【報告】令和6年度デートDV防止啓発講座(教育アカデミー高等部)
かながわ男女共同参画センター(かなテラス)では、希望する中学・高校等に講師を派遣し、恋人間で起きる暴力(デートDV)について、ワークショップ形式で参加しながら学べる講座を実施しています。
実施日
|
令和6年9月27日(金曜日)
|
参加者 |
教育アカデミー高等部 1・2・3年生50名
|
主催 |
かなテラス(かながわ男女共同参画センター)
|
講師
|
認定NPO法人エンパワメントかながわ
|
概要 |
「デートDV予防ワークショップ」
○暴力について
・暴力には身体的暴力だけではなく、言葉や態度の暴力、性暴力がある。
・性的同意はカップルや夫婦の間であっても必要。
○人権について
・全ての人は暴力を受けずに生きていく権利がある。
○デートDVについて
・恋人同士の間で起こる暴力をデートDVという。
・デートDVになりうるストーリーの動画を視聴し、登場人物の気持ちを考える。
○デートDV被害に対してできること
・嫌なことは「嫌だ」と言っていい。逃げていい。相談する。
・「私」を主語にした「I(アイ)メッセージ」で気持ちを伝える。
・デートDVにならないシナリオを生徒が考え、講師が実演。
○まとめ
・どんな理由があっても、誰からであっても、暴力を受けていい人はいない。
|
参加者の感想 |
- (身体的な)暴力だけではなくて、言葉の暴力もDVに入ることを知れた。何かあった時は、すぐに相談しようと思った。
- 一人一人の気持ちを大事にするのがとても大切だと学べた。
- いろいろなDVがあって、伝え方や言い方一つで変わると思った。
- デートDVで悩んでいる人がたくさんいるのだろうなと思ったので、今回の内容がもっと広まったら良いなと思った。
- 講座を受けて、性的同意は1回だけではなく常に必要であることや、自分の意見を述べるときには「I(アイ)メッセージ」を心がけることで、相手を傷つけずに自分の意思を伝えられるなど、初めて知ることがたくさんあった。
|