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更新日:2020年6月15日

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かながわ教育ビジョンづくりに向けた県民論議

ビジョンができるまでの県民論議について

 「かながわ教育ビジョン」づくりにあたっては、かながわ人づくりフォーラムやワークショップ、教育イベントを開催し、多くの県民の皆様や教育関係者などと、議論を重ねました。 これらの「県民論議」の成果として、かながわ人づくりフォーラム運営推進委員会は、「かながわの教育ビジョンに関する提言」を取りまとめました。

かながわ人づくりフォーラム

 平成17年11月から、翌18年11月まで、3回にわたり、かながわ教育ビジョンの策定に向けたフォーラムを開催しました。

フォーラムの様子(人づくり宣言)フォーラムの様子フォーラムの様子2

第1回かながわ人づくりフォーラム

 県教育委員会として「かながわ人づくり宣言」を表明し、これを契機に県民の皆様に広く議論を呼びかけ、県民との協働による教育ビジョンづくりを開始しました。

 日時:平成17年11月5日(土曜日)
 場所:県立横浜平沼高校・小ホール
 参加者数:308人

第2回かながわ人づくりフォーラム

 県民論議の成果をかながわ人づくりフォーラム運営推進委員会が取りまとめ、「かながわの教育ビジョンに関する提言」として県教育委員会に提言しました。

 日時:平成18年8月26日(土曜日)
 場所:県立青少年センター・ホール
 参加者数:356人

  • 県民論議の成果報告
  • 「かながわの教育ビジョンに関する提言」(かながわ人づくりフォーラム運営推進委員会の公表)
  • 教育論議「今後の教育ビジョン策定に向けて」

※ かながわ人づくりフォーラム運営推進委員会

 神奈川県における教育課題の解決に向けた取組の方向性について、県民との幅広い論議を通じて協議を行い、次代を担う人づくりの視点を柱とした神奈川の教育ビジョンづくりに向けた提言を行うことを目的に、学識経験者や教育関係者、公募の方などにより構成された組織。

第3回かながわ人づくりフォーラム

 教育ビジョン骨子案の内容を紹介するとともに、家庭、地域、学校、企業、市町村からパネリストを招き、骨子案に基づくパネルディスカッションと教育論議を展開しました。

 日時:平成18年11月5日(日曜日)
 場所:厚木市総合福祉センター・ホール
 参加者数:257人

  • 「かながわ教育ビジョン(仮称)」(骨子案)の説明
  • パネルディスカッション「教育ビジョンへの期待」
  • 教育論議「今後の教育ビジョン策定に向けて」

ワークショップ

 かながわ人づくりフォーラム運営推進委員会を中心として、3つのテーマに分かれて県民の皆様と議論しました。

テーマと主に論議された事項
A 少子化時代に対応した家庭教育を支える子育て環境づくり
 
  • 子育てに悩み、孤立する親の増加などの課題が提起され、地域ぐるみで子育て・家庭教育を支援すること、企業や社会に対する子育て家庭への理解を促進することなどについて議論された。
  • 親子の関わり方の変容、基本的生活習慣を身につけるための家庭教育力の低下などの課題が提起され、他人を思いやる心をはぐくむことなどについて議論された。
B 学ぶ楽しさやわかる喜びが実感できる学校づくり
 
  • 子どもの学習意欲、コミュニケーション能力の低下などの課題が提起され、基礎・基本を押さえ、わかる喜びを実感できる教育、体験を通して他者理解や思いやりを育てる教育を行なうことなどについて議論された。
  • 学校理解、保護者や地域との信頼関係が十分でないなどの課題が提起され、学校を保護者や地域に開き、協力を求めることなどについて議論された。
  • 教師の孤立化、自覚や責任感・使命感の希薄化などの課題が提起され、学校内外の研修体制の充実による教委氏の指導力向上、教師の活動実践の適正な評価などについて議論された。
C 生涯を通じた自分づくりを応援する環境づくり
 
  • 自分づくりや子どもの成長に大きな役割を果たしてきた地域の教育力の低下などの課題が提起され、地域の様々な人々が関われる場や機会を作ること、地域・課程・学校をTなク゛人材を育成することなどについて議論された。
  • フリーターやニートになる若者の増加、生涯を通して事故を高める意欲の低下などの課題が提起され、知己・家庭・学校が共同して若者の自立支援に向けた生きることや働くことにかかわる教育(キャリア教育)を進めること、多様な学習ニーズに対応できる場や、機会をつくることなどについて議論された。

ワークショップの様子 ワークショップの様子2ワークショップの様子3

教育イベント

 参加者が、体験を通じて得られた“気づき”などをワークショップの議論に生かし、自らの人づくりをめぐる課題解決のきっかけともなるよう、他者との関係(コミュニケーション)、自然からの学び、親子のつながりなどをテーマに教育イベントを開催しました。

教育イベント

劇作家 横内謙介さんによる体験的演劇ワークショップ

「発見!私のチカラ・新たなステージ」

 劇作家で、かながわ人づくりフォーラム運営推進委員でもある横内謙介氏に、主宰する扉座の劇団員と一緒に指導を行っていただきました。

演劇ワークショップ

海洋冒険家 荒木汰久治さんによる「海人丸(うみんちゅまる) 移動環境教室」

 荒木汰久治運営推進委員が主宰するアウトリガー・カヌー・クラブ・ジャパンのスタッフなどの協力を得ながら開催しました。

海人丸移動環境教室

佐藤弘道さんによる「弘道おにいさんと親子体操で子育てを考えよう」

 佐藤弘道かながわ人づくりフォーラム運営推進委員が、親子のふれあいの大切や、親の体力の低下などに関わる課題を提起しながら、親子体操を行いました。

弘道おにいさんの親子体操

劇作家 横内謙介さんによる体験的演劇ワークショップ 「かかわる楽しさ、伝え合う心」

高校生と教育委員との教育論議 「かながわの教育を考える」

 千々布運営推進委員が、参加高校生に直接問いかける形で、演劇ワークショップ及び教育委員との論議について、参加することへの動機づけを行いました。

高校生との教育論議
 ワークショップと教育イベントの結果をまとめた詳細はこちらの資料をご覧ください。

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