職種紹介:警察事務

掲載日:2021年3月5日

※詳細については、採用案内パンフレットをご覧ください。

先輩職員からのメッセージ

神奈川県職員採用試験に向けた説明会でのメッセージをご紹介します。

令和3年度

R3警察事務職員

※動画版を御覧になりたい方:メッセージ動画

警察事務職員:警察本部警務部警務課 弓削 翔太 主事(右)

こんにちは、神奈川県警察採用センターの弓削と申します。これから、警察事務職員の業務説明をさせていただきます。お聞き苦しい点もあるかと思いますが、少しでも「警察事務」という仕事に興味を持っていただければと思います。

では、経歴を簡単に説明させていただきます。
私は19歳の時に警察事務3種の試験を受験しました。そして、平成26年に晴れて神奈川県警察事務職員に採用され、厚木警察署、相模原南警察署にて生活安全課で勤務し、平成31年4月に現在の採用センターに異動となりました。事務職員を目指した理由は、警察の仕事に昔から興味があったのですが、身体を使う現場よりデスクワークのほうが、自分を生かせるのではないかと思ったので、事務職員を目指しました。

それでは始めに警察の仕事について簡単に話をさせていただきたいと思います。
全国で働く警察職員のすべての者が、この警察法第2条にある「警察の責務」を果たすべく働いております。我々警察職員は、皆さんの社会生活の安全を守る「公益」の追求にあるのです。

では、警察事務職員が活躍する様々なセクションの一部を紹介させていただきます。
まずはサイバーセキュリティ対策本部では、ネット上での不正アクセスや、サイバーテロ等の犯罪に対する捜査の技術的支援を行います。装備課では、パトカーや白バイ等の車両の購入、点検及び管理等を行っています。鑑識課では、捜査に係わる物的証拠を現場から採取し、鑑定や管理を行います。情報管理課では、システム開発、PC、ネットワーク整備及び運用を担当します。会計課では、予算の管理、使用する物品などの購入手続き、車両の管理、旅費事務、遺失物・拾得物の取扱いなどがあります。仕事が認められ、本部勤務になれば、警察全体の事業を支える予算編成等の仕事に従事することもあるかもしれません。警務課では、所属の職員全体に関する給与や福利厚生などの事務、電話交換業務等を担当しています。また、本部では事件やイベント等の広報活動や、警察組織の運営や方針等の総合的な企画等の仕事をするポジションもあります。私が所属していた生活安全課など他にも様々なセクションにて事務職員は活躍しています。

では最初に配属される可能性の高い警察署での警務課と会計課の業務について少し話をさせていただきます。
まず警務課です。給与事務は職員の生活の源であり、綿密な事務処理のもと毎月署員の勤務日数や残業時間を集計し、報告しています。また、公務災害や各種保険の取りまとめなども担当しています。警察官の業務は、危険が伴うこともあるため、万が一ケガをしたときにすぐに治療のための休暇やお金を支給することが重要です。そのような手続きに事務職員が従事し警察組織を支えています。また、警察署の代表電話にかかってきた電話の交換業務も担当しています。相手の要件を理解して担当の係に電話をつないでいます。警務課を担当していた者に話を聞いたところ、大変だったのはこの電話交換業務だったそうです。いろいろな方から電話がかかってくるので、慣れるまでは大変だったと言っていました。やりがいを感じたところは警察職員に頼られる部門であることから、職員の方々からいろいろな困りごとや相談を受け、解決することで、警察職員の為に働く警務の仕事を誇らしく感じたと言っていました。

次に会計です。初めて会計課に配属されたら、まず遺失拾得物の担当になります。遺失拾得物の担当は遺失物届の受理、拾得物の受理・物品の返還等を行います。横浜駅を管轄する警察署だと1日に約50件以上届きます。年間にすると、2万件くらいになるそうです。業務量が多く大変ですが、そのような警察署では担当者も多く配置されているので安心してください。また、自宅から逃げた犬や猫の保護だけでなく亀やインコも保護されています。次に、流行っているものを知っている必要がある、ということだそうです。落し物の特徴を聞いた時に、ブランドやキャラクターの名前を知らないと探し出すことができないので、今流行っているものを知っておく必要があるとのことでした。名前の分からない物の特徴を確認し、返還できた際には、すごくやりがいを感じたとのことでした。さらに経験を積むことで他の仕事も任され、いずれは警察業務の予算編成のほか、高度なマネジメント能力を生かせる仕事につくこともできます。また、窓口業務を担当するため、県民と接する機会の多いセクションでもあります。

この説明を聞いていただき、少しでも地域の方々のために「守り、戦い、寄り添う警察」という仕事に興味を持っていただけたら幸いです。ともに汗をかき、知恵を絞っていただける次世代の主人公たちを神奈川県警は心からお待ちしております。

警察事務職員採用担当:警察本部警務部警務課 高橋 友香 主事(左)

私からは、神奈川県警察事務職員の仕事の魅力についてお話させていただきます。私は、神奈川県警察採用センターの高橋と申します。最初に、私の簡単な自己紹介をさせていただきます。私も、警察事務3種の試験を受験し、平成27年4月に採用されました。最初に配属されたのは、警察署の会計係というところで、遺失物・拾得物の取扱いや旅費事務の担当をしていました。そこで3年間勤務した後、現在の採用センターに異動となりました。

それでは、警察事務職員の仕事の魅力についてお話します。
1つ目は、「県民の安全・安心のために働くことができる」ことです。
事務職員の仕事は、警察官が全力で職務に取り組むことができるよう、警察組織の基盤を支える大切な仕事です。直接的に、県民の安全・安心を守るわけではありませんが、警察官と一緒になって現場にでたり、窓口業務や電話対応等、県民と多くかかわる機会があり、そういった場面で県民の安全・安心のために働くことができます。そこで求める人材は、「協調性があり、仕事に対して積極性・責任感がある」方です。お話させていただいたとおり、事務職員は、県民の方々と多くかかわります。自分一人で仕事を成し遂げることは少なく、署員一丸となって対応することが求められます。上司や同僚と協力しあい、困った事があれば助け合う。そして、県民の方々へは、ただ事務的な対応をするのではなく、丁寧な対応が必要です。

2つ目は、「幅広い業務で仕事をすることができる」ことです。
事務職員は、警察署や警察本部で働くことができます。警察組織は大きく分けて「総務部」「警務部」「生活安全部」「地域部」「刑事部」「交通部」「警備部」の7つの部があります。それぞれの部には、必ず事務職員が働くことができる場所があるので、様々な経験を積むことができ、自分にあった仕事を見つけることができます。オールラウンドなゼネラリストにもなれますし、技術を生かしてスペシャリストになれる道も開かれます。事務職員は、採用されるとまず警察署に配属されますが、翌年からは、年に1度希望する部署や勤務地などについて異動希望が申告できる「自己申告制度」というものがあります。概ね2~3年程度で神奈川県内の各警察署または、警察本部へ異動となり、勤務地は自宅から1時間半くらいで通える範囲で決定され、単身赴任はありません。

3つ目は、「研修制度が充実していること」です。
採用されると春と秋に2週間ずつ相模原市内にある警察学校に入校します。そこでは、警察職員としての心構えや電話対応の仕方、パソコンを使って、システムへの入力作業等を学びます。警察官とは違い、2週間という短い期間ですが、全寮制で集団生活をするので、他の企業よりも同期との絆を深め、いろいろな場面で助け合える仲間を作ることができることも魅力の一つです。警察学校での研修以外にも遺失物研修、文書管理研修、情報処理研修など担当業務についての研修会が開催されるので、不明な点を解消しながら日々の業務を進めることができます。

最後になりますが、警察事務職員は、県民の安全・安心を守るための重要な仕事です。警察で働くことに対して不安を持っている方は多くいると思います。どんな仕事でもそうですが、最初から仕事ができなくて当たり前です。新しく入ってきた方を迎え、熱心に優しく指導してくれる先輩がたくさんいる暖かい組織です。日々感謝され自分にあった仕事を見つけることができるとてもやりがいを感じられる仕事です。人の役に立つ仕事を考えている方、第一線で働く警察官のサポート役に回りたい方、その他警察行政の企画や政策等にも興味がある方は、ぜひ警察事務職員を職業選択の一つとして考えてみてください。ご清聴ありがとうございました。


令和2年度
警察事務職員採用担当:警察本部警務部警務課 高橋 友香 主事

 2020警察事務(高橋主事)

現在担当している業務内容

警察官の採用試験業務

採用事務担当者として求める人材像

  • 警察に興味がある方
  • 様々な業務に対して一生懸命に取り組める方
  • 正義感、責任感のある方

採用後の人事制度や異動のパターン

採用後は、相模原市にある全寮制の警察学校に入寮し、採用時教養を行います。期間は、前期(4月)2週間、後期(8月)2週間の計4週間となります。入校中は、警察職員としての自覚を高めるとともに、現場で必要な電話・窓口対応等の仕方についても学びます。
年に一度、異動希望を申告できる「自己申告制度」というものがあり、概ね2~3年で、各警察署・本部に人事異動があります。

仕事の魅力

警察には、幅広い業務があり、多くの経験を積むことができます。また、地域の方々の安全と安心を守る警察官が全力で職務に取り組むことができるよう、警察組織の基盤を支える大切な仕事です。
日々、多くの方々から感謝される仕事であり、やりがいを感じることができます。

皆さんへのメッセージ

警察で働くということに不安を持っている方は、多くいるかと思います。ですが、周りの警察官や先輩の事務職員が親身になって指導してくれます。
また、多種多様な業務があり、自分にあった仕事を見つけることができます。
とてもやりがいを感じられる仕事なので、ぜひ警察事務職員を目指してみてください。

令和2年度
警察事務職員:警察本部警務部警務課 弓削 翔太 主事

2020警察事務(弓削主事)

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

厚木警察署 → 相模原南警察署 →現所属

現在担当している業務内容

  • 警察職員全般に係る試験実施や採点作業等
  • 学生等に対する勧奨活動

新採用当時の思い出

新採用当時にとにかく心掛けたことは、コミュニケーションを積極的にとることでした。
そのおかげで、私という人物像を知ってもらったうえで、仕事を教えて頂いたり、相談に乗ってもらうことで、快適に仕事が出来ました。
思い出としては、課員の人たちとの初めての飲み会でした。社会人になって初めてのお酒の場だったので緊張しましたが、上司や先輩方といろいろな話をしたことでより一層深い信頼関係が築けたと思います。

仕事のやりがい

生活安全課では、現場に赴き検査や審査を行ったりする業務が多く、世間一般で考える事務とは少し違った作業が魅力的でした。
印象に残っているのは、許可営業を行うお店の検査を行った際に、違反を現認し、処分までの手続きを自分で行ったことです。法律を細かく理解したり、営業者との駆け引きだったりと大変でしたが、とてもやりがいを感じました。

皆さんへのメッセージ

警察職員は皆さんが思う以上に幅広く、普通の行政職や一般企業では味わうことのできないたくさんの経験を得ることができます。また、警察職員という立場になることで、県民の安全と安心を守るという仕事のやりがいを感じることができると思います。
警察官と同じ責任と誇りを胸に、この日常を共に守りましょう。


平成31年(2019年)説明会(警察事務職員採用担当:警察本部警務部警務課 黒田 麻美 主事)

これまでの経歴について

2019警察事務(黒田主事)

私は、高校3年生の時に、警察事務3種の試験を受験し、翌年4月に採用され間もなく丸9年が経ちます。
最初の所属は、藤沢北警察署の会計課というところで、2年間「遺失物(落とし物)」の取扱いを担当していました。その後、警察本部の会計課企画係(庶務係)に異動しました。ここでは、会計課で勤務されている方の福利厚生や旅費、物品の購入、文書管理などを担当しておりました。そして平成27年4月から、現在勤務している警察本部採用センターに異動となり、警察官や警察事務職員、技術職員の採用に関する業務を担当しています。
「警察事務職員」は定期的に人事異動があります。私が現在在籍している採用センターは4年目となりますが、概ね2、3年単位で異動があり、様々な部署で経験を積むことができます。

神奈川県警察の組織について

警察組織は大きく分けて、7つの部に分かれています。「総務部」「警務部」「生活安全部」「地域部」「刑事部」「交通部」「警備部」です。
警察事務職員の方の主な勤務地は、神奈川県内の警察署、警察本部です。警察官・警察事務職員ともに、各部門に配置されています。採用されますと、まずは警察署で、警務課・会計課・交通課・刑事課・生活安全課のいずれかの課で勤務をスタートします。

警察署の管轄区域について

神奈川県内には、54の警察署があり、さらに交番・駐在所が約610か所あります。県警全体のうち、約7割の警察官・事務職員が警察署で勤務をしています。
勤務地については、自宅から通える範囲内で決定いたします。私が最初に配属となった警察署には40分くらいで通えておりました。

職員数の内訳について

神奈川県警察は、警察官・警察事務職員・技術職員あわせて約17,400人の職員で構成されています。全国警察の中では、警視庁、大阪府警に次いで3番目の規模となります。
警察事務職員と技術職員については、神奈川県警察全体約17,400人のうち、約1,700人(約1割)となります。最初は、周りが警察官ばかりでビックリするかもしれませんが、困ったことがあれば親身に指導してくださる方ばかりですのでご安心ください。

警察官と警察事務職員の違いについて

警察官は公安職で、警察事務職員は行政職となります。
警察署などで警察官と一緒に仕事を行うことが多いですが、犯人を逮捕したり交通の取り締まりを行うことはありません。
採用試験については、警察官は体力・体格検査がありますが、事務職員はありません。
公安職・行政職という違いはありますが、職員一同、「安全で安心して暮らせる地域社会の実現」に向け、各種警察活動を推進しております。

警察事務職員の仕事の魅力について

  1. 安全・安心のために働くことができる
    警察事務職員の仕事は、警察官が全力で職務に取り組むことができるよう、警察組織の基盤を支える大切な仕事です。「警察官のバックアップ」というイメージが強いかと思いますが、警察事務職員が主導に業務を行っている部署もあります。
    日々、感謝される仕事でもあり、やりがいを感じることができます。安全・安心のために働きたい、という方は、ぜひ、警察事務職員を受験していただければと思います。
  2. 幅広い業務
    警察本部・警察署には様々な部署があります。(詳しい業務内容については、高橋主事のお話を参考にしてください。)
  3. 希望の部署への進出
    警察官も警察事務職員も、年に一度、希望する部署や希望する勤務地などについて申告できる「自己申告制度」というものがあります。参考ですが、去年の秋の異動ですと、異動希望した者のうち、警察官は約6割、事務職員は約4割の者が希望した部署へ異動となりました。
  4. さまざまな勤務地
    神奈川県警察には、警察本部の他に、警察署が54署あると説明させていただきました。この中から、通える範囲で勤務地が決定されます。また、単身赴任もありません。
  5. 研修制度が充実
    採用された方は、春と秋に2週間ずつ「警察学校」に入校します。警察学校での研修以外にも、様々な研修があり、担当する業務についての研修を受けることができます。不明な点を解消しながら、日々の業務を進めることができます。

警察事務職員に求めるもの

  1. 「協調性、積極性がある方」
    警察官はもちろんのこと、警察事務職員についても、大きな事件・事故・災害などがあった際は、職員が一丸となって対応することが求められています。そのため、周りの人と協力できたり、困ったことがあれば助けよう、という積極的な姿勢がある方を求めています。
  2. 「正義感・責任感のある方」
    警察の1番の目的は「悪い人を捕まえ、困った人を助ける」ことですので、事務職員の方でも正義感や責任感のある方を求めています。警察署に犯罪に巻き込まれた方が相談しに来られることもあったりと、様々な方と接します。ただ事務的な対応をするだけではなく、個別の丁寧な対応が必要です。
  3. 「警察に興味がある」
    警察署で働いていると、事件が発生したら署内に放送が流れたり、捜査本部が立ち上がったり、パトカーがサイレンを鳴らして緊急で出動したりします。そういった時は、事務職員の方も消耗品を用意したり、一緒になって準備をすることもあります。警察事務職員は、そういった経験をすることができますので、警察に興味・関心がある方にとってはとても刺激的だと思います。人のために働きたい、警察に興味がある、という方は是非「警察事務職員」という職種を選んでいただけると幸いです。

警察学校について

4月に採用されると、まずは警察署に配属となりますが、春に2週間、秋に2週間、警察学校に入校し研修を受けます。警察官が入る警察学校とは別の学校で、相模原市内にあります。また、警察事務職員以外の技術職員の方も一緒に入校します。研修については、時間割が高校の授業のように1日5、6時限などと決まっており、座学での授業が中心です。内容としては、警察職員としての心構えや、電話対応の仕方などを学びます。
また、パソコンを使った授業もあり、遺失物(落とし物)管理システムの入力方法などを学ぶこともできます。体育の授業については、高校の体育の授業と同じくらいのレベルと思ってください。(例えば1周から2周グラウンドを走ったり、警察体操というラジオ体操のような体操をします。柔道や剣道はやりません。)
授業が終わりますと、21時頃に部屋の前で点呼がありますので、それまでに夕飯や入浴を済ませます。時間が結構ありますので、同期と仕事や私生活の話をしたりして、仲良く・楽しく過ごすことができました。
また、入校中については、金曜日の夜に学校を出て、実家や寮に帰ることができ、日曜日の夜にまた学校に戻ってくるという流れになります。採用された直後は、警察署で勤務ということで少し不安もあるかと思いますが、4月の2週目くらいに、すぐに警察学校に入校となり、同期生がたくさんいますので安心してください。

最後に…

警察事務職員の仕事は、安全・安心を守るための重要な職種です。
人の役に立つ仕事を考えている方や、第一線の警察官のサポート役に回りたい方、“警察事務職員”という仕事で、国民のために私たちと一緒に働いてみませんか。
警察というとなんだか怖そう・堅苦しそうと思われる方も多いかもしれませんが、入って働いてみるととても暖かい組織です。ぜひ、警察事務職員になって、一緒に働ける日を楽しみにしております。

平成31年(2019年)説明会(警察事務職員:警察本部警務部警務課 高橋 友香 主事)

これまでの経歴

2019警察事務(高橋主事)

私は高校3年生のときに警察事務3種の試験を受験しました。元々警察という仕事に憧れと興味があり、おもてにでる警察官を陰ながら支える事務職員という仕事に魅力を感じたのが受験のきっかけです。本格的に勉強し始めたのは高校2年生の冬くらいからで、本屋で参考書を買いそろえたり、専門学校で開催されていた無料の講習会に参加するなど主に独学で勉強は進めていきました。
そこから、翌年27年の4月に採用され青葉警察署の会計課に配属されました。ここでは、遺失物・拾得物の取扱いや警察署で働く職員の出張費を支給する旅費事務の担当をしていました。こちらで3年間勤務した後、現在の本部警務課採用センターに異動となり主に警察官の採用試験の業務の担当をしています。

警察事務職員の主な業務内容

警察事務職員として採用されると、まず「警察署」に配属となります。警察署には、警務課・会計課・交通課・刑事課・生活安全課などがあります。
警務課では、所属の職員全体に関する給与や福利厚生などの事務を担当しています。
給与事務は職員の生活の源であり、綿密な事務処理のもと毎月署員の勤務日数や残業時間を集計し、報告しています。また、公務災害や各種保険の取りまとめなども担当しています。警察官は、危険を伴うこともあるため、万が一ケガをした時にすぐ治療のための休暇やお金を支給することが重要です。そのような手続きに事務職員が従事し警察組織を支えています。また、警察署の代表電話にかかってきた電話の交換業務も担当しています。相手の要件を理解して担当の係に電話を繋いでいます。警察署に電話をかけてくる方のほとんどは、何かに困っていてかけてきます。親切な対応を心がけることが重要です。
会計課では、警察署全体の予算の管理、警察署で使用する物品などの購入手続き、車両の管理、旅費事務、遺失物・拾得物の取扱いなどがあります。限られた予算の中で物品の購入や車両、施設の修理等円滑な警察業務の推進につとめています。また、会計課には窓口業務もあり、遺失物届の受理、拾得物の受理・返還等を行います。
交通課では、免許の更新や住所変更、車庫証明、道路使用許可に関する事務を担当しています。手続きしやすいよう記載例を作成したり、わかりやすく説明を行います。お盆休み期間や年末年始休みの前などは、窓口が混みあうので正確で迅速な事務処理をすることも求められます。
また、二俣川にある運転免許本部でも多くの警察事務職員が活躍しています。なお、平成30年5月から新しい建物に変わり、最新の施設になっています。
刑事課では、犯罪統計資料の作成や被害届等の捜査書類の管理等を行っています。刑事ドラマでよく見る鑑識業務では、警察官だけでなく事務職員の者も活躍しており、いわゆる指紋の照合や証拠を固める業務を行っています。
生活安全課では、銃砲、風俗、古物、警備、探偵等の許可申請、届出の受理等を行います。事務職員も実際に現場に赴き検査や審査等も多く行っています。
このように色々な場所で多くの警察事務職員が活躍しています。

会計課での経験

私の初めての配属先となった警察署の会計課の業務について説明します。採用された半数の人が会計課に配属され、そのほとんどは一番最初に遺失物・拾得物の取扱いを担当します。私も2年間担当していました。毎日、各交番から落とし物や書類が引き継がれるので、その際、物品の数量、金額だけでなく、特徴やお金の種類まで手がかりになり得る情報がきちんと書類に記載されているか素早くチェックする必要があります。また、駅やバスの営業所に届けられた沢山の落とし物も警察署に届けられるため、その取扱いも行います。拾得物は、財布や携帯電話機などから、埋蔵物や動物の取扱いもします。

2019警察事務の説明の様子

また、個人情報をたくさん取り扱うので、なくした方や拾った方、双方の気持ちを考慮して取り扱うことが大切です。
さらには、電話での問合せや来客される方が多いため、要望や理由を伺い、迅速かつ的確に説明をします。相手の話をよく聞き親切な対応に努めていました。また、毎日、たくさんの拾得物を取り扱いますが、遺留品などがある場合もあるため、慎重に取り扱うよう心がけました。
他にも会計課では、警察署や交番等の施設、パトカーなどの警察車両の管理や故障時の修理費を出したり、捜査や取締り、研修会等の出張でかかった費用の支給、仕事で使用する物品の購入などの業務をしています。限られた予算の中ではありますが迅速な警察活動ができるよう支えています。
会計課ではこのようにかげながら警察の業務を支える仕事から先ほどの拾得物のように直接市民の方々と接する仕事があるのでいろいろな場面でやりがいを感じられるところだと思います。

1日のタイムスケジュール

まず、出勤したら当直から当直中に取り扱った遺失・拾得物の引き継ぎを受けます。そして、窓口を開き、電話での問合せや遺失者へ連絡、窓口業務の対応を行います。窓口が開いている間は、なかなか書類の修正等の事務処理ができないため、窓口を閉めた後に行います。
また会計課では、拾得物で扱った現金を保管する金庫をもっているため毎日金庫の中の現金があっているか確認する必要があります。大事な作業ですので間違いがないようにするよう落ち着いて作業しています。

仕事のやりがい

まず、警察は、利益ではなく「公益」を追及しているということです。神奈川県警察は、「安全で安心して暮らせる地域社会」を実現するため、犯罪の抑止や検挙活動を行っており、事務を通して、県民の安全と安心を間接的にバックアップすることができます。
次に、「多種多様な業務がある」ということです。警察事務職員にはたくさんの業務があり飽きずに仕事に取り組むことができます。日々勉強することで、自分自身が成長できますし、自分の能力や知識を生かすこともできます。
私は、高校を卒業してすぐに警察事務職員となり最初は不安だらけでしたが、周りの方が親身になって教えてくださり、楽しく仕事をすることができました。とても暖かい職場なので、ぜひ警察事務職員として私たちと一緒に仕事をしてみませんか。

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
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