けずに生きていく権利がある。
○デートDVについて
・恋人同士の間で起こる暴力をデートDVという。
・デートDVは、一人がもう一人を暴力によってコントロールする対等でない関係。
・デートDVになりうるストーリーの動画を視聴し、登場人物の気持ちを考える。
○デートDV被害に対してできること
・嫌なことは「嫌だ」と言っていい。逃げていい。相談する。
・デートDVにならないシナリオを生徒が考え、講師が実演。
○まとめ
・どんな理由があっても、誰からであっても、暴力を受けていい人はいない。
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参加者の感想 |
- なぐる、蹴るだけではなく、言葉や無視による暴力があることを聞いて驚いた。
- 相談できる人がたくさんいることが分かった。
- デートDVが起こらないように互いに意見を伝え合うことが大事。とても考えさせられる授業。
- 行動の制限などは普通にありそうなことだなと思い、身近に感じた。ヘルシーな関係を作ってそれを続けられるようにしたいと思った。
- 必ず相手の同意が必要であって、無理やり色々なことをしてしまうのは、すごくいけないことだということが分かった。
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