更新日:2025年7月2日

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海老名の大欅

大欅は、樹齢約580年と推定され、「海老名の大欅」の名で親しまれている巨木です。現国分寺参道の入り口にあります。知る人ぞ知る穴場スポットです。

旅たび相模ホームページ

海老名の大欅

大欅メイン画像

樹齢約580年と推定され、「海老名の大欅」の名で親しまれている巨木です。現国分寺参道の入り口にあります。この大欅には相模湾が深く内陸に入り込み、この辺りが入り江になっていた頃に漁師が船をつなぐために逆さに打ち込んだケヤキの杭が根付き、枝を張って大木になったという伝承があり、「逆さケヤキ」とも呼ばれています。

 

【住所】海老名市国分南1-23付近
【TEL】海老名市商工課にぎわい振興係
046-235-8439

 

大欅の位置


室町時代中期からこの地を見てきた欅の大木

海老名の大欅の様子
海老名市ホームページより・平成22年撮影(提供:海老名市教育委員会)

応仁の乱(1467年)後の戦国時代から、この海老名の地に育った欅の木。
幾多の時代の変遷を、その大木は眺めてきたのでしょう。
この木は、矢倉沢往還に面する相模国分寺の参道入口あたりにありました。
かつて大山参りが盛んだった頃は、この大木を目印として多くの人々がこの木の下を往来したと思われます。

国分寺参道より見た大欅
(相模国分寺参道方面より見た大欅・令和7年5月28日撮影)

この巨木の樹齢は諸説ありますが、現在では600年弱といわれています。1988年に実施された調査では、樹高14メートル、幹回り7.2メートルでありました。また、2004年の海老名市教育委員会の調査では、樹高12メートル、幹回り9.2メートルと記録されています。

海老名の大欅の様子2
(令和7年5月28日撮影)

大正時代の終わり頃、この木は樹高20メートルを超える大木で、遠方からも確認できるほどの高さだったとされています。
明治後期、数回にわたって落雷を受け、大戦終戦後の頃には木の上半分が失われてしまいました。

歩道橋より見た大欅
(令和7年5月28日撮影)

この欅の大木は、昭和29年(1954年3月)に神奈川県の指定然記念物とされました。
しかし、幾度とない落雷や戦禍による影響などにより、この大欅の樹勢は年々弱くなっております。そのため、多くの方々が尽力し、少しでもこの欅の木が海老名の地に残るように努力を続けております。

海老名の大欅周辺簡易マップ

大欅簡易マップ


 

 

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