更新日:2024年7月19日

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瀬谷養護学校

神奈川県立瀬谷養護学校の活動内容を紹介するページです。

にんにく計画~地域と協働する作業学習1~(概要と収穫)【神奈川県立瀬谷養護学校】

1 はじめに

 みなさんは、にんにくを収穫したことがありますか?
 にんにくの収穫を例えるなら、『おおきなかぶ』のお話。しっかりと大地に根を張ったにんにくの収穫の醍醐味は、その手応えと大きなにんにくに出会った時の感動にあります。
 本校には、「これは楽しい!子どもも大人も関係なく、みんなに体験してほしい」という思いと、「共生社会(障がいがある人が地域で安心して自分らしく生活する社会)の実現に向けて具体的に取り組む」という使命があります。この二つを両立させるにはどうしたら良いのかと考えたことから、「にんにく計画」はスタートしました。

2 にんにく計画の概要

(1)にんにく計画とは

 高等部職業班(農園芸班。通称:せやのこファーム)が主体となって推進する計画です。にんにく生産(種植え、収穫、販売)を通して、高等部農園芸班と小学部、中学部との学部間交流、地域の小学校との学校間交流、福祉施設との連携、地域ボランティアとの協働を行う「総合的な地域との協働計画」になります。

(2)にんにく計画の生産体制づくり

 農園芸班の作業は、種植えや収穫を農園芸班の生徒だけでなく、みんなで行えば、地域との協働もできる、という特徴をもっています。ところが、この作業特性を活用するには、大量生産体制が必要です。そこで着目したのが「にんにく」です。
 にんにくは、「手入れが少なく育てやすい」、「さまざまな調理方法があり人気がある」、「サイズが手頃で、収穫後の取り扱いが容易」、「保存期間が長い」、「10月に種植えして5月に収穫するが、気候に左右されにくく、収穫も安定しやすい」、「連作障害がない」などの利点があります。昨年度に、にんにくを600個生産、収穫して検証し、大量生産体制を整えました。今年度には、1,200個のにんにくを収穫できるようになりました。


にんにく畑乾燥中のにんにく

(3)高等部農園芸班の学校内の連携、地域との協働計画

作業工程

作業内容
収穫(5月下旬)
  • 小学部5、6年生とのにんにく収穫体験(学部間交流)
  • 中学部3年生のにんにく収穫体験(学年活動)
  • 上瀬谷小学校5年生とのにんにく収穫体験(学校間交流)
販売(6、7月)
  • 中屋敷地域ケアプラザにて販売(地域の皆さんに向けて)
  • せやまる・ふれあい館にて販売(出張販売)
  • 高等部昇降口にて販売(保護者等本校関係者の皆さんに向けて)
種植え(10月上旬)
  • 中学部3年生とのにんにく種植え体験(学部間交流)
  • 上瀬谷小学校5年生とのにんにく種植え体験(学校間交流)

※学校間交流では、町内会、中屋敷地域ケアプラザ、PTAの皆さんにボランティアとして参加していただきます。

3 にんにく収穫体験の様子

 小学部5、6年生は、5月24日に農園芸班の生徒のサポートを受けながら、収穫体験を行いました。また、中学部3年生は、5月30日に収穫、根っこ洗い、根っこ切り、乾燥という全ての工程をみんなで手分けして行いました。

中学部小学部

 上瀬谷小学校との収穫体験では、5年生70名弱が来校し、農園芸班の生徒や保護者、地元町内会の方、中屋敷地域ケアプラザの職員さんのサポートのもと、収穫体験を行いました。
収穫時根っこ洗い

 子どもたちは皆「うんとこしょ。どっこいしょ。」と、全力でにんにくの収穫に取り組みました。そして、抜いた瞬間の達成感を、輝く笑顔という形で見せてくれました。
 参加された保護者や地域の方は、「子どもたちの笑顔を見て、幸せな気持ちになりました。」と話されていました。

4 共生社会の実現に向けて

 子どもたちは今回のにんにく収穫体験で、貴重な体験とともに自分で収穫した生にんにくを、お土産として1個持ち帰りました。そして、そのにんにくを調理して食べながら、本校での体験を話していただいたことと思います。この「地域の皆さんに瀬谷養護学校を話題に取り上げていただくこと」こそが、共生社会の実現に向けた大きな一歩と考えています。
 次回は、にんにく計画2(販売と種植え)について、12月末頃に掲載させていただきます。
 昨年度創立50周年を迎え、次の10年に向けて歩みはじめた本校を、これからもよろしくお願いいたします。

 

問合せ

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電話:045-302-1616
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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