更新日:2024年5月15日
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大学生が「大山」「大磯」の魅力をブログ形式で紹介します!
※この記事は、2019年度に作成されました。
こんにちは!!
この記事では、大山阿夫利神社下社から大山山頂までの登山道、そして下山後の楽しみ方を紹介します。
前回の記事からの続きからとなるので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
大山阿夫利神社下社から大山山頂を目指すルートは複数ありますが、今回は本坂と呼ばれる登山道を通り山頂を目指しました。このルートの目安の所要時間ですが、上りは休憩を含んで1時間45分、下りは1時間15分ほどになります。
大山阿夫利神社下社からスタートします。こちらで旅の安全を祈願しました。
登山道の起点は神社の左側にあります。なお山頂までお手洗いや自販機はないため、神社からすぐ近くのお店などで揃えておくことをお勧めします!
旅の安全を祈願したら、いざ山頂を目指し登山道へ!本坂を経由するルートでは、まず神社裏の急斜面を階段で上るところから始まります。急な斜面ですが、横に手すりがあるので、楽々上ることができました。この日は非常に気温が高かったのですが、登山道は木々に囲まれ非常に涼しく、最後まで気持ちよく登山することができました。
山頂まで何か所か急な坂があるため、序盤で急ぎ過ぎず自分のペースを保つと、大山な豊かな自然を感じながら楽しむことができます!
登山道を登り進めていくと、豊かな自然以外にも様々なものも観察できます。私たちが登った日は運よくリスを見ることができました。都心からのアクセスも良く、気軽に自然を楽しめるもの大山の大きな魅力なのかもしれません。
登山道には石碑が所々にあり、その場所が何丁目か示しています。
先ほど紹介した大山阿夫利神社下社横の登山道入り口が1丁目、富士山が非常にきれいに望むことができる「富士見台」が20丁目、そして山頂が28丁目というように、大山の本坂を経由する登山道には1~28丁目まであり、自分が何丁目にいるかわかるようになっています。これにより自分の体力を考えながらどのくらいのペースで登るか決められるので、登山初心者の私たちにとっては非常に助かりました!
残雪を横目に山頂へ到着!山頂手前に鳥居が2つあり、くぐったその先が山頂になります。
山頂についた時間には天気が曇ってしまい、あいにく富士山は見ることができませんでしたが、江の島や小田原方面、さらに遠くはみなとみらいまで肉眼でも望むことができました。江の島とみなとみらいを一緒に見られるのもここだけではないでしょうか。元旦には、ここから初日の出を見るために多くの人が訪れるそうです。ぜひ次は初日の出を見に訪れたいです。
山頂には大山阿夫利神社本社があるほか、簡単な食事を取れるお店があります。眼下に広がる景色を眺めながらの食事もまた素晴らしく、非日常体験を楽しめました。
山頂からの眺望を楽しんだら下山です。前回紹介した見晴台を経由して下山するルート、ヤビツ峠まで出るルートなどがあるので、興味がある方はぜひ挑戦してみると良いと思います。
あっという間に大山阿夫利神社下社に戻ってきました。帰りはケーブルカー「大山寺駅」で途中下車し、大山寺に立ち寄ってみました。駅からわずか3分ほどで、急な坂もなく訪れやすい場所にあります。
ケーブルカーは20分間隔での運転(時期により増発便あり)なので、大山寺駅で途中下車し、お参りしてから20分後のケーブルカーに乗ることも十分できます。
大山寺では厄除けの「かわらけ投げ」が体験できます。小さい瓦が2枚300円で売られており、お寺の横にある「かわらけ投道場」というところから投げると、厄除けになるというものです。説明書きによると、『投げて厄を落として、砕いて厄を払い、通して願いが叶う』ということでした。
つまり1枚目の瓦は手前にある石をめがけて投げ、うまく当たり割れれば厄払いができたことになり、2枚目は約30メートル先の輪をめがけて投げ、そこをうまく通れば願いが叶う、ということです。
私たちも挑戦してみましたが、瓦が予想よりも軽く2枚とも失敗・・・。次回またリベンジしてみます!
最後に大山の豆腐についてご紹介したいと思います。こま参道にはお土産屋さんや食堂など多くのお店がありますが、その中には大山で作られた豆腐を提供しているお店もあります。その中の一つ、「和仲荘」さんをご紹介します。
バス停から徒歩5分ほどの場所に位置し、予約不要で手軽に大山の豆腐を楽しめるのがポイントです。豆腐料理は3品コース、5品コース、7品コースに分かれていて、それぞれメニューが異なりますので、様々な豆腐料理を楽しむことができました。
女将さんから大山の豆腐に関して様々なお話を聞くことができました。
古くから大山詣りで多くの人が訪れていましたが、その頃は今ほど交通機関が発達しておらず、この周辺に宿泊するのが当たり前だったそうです。大山詣りで訪れた貧しい農家の人たちは、宿泊するためのお金がなく、代わりに米や大豆を宿泊代として宿泊するようになります。大山詣りと言われるほどですから、品質の良い大豆が自然と集まるようになり、それを加工する職人さんも来ます。そして、大山のきれいな天然水と掛け合わせてできたのが大山の「豆腐」、このような歴史があるそうです。大山の豆腐は昔も今も変わらず愛されているみたいです。登山後にお腹が空いてしまったら、ぜひ大山の豆腐を食べに立ち寄ってみてください!
ここまで大山の様々な魅力をご紹介させていただきました。いかがだったでしょうか。新緑の時期や、避暑地としての夏、そして紅葉の時期など、その時々で毎回異なる景色を楽しむことができる大山。登山あるいは参道巡りなど様々な楽しみ方があると思います。
都心から非常に近く、気軽に豊かな自然を楽しめる大山にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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