更新日:2022年2月15日
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脳脊髄液漏出症の診療が可能な医療機関について(脳脊髄液減少症を知っていますか?)
外傷により脳脊髄を覆っている膜が損傷を受け、脳脊髄液が漏れ出すことにより頭痛、頚部痛、めまい、倦怠感、不眠、記憶障害などさまざまな症状を呈する疾患です。
わが国においては、これまで、脳脊髄液漏出症は疾患として医学的に確立したものではないとされ、治療にかかる費用については、その全額を患者が自己負担してきました。
しかし、平成24年6月、厚生労働省により、脳脊髄液漏出症の疾患概念と画像診断基準が取りまとめられるとともに、この疾患に対する治療法である硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が先進医療と定められ、平成28年4月からは脳脊髄液漏出症(関連学会の定めた診断基準において確実又は確定とされたもの)に対して、硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)による治療を行う場合に「保険適用」されることになりました。
神奈川県では「かながわ医療情報検索サービス」を通じて、県内の各医療機関が(1)保険適用による脳脊髄液漏出症の診療を行っているか、(2)保険適用外で診療を行っているか、あるいは(3)診療は行っていないが、受診希望者がいれば対応しているか調査し、結果を公表しております。
<検索方法>
注:かながわ医療情報検索サービスでは、神奈川県へ報告された医療施設の医療機能情報を原則としてそのまま掲載しています。受診等で、この情報を利用される場合は、あらかじめ該当の医療施設にお問い合わせください。
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