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初期公開日:2025年10月31日更新日:2025年10月31日

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魅力と栄養満点!「大磯マコモ」をご紹介します。

職員が実際に見たこと、感じたことを綴ります!

 

大磯町の特産品!「大磯マコモ」

大磯町の特産品であり、「大磯マコモ」としてかながわブランドにも認定されている大磯のマコモタケ。

皆さんはマコモタケがどんなものかご存じですか?見たこと、食べたことはありますか?

今回は、魅力たっぷりの大磯マコモをご紹介します!

 

収穫の様子

大磯マコモを生産されている西方さんに許可をいただいて、2025年10月16日に収穫の様子を見学させていただきました。

マコモはイネ科の植物で、田んぼで栽培されています。育て方はお米に近いとのこと。

マコモの田んぼ

 

遠くから見ていたときは分からなかったのですが、近づいて見るとその大きさに驚かされます!このマコモの葉は、古くからしめ縄や蓑などの材料として使われてきたそうです。

マコモの田んぼと西方さん

 

マコモの株の根元をかき分けてみると、一部ふっくらとしている部分があります。

これが、マコモタケです!

マコモタケ収穫前

マコモタケは、マコモが黒穂菌と共生し、根元の茎が肥大したものとのこと。なんだか不思議で、面白い植物です。

 

鎌で収穫して、外側の固い葉を剥がしてみると…

収穫したてのマコモタケ

葉を剥いたマコモタケ

真っ白な身が出てきました!この白い部分が可食部になります。

 

同じ株の中に、膨らみかけの茎がちらほら見えます。これが黒穂菌の力で大きくなって、大磯マコモとして収穫できるようになるそうです。

成長途中のマコモタケ

 

大磯マコモは、無農薬で草取りから収穫まで全て手作業。ひとつひとつ、丁寧に真心込めて作られています。

マコモを収穫する西方さん

また、大磯マコモ研究会の資料によると、低カロリーで食物繊維が多く、ビタミンA・Cが豊富。新陳代謝の促進や血液中の老廃物除去の効果も期待できる健康野菜とのことです!

 

気になる”味”は…

収穫見学後、大磯駅前の「地場屋ほっこり」で大磯マコモを購入したので、調理して食べてみました。

葉を剥いた大磯マコモ葉を剥がして、薄皮をピーラー等で剥いて、そのままお好みのサイズに切るだけ。下処理がとても簡単です!あく抜きも不要で、生食でもおいしくいただけるとのこと。

 

今回は、炊き込みご飯、春巻き、そして素焼きにしてみました!

調理後の大磯マコモ

大磯マコモ、おいしいです…!

ほんのり甘くて、キノコのような不思議なうまみがあります。歯切れよく、食感も楽しいです。

 

一番評判がよかったのは素焼きでした。

グリルで焼いた大磯マコモに鰹節をかけて、塩を少しつけながら食べるというシンプルなものですが、大磯マコモの優しい甘さ、食感…素材の味をしっかり味わえる、とてもおいしい一品です。

素焼きした大磯マコモ

大磯マコモ、初めて食べましたが、調理しやすくどんな料理にも合う万能食材だなと思いました。

てんぷらや肉巻きにしてもおいしいとのこと。次回、ぜひ作ってみたいです!

 

優しい秋の味覚

大磯マコモは9月下旬~11月上旬が旬ですが、今年は猛暑の影響で少し後ろ倒し気味で、11月中頃まで販売される見込みです。

私が購入した「地場屋ほっこり」の他、大磯町近辺の販売店舗で購入できます。

袋に入った大磯マコモ


食欲の秋、ぜひ「大磯マコモ」を味わってみてください!

 

関連ページ:大磯町ホームページ「マコモタケが「かながわブランド」に認証されました!!」(別ウィンドウで開きます)

 

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