更新日:2025年8月12日

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相模国分寺

相模国分寺は、高野山真言宗の寺院で、本尊は薬師三尊像です。銅鐘は1292年に寄進された物で、作者は物部国光です。

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相模国分寺

相模国分寺

高野山真言宗の寺院で、本尊は薬師三尊像です。鎌倉時代以降、相模国分寺は衰微し、戦国時代には戦火によってほぼ焼失し、高台にあった薬師堂のみが残されていたといいます。現在の相模国分寺は、その薬師堂を高台の下に移し再興されたもので、国分寺の法灯を今に伝えています。また、銅鐘は、正応5年(1292年)、国分に居館を構えていた海老名氏の一族国分季頼が国分尼寺に寄進したもの(国の重要文化財)で、作者は鎌倉円覚寺の梵鐘(国宝)等を手掛けた名工物部国光です。

 

 

【住所】海老名市国分南1-25-38
【TEL】相模国分寺046-232-8212

 

相模国分寺の位置


奈良時代よりつながる相模国分寺の系譜

相模国分寺本堂

現在の国分寺は、そのルーツを奈良時代8世紀中期まで遡ります。聖武天皇の発願によって建立された「国分寺」の一つなのです。

国分寺参道入口

平安時代以降、史書によると火災による焼失や地震による倒壊にあっており、少なくとも3回は大規模な修理、あるいは建て替えが行われたと考えられています。
その後も栄枯盛衰を繰り返し、明治時代になって復興し現在に至っています。

国分寺本堂の屋根

相模国分寺は、高野山真言宗の寺院であり、そのご本尊は薬師如来です。
1910年3月に古代から残った唯一の建物であった薬師堂が火災に見舞われたとき、このご本尊と脇侍仏である日光菩薩、月光菩薩と十二神将等が焼失から救い出されました。
現在でも本堂内にそれぞれの仏像が安置されています。

重要文化財に指定されている梵鐘

国分寺の梵鐘

この梵鐘には、1292年に国分次郎源季頼が国分尼寺に寄進した旨の銘が刻まれており、また銘によれば梵鐘の製作者は物部国光となっております。
梵鐘を鋳造した物部国光は、円覚寺梵鐘(国宝)を鋳造した名工でもあります。

国分寺境内の様子

豊かな緑に囲まれた本堂は、四季折々でいろいろな景色を見せてくれます。

相模国分寺周辺簡易マップ

国分寺周辺簡易マップ


 

 

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