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更新日:2020年10月2日
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次の審議会等を下記のとおり開催した。
水源環境保全・再生かながわ県民会議 第73回市民事業専門委員会
令和元年8月8日(木曜日)9時55分から11時45分
かながわ県民センター12階 第1会議室
増田 清美【委員長】、谷本 有美子【副委員長】
青砥 航次、石本 健二、稲垣 敏明
(オブザーバー)久保田 修映、宮下 修一
令和元年10月13日(日曜日)
水源環境保全課 岡本
電話番号 045-210-4358
(事務局)
定刻前ではございますが、委員の方が全員揃いましたので、第73回市民事業専門委員会を開会させていただきます。本日は委員の方5名、オブザーバーとして久保田委員、宮下委員にご出席頂いております。これより議事に入らせて頂きますが、議事進行は委員長の増田委員にお願いしたいと思います。増田委員よろしくお願いいたします。
(増田委員長)
それでは次第に沿って進めて参ります。議題1は市民事業現場訪問企画についてです。
■議題1:市民事業現場訪問企画について
(増田委員長)
それでは、資料1-1から事務局より説明をお願いします。
(事務局)
資料(資料1-1~資料1-4)に基づき説明。
(増田委員長)
資料1-1から資料1-4について内容、スケジュールに関してご意見があればお願いします。まず、訪問する順番ですがいかがですか。
(稲垣委員)
一ついいですか。谷峨駅で降ろされると1時間か2時間に1本しかないので、新松田駅にしてもらった方が良いと思います。
(事務局)
やはり電車がありませんよね。
(増田委員長)
分かりました。コースはどうですか。先に伊勢原に集合で、ファームパーク湘南へ先に行く。そして足柄丹沢の郷ネットワークが後。
(事務局)
どちらを先に行くのが、いいのか決めたいと思っています。
(増田委員長)
どちらを先に行けば、効率が良いのでしょうか。
(事務局)
足柄丹沢の郷ネットワークの活動が15時30分までですので、時間のずれ込み等を考慮するのであれば、先に足柄丹沢の郷ネットワークに行った方が良いのかなと思います。先にそちらに行けば、お昼の時間も調整しやすいのではないかと思います。昼食を食べる所は、伊勢原駅周辺が一番、都合が良いと思いますので。足柄丹沢の郷ネットワークを先にすると、車で移動し、伊勢原で昼食を食べ、ファームパーク湘南に行く流れで、渋滞等で時間が掛かった場合でも少し調整出来るのかと思います。ファームパークが先だと、昼食を取った後に渋滞に巻き込まれると、調整できず時間通りにたどり着けなくなる恐れがあります。
(増田委員長)
では、先に足柄丹沢の郷ネットワークに行くという事ですが、ご指摘がありました通り、集合場所が新松田駅になります。集合時間はどうしましょうか。
(事務局)
50分ほどかかりますので1時間見ておけばいいと思います。
(増田委員長)
集合時間は10時で良いのでしょうか。
(事務局)
10時ですと、たどり着けません。
(増田委員長)
もっと早い時間ですよね。
(事務局)
9時30分とか9時15分とかその位でしょうか。9時30分でよいのではないでしょうか。
(増田委員長)
それから、ジャンボタクシーorバスと言うのは路線バスの事ですか。
(事務局)
いいえ、マイクロバスを想定しています。
(増田委員長)
では、ジャンボタクシーかマイクロバスになりますね。
(事務局)
はい。
(青砥委員)
新松田駅の駅前はタクシーが停まれる所があるのでしょうか。
(事務局)
南口はどうですか。
(増田委員長)
これは、「南口」と入れておかないと、皆さん合庁に行く方に行ってしまいます。
(青砥委員)
小田急線で来れば良いですが、御殿場線で来ると大変な事になります。
(増田委員長)
御殿場線だと踏切を渡らなくてはいけなくなります。自由通路がありません。では、新松田駅南口に9時30分集合。改札を出て階段を降りるとロータリーがあります。あそこにはジャンボタクシーが来ますか。
(事務局)
松田地区にジャンボタクシーがあるのかどうかだと思います。
(事務局)
多分ジャンボタクシーは無いかと思います。
(増田委員長)
では、マイクロバスですね。少し離れた所でも歩いて行けばいいですね。前に行った時は、結構離れた所に停まりましたよね。
(事務局)
旧松田土木事務所の前あたりですね。
(増田委員長)
そうですよね。
(事務局)
業者と一度打ち合わせをして、集合場所等を確認したいと思います。分かり次第皆様に連絡したいと思います。
(増田委員長)
ではここの部分は修正してください。資料1-2、雨天の時は活動中止ですよね。小雨でも、という事でしょうか。
(事務局)
事前の団体との打ち合わせで、「どの程度の雨で中止になるのか」聞いたところ、「天気予報の雨でも中止になる可能性が高い」とのことなので、その段階で皆様に連絡をしたいと思います。
(増田委員長)
分かりました。他にご意見ございますか。
(稲垣委員)
一つ確認していいですか。資料1-2「足柄丹沢の郷ネットワーク」について、活動人数2人となっておりますが、当日2人しかいないという意味ですか?資料1-3では会員数は12人となっていますが、2人だと寂しそうな感じがします。当日参加の見込みですか。
(事務局)
この活動に来るのが2人ということで、代表者ともう一人です。
(稲垣委員)
はい、分かりました。もう一つ、資料1-4ヒアリングシートですが、中身の詳細を見た訳ではありませんが、前年までの様式に合わせているという理解でよろしいですか。
(事務局)
はい、そうです。これまで使ったものです。
(稲垣委員)
はい、分かりました。
(増田委員長)
先程、「人数が少ない」との事ですが、逆を言いましたら、色々質問も出来るのではないでしょうか。
(稲垣委員)
しっかりと聞けるという事ですね。
(事務局)
採択の時に色々あった所です。木工指導のために、岐阜から講師を呼んでいます。
(増田委員長)
ここですよね。色々な意味で、特に良く見た方がいいですね。ファームパーク湘南の方はベテランさんです。後日メールで質問事項や課題とか成果等を送って下さい。委員の中で意思疎通をしておかないといけませんし、バラバラに質問しても中々引き出せません。それプラス、現場での状況で判断して意見交換をする形で、今までもその様な感じでやってきました。そこの所よろしくお願いいたします。
(事務局)
こちらから委員の皆様に当日聞きたい内容を再度確認させていただきます。
(増田委員長)
そうですね。委員の方から意見がありましたらお願いします。
(谷本副委員長)
審査会の時、プレゼンで私どもは質問項目を出しましたが、あの項目を一旦共有しておいた方が、何が論点だったかという事が分かりやすいのではと思います。
(増田委員長)
そうですね。
(谷本副委員長)
お二人は審査に関わられていないので、その時に何が論点であったか簡単にわかるようにした方がいいと思います。
(稲垣委員)
色々論点があったということですね。
(増田委員長)
はい、ありました。
(谷本副委員長)
特にこのグリーンウッドワーク。
(増田委員長)
そこは新しい委員の方がいるので、情報共有をしなければなりません。
(谷本副委員長)
新しい委員の方がいらっしゃるので見る焦点が定まるのではないかと思います。
(青砥委員)
足柄丹沢の郷ネットワークについてです。その事を前提にした話ですが、作業内容を見ると薪づくりで、玉切り・運搬・薪割、どこでもやっている事だと思います。この団体の活動の特色が表れているとは思えません。こちらからは注文出来ないのでしょうか?
(事務局)
スケジュールで決まっている事ですので、活動内容を変えて頂くのは、厳しいです。
(増田委員長)
近くでもう1団体ありませんか。
(青砥委員)
この団体の特色が表れる活動が見られればと思いました。
(増田委員長)
団体のスケジュールでやっていますからね。別にこれに関する質問だけでなくても、いいのではないでしょうか?それは出来ますよね。
(谷本副委員長)
作業場、つまり切った薪を使って足踏みロクロで、小さい物を作る、その備品の購入をどうしようかというやり取りが審査の時にあったので、可能であればその様な所が見られるといいのかなと思っています。
(事務局)
教える人は当然いないのでしょうけど、デモンストレーションみたいに、どの様に使うのかやって貰えないかということを聞いてみたいと思います。
(谷本副委員長)
あまり無理強いしてしまうと、申し訳ないですね。
(増田委員長)
実際にそれが出来るかも確認取ってみてください。
(石本委員)
足踏みロクロで何を作るのですか。
(事務局)
足踏みロクロを使って、木工製品を作ります。
(石本委員)
お皿や器みたいなものでしょうか。
(事務局)
お皿やスプーンとかです。ロクロは「くりもの」になります。後は削り馬、木馬の様なものです。乗って、固定して木工をしていきます。
(石本委員)
器みたいな物を作る為のものですか。
(谷本副委員長)
その機械を使うと子供でも作業がしやすいとかいうことがあるようです。
(増田委員長)
これを作る事自体ではなくて、講師が岐阜から来るため、謝金が発生するので、そこが議論になっていました。何故、地元や地域に講師がいないのか。あるいは何回も講師を呼ぶのであれば、自分たちが学ぶので、学んだ技術で本来やるべきだと思います。そこがネックになっています。
(石本委員)
何故、講師を呼ぶのかということですね。
(増田委員長)
そうです。他の団体でも毎回講師を呼ぶところがあります。そういう所が課題です。後、この中で団体に対して何かありますか。ファームパーク湘南は農業もやっていたりしますね。今回は竹の伐採ですね。
(青砥委員)
竹を切るのも「玉切り」と言うのですか。
(事務局)
おそらく言っているとは思いますが、それも確認します。
(青砥委員)
丸太を切って行く事は「玉切り」と言いますが、竹を切る事もそうなのかなと思いました。
(稲垣委員)
おっしゃる通り「玉切り」とは言わないですね。
(石本委員)
竹林で作業する所を見に行くということですね
(事務局)
そうなります。こちらの方は事務所の裏手の山に竹があるそうなので、そこで当日は活動されるとお伺いしております。
(増田委員長)
他に何かご質問はございますか。よろしいでしょうか。資料1-4「ヒアリングシート」ですが、少し変えた方が良いですか。分かりづらいとかありますか。
(稲垣委員)
基本的には項目は揃えておいた方が、比較出来ると思います。
(増田委員長)
過去のものとですね。
(稲垣委員)
聞きたいことは別に聞くとして、このままで良いのかと思いました。
(増田委員長)
実際、書ききれないくらいたくさん出ます。まとめるのが大変です。やはり団体にも思いがあるので、いかに使いたいかということです。
(稲垣委員)
雰囲気は分かります。
(増田委員長)
そういう感じです。資料1-1から資料1-4までに関して何かございますか。時間等はまた事務局から連絡頂きますので、よろしいでしょうか。次に移ります
■議題2:市民事業交流会企画について
(増田委員長)
それでは議題2、市民事業交流会企画について、まず事務局から説明をお願いします。
(事務局)
事務局より資料(資料2-1~資料2-4)に基づき説明
(増田委員長)
ありがとうございました。それでは資料2-1から資料2-4についてご意見があればお願いします。イベント参加が県民フォーラムと合同開催かを問うていきたいと思います。資料2-1から資料2-4まで、見て頂いてどうでしょうか。県民フォーラムとパネル展示的な活動展は、過去相当行われていますが、私の私見ですが、展示されているだけが多くて、なかなか補助団体を知って頂けない。大規模なフォーラムの時に、横浜のはまぎんホールヴィアマーレでしたか、あの様な所で行うと休憩時間だけ見てもらう事になります。休憩時間なので説明も限られてしまいます。皆さんの来る目的がフォーラムに来る方が多い訳です。例えば有名な方を呼んだ時も物凄く集まりますが、休憩時間にどの位成果があるかと言うとそれ程ではありません。トイレに行くときに、ザーッと見たりするだけでは、なかなか市民事業と言うものが浸透していかないと感じました。ただ、補助団体から特に意見が無かったという事と丁寧にやる必要がないと言う団体が1団体あるという事を踏まえていかがでしょうか。例えば二つ選択肢があり、イベント参加と県民フォーラムと合同開催の案があります。イベント開催ですと、宮ケ瀬フェスタ。宮ケ瀬フェスタですと、団体が色々展示物を持って行くのは大変ではないですか。車で持って行くにしても経費も掛かります。
(事務局)
案の一つとして、当課で荷物を回収して当日持って行く事も出来るのかなと思っております。そこは団体と業者の確認をしなくてはなりませんが、もし、持ち運びが大変という事であればそういった事も考えます。パネル等は事前にデータをもらえば、こちらで作成する事は出来ます。
(増田委員長)
「ワールドフェスタヨコハマ」はどの様な感じのイベントですか。
(事務局)
大まかに言うと、世界各国の料理を食べる様な所になります。協賛出店のブースとして使う事が出来ます。
(石本委員)
山下公園でやるやつですか。
(事務局)
はい、そうです。
(石本委員)
表で色々屋台が出ていますね。
(事務局)
はい、そうです。色々な所の料理を食べられる場所になります。大体3.6メートルから5.4メートル位のテントを借りてそこの中でブース出展させて頂けます。
(増田委員長)
これは少し面白いですね。
(谷本副委員長)
PR効果はあるのでしょうか。
(事務局)
大体40万人程来られているようです。
(増田委員長)
2日間で40万人ね。でも出展する場合には2日間やるの。
(事務局)
いえ、1日だけになると思います。
(増田委員長)
色々な年齢層が来ますよね。
(事務局)
縦横3.6メートルから5.4メートルのブースで出展費が13万円ですね。他のサイズですと13万円から24万円位です。
(増田委員長)
出展費で、ですね。
(事務局)
机等を借りる場合は別途掛かってきます。
(増田委員長)
そういう意味では、補助団体の行っている事業でしたら、宮ケ瀬フェスタが同化し染まりますよね。自然の中でダムの前で事業をやる。イメージですが、「ワールドフェスタヨコハマ」の方が集客は凄いですが、宮ケ瀬フェスタの方が補助団体の活動を見せるのにはいい部分もあるのかなと思います。
(事務局)
過去の開催ですと、宮ケ瀬フェスタでは「薪割り」の体験教室を開いている所もあったり、広い公園の所で大きく場所が使えるので、色々な事が出来るのかなと思います。こちらの集客数が9,500人程来ているという事ですので、良いのかなと思います。出展すればお客様の時間を取れるのではないかと思います。
(増田委員長)
そうですね。じっくりとね。
(石本委員)
これは外の鳥居原の「ふれあいの館」の外側の湖に面した芝生の上ですか。
(事務局)
はい、そうです。
(石本委員)
周りはワイドですが、割とこじんまりとしていますね。
(増田委員長)
でも、県民フォーラム自体もそんなに、9,000人は来ないですよね。
(事務局)
来ないです。
(増田委員長)
そこからするとこちらの方が凄い人数です。ここは雨天の場合はどうなるのですか。
(事務局)
雨天は、中止だったはずです。
(増田委員長)
屋外は、そういうリスクがあって読めないですね。
(稲垣委員)
青砥委員は色々経験されているので、ご意見はありませんか。
(増田委員長)
何かご意見ありますか。
(青砥委員)
宮ケ瀬の場合は、来る人達の目的が県民に対する広報と、補助事業者・市民団体との交流になりますが、補助事業者の皆さんが来られるのであれば「交流」というものがあるかもしれませんが、9,000人の話は県民に対する市民団体の広報ですよね。宮ケ瀬に来られる方の関心は、もしかしたら自然志向の人が多いので良いのかもしれません。逆にワールドフェスタの方は、人は大勢来るがそういう事に関心がある方がどれだけいるかなという勝負という感じもありますし、市民団体との交流はあまり出来ないであろうという感じがします。
(増田委員長)
どうでしょう。例えば案が二つありますが、優先で「宮ケ瀬フェスタ」にして、雨天等で中止になるのはある程度前からでしょうか。自然ですから、当日ドタキャンになってしまいますかね。
(青砥委員)
まず、案の1と2で決めるのですね。
(増田委員長)
案の1と2で決めますが、「宮ケ瀬フェスタ」に決めておいてダメになったら、ユニコムプラザはどうでしようか。
(谷本副委員長)
「ワールドフェスタヨコハマ」ですと10月12日か13日。「宮ケ瀬フェスタ」だと11月2日という日程になります。
(増田委員長)
県民フォーラムのシンポジウム、資料2-4ですと1月上旬から2月下旬です。これはいわゆる室内ですよね。例えば「宮ケ瀬」がダメになった場合に結構スパンがあります。何か月が先になるので、ここに持って行くという案だったら可能性があります。
(事務局)
そうですね。中止の際はこちらで出来ると思います。
(増田委員長)
そうです。
(事務局)
懸念があるとすると、この時期に1次選考、2次選考がありますので、委員の負担が大きいのではないかと思います。新しい補助金申請の団体を集めるという点では、既に募集が終わった後かと思います。
(増田委員長)
募集が終わっているとなると、難しいですね。
(事務局)
来年度以降の補助金申請の団体集めにはなるかと思います。
(増田委員長)
PRの効果がないという意見もありますね。
(谷本副委員長)
団体に「来てください」と言うのは申し訳ないですね。
(増田委員長)
そうですね。
(谷本副委員長)
そこはあまり無理がないようにお願いします。
(増田委員長)
「宮ケ瀬フェスタ」の日に雨が降らない事を祈って。
(青砥委員)
11月2日ですよね。11月3日は晴れの得意日ですから大体良いのではないでしょうか。
(谷本副委員長)
気になる事は、団体がこの会場にいらっしゃると想定した場合に、負担が大きいのであれば、何らかの交通費とか、「1団体あたりいくら位補助を出します」とかは可能なのでしょうか。
(事務局)
1団体辺り3名までは交通費が出たはずです。
(谷本副委員長)
では、それで行けるという事ですね。
(青砥委員)
一般の交通機関では行きにくい所ですから、それぞれ皆さん車でいらっしゃるのでしょうね。
(増田委員長)
我々も行きにくいです。どうやって行くのか。
(青砥委員)
津久井の奥ですからね。
(増田委員長)
マイクロバスに乗って行った方がいいですね。
(青砥委員)
厚木から行くと宮ケ瀬のしまいだから
(増田委員長)
津久井だと凄い遠回りですね。結構厳しいですね。案の2の「ユニコムプラザ」は前にもやっていますが、経験上、正直言って効果があるとは思えないです。時期によって、「お正月飾り」を作っている団体が違うブースにいましたね。クリスマスリースでしたか。
(事務局)
厚木ですね。
(増田委員長)
厚木でしたか?前にもユニコムプラザでやっていますが、やはり閉じ込められた様な感じなので、団体の活動を見ていただくのはなかなか難しいですよね。
(石本委員)
ユニコムプラザって何処でしたか?
(事務局)
相模大野の駅の新しい再開発ビルの上の方です。
(石本委員)
相模大野の2階か。中に入り込んでしまっていますね。
(増田委員長)
やはり宮ケ瀬フェスタにかけますか?他にここのイベントのリストの中でありますか。
(谷本副委員長)
イオンスタイル座間店でやる「神奈川再発見フェア」は使えないのでしょうか?
(事務局)
ここはまだ情報が出ていなくて、過去のものを載せています。
(谷本副委員長)
やるのではないかということですね。
(事務局)
例年されているので、今年もするだろうという事です。
(谷本副委員長)
主催が環境計画課になっています。
(増田委員長)
その下も面白そうですね、こういう所に全然行っていないじゃないですか。NPO協働推進課主催の「企業・NPO・大学パートナーシップミーティング」場所が全然今まで行っていません。小田原・鎌倉・横須賀三浦・逗子行っていない所でも。
(谷本副委員長)
相模原辺りで活動している団体だとちょっと辛い、小田原だったらちょっと。補助金の対象が教育しか対象になりませんね。
(増田委員長)
でも今、湘南国際村でやっている。
(谷本副委員長)
普及啓発活動は対象になりますが、実際の水源の関係の活動はダメです。
(増田委員長)
前は鎌倉在住の方も居たので、ただあまり土地だけではなくて、違う所でやっても...
(谷本副委員長)
向こうに行ってね。事務局としてピックアップして頂いたのが「宮ヶ瀬」と「ヨコハマ」
(事務局)
そうです。環境系イベントと人が多いという事でそちらを候補とさせて頂きましたが、こちらの資料2-3からももちろん選んでいただいて構いません。
(増田委員長)
今言いましたように、「宮ヶ瀬フェスタ」が一番該当しますが、それ以外ですと「ワールドフェスタヨコハマ」はちょっと難しいですよね。「ユニコムプラザ」は前にもやりましたが、団体が手持ちぶさたになるのはちょっと辛いなと思います。皆さんがやっている事をアピールしたいじゃないですか。
(谷本副委員長)
小田原ではやっていないのですか?
(増田委員長)
小田原では、やっていないですね。県民フォーラムは昔、小田原にロビンソン百貨店があった時に2回位やりました。空間が広い。ただ、あそこも不便です。鴨宮駅から歩いても行けないし、大変ですよ。
(稲垣委員)
車で行く所です。
(石本委員)
その時は、人は集まったのですか。
(増田委員長)
あんまり。でも、積み木のブースを設けて子供達が遊んでいました。県の他の物が入っていて、そこに乗った感じです。そういう意味では悪くはなかったです。「宮ヶ瀬フェスタ」にしますか。今の感じですと、「宮ヶ瀬フェスタ」ですが事務局的にはどの様に思っていますか。
(事務局)
団体が来るのがすごく大変かと思います。
(青砥委員)
場所は、鳥居原ではなくあいかわ公園ですよね。
(事務局)
今回秋は鳥居原で行う予定です。
(稲垣委員)
夏があいかわ公園で、秋が鳥居原。
(増田委員長)
場所が違うのですね。鳥居原は遠いですか?
(青砥委員)
交通が不便です。
(増田委員長)
交通が不便ですか。
(青砥委員)
車で行く分にはいいですが、あいかわ公園の方がまだ行きやすいです。
(谷本副委員長)
9月16日はちょっと無理です。
(増田委員長)
「菊名ウォータープラザまつり」はどの様なものですか?
(事務局)
これは、駐車場の様なスペースを使って行う様で、そこまで人は来ないです。後は、環境計画課の座間のイベント。出展する余地があるのかどうか、もう少し詳細を調べるのでしょうね。イオンモール大和は今までも、イオン相模原やイオンの店舗を色々変えてやっています。
(増田委員長)
県民フォーラムもイオンでやりませんでしたか?
(事務局)
小田原ですか。
(増田委員長)
小田原のイオン?小田原にイオンがありましたか?イオンは無いような気がします。横浜線か、何か乗り換えて行った気がします。「神奈川再発見フェア」と言う名前が良いですよね。
(谷本副委員長)
全体的にね。広がりが期待出来そうな。
(事務局)
今までですと、県の森林再生課で行っていた表彰式の後に、「かまぼこ積み木」等を広げて子どもを呼んだり、かたや隣に大気水質課も来ていて、「大気汚染は何?」とかペットボトルとか環境の話をやっていました。意外と面積があり、ステージが出来たりそういうブースがあり、県のPRのためにイオンから場所を貸して頂いています。
(増田委員長)
これはいいのではないでしょうか。
(石本委員)
イオン座間店は日産の工場のそばに出来たやつですか。1階の売場の一角みたいなところですか。
(事務局)
毎年違う店舗でやっていたかと、今年の会場がどこかはわかりません。
(増田委員長)
でも、やるのですよね。
(事務局)
恐らくやるとは思います。
(稲垣委員)
昨年のを見ると記者発表は直前ですね。まだ様子は分からないだろうけど、先程鈴木副課長が言ったように、県産木材の「積み木遊びコーナー」とかグランドPRや観光PR等、環境計画課で仕切っているんですよね。
(谷本副委員長)
全体でやっていて「これなんだろう」と、目立つじゃないですか。出展リスクがないというのが一番大きいですね。
(増田委員長)
こういう所だと家族連れが来るでしょ。
(谷本副委員長)
環境の勉強をして、自分達がアクションする。
(増田委員長)
補助団体さんにとっても、凄く繋がりがあって良い気がします。イベント名のネーミングが良いですね。惹かれます。
(事務局)
これを第一候補にしますか。
(増田委員長)
だったら雨は関係ないですよね。
(石本委員)
これは何処かのイオンでやるという事ですか。
(事務局)
そうです。何処かのイオンです。
(増田委員長)
昨年は座間でした。大体神奈川県内の何処かなんでしょ?
(事務局)
遠くはならないと思います。
(増田委員長)
大体の場所は分かりませんか?環境計画課に聞くことは出来ませんか。もう押さえてはいるでしょう、押さえていなければ物事は進みませんよ。お店側も色々なイベントをやっているから、年間計画で決まっていますよ。今までにない感じでいいですよね。可能であればこれがいいですね。
(稲垣委員)
しずくちゃんが出ていますよ。
(増田委員長)
なんか関連しているから。後、来場者の意識が分かるじゃないですか。
(谷本副委員長)
団体さんも。イベントで時間が潰せるじゃありませんか。
(増田委員長)
ユニコムプラザより、良いと思います。
(谷本副委員長)
知らない人たちに、こんなのやっていたのだとPRできますね。
(増田委員長)
これは捨てがたいですね、これが良いですね。時期は昨年が10月の下旬で、今は8月なので、間に合いますよね。新規のチラシを使って呼び込んで「こういうのをやっていますので応募してください」と使えます。ラックに入れておくだけではなくて。そういうのを配らなくてはいけません。ちゃんと説明しないといけません。手が足りなかったら、全員ではなくても県民フォーラムの方にもお願いして、配ってアピールするという事もありかなと思います。
(事務局)
日にちと場所は決まっていると思います。
(増田委員長)
決まっていれば別に問題ないです。
(事務局)
すみません、今、神奈川県の環境計画課に聞きまして、今年度の「再発見フェア」につきまして、実施する期間が10月11日(金曜日)から14日(月・祝日)になります。ただ、ブース出展を行う日が、なか日、2日間の12日と13日、土曜日と日曜日になります。場所は昨年度と同じイオンスタイル座間店で行うという事と、今年度の実施の募集自体は既に関係課に聞いて終わってはいるそうですが、調整はつけられる可能性があるという事で、逆にこちらのイベントに参加するとした場合、戻ってから当課より調整させて頂きますが、その際、12日と13日の日にち希望があるかを聞いて欲しいと言われております。
(増田委員長)
まず、委員の人はどちらが出やすいか、皆さんの予定でこの日はダメという所があれば教えてください。
(青砥委員)
12日がダメです。
(増田委員長)
では13日ですか。他の方はどうですか?
(谷本副委員長)
青砥委員が行ける日が良いです。ちゃんと説明出来る人がいる方がいいです。
(増田委員長)
団体さんが説明するので、お世話役です。では、10月13日で皆さん調整して頂くということでよいでしょうか。出展団体さんは日曜日大丈夫ですよね。
(事務局)
13日はファームパーク湘南と森のなかまが活動しています。
(増田委員長)
他は大丈夫でしょうか。
(事務局)
前回の資料を見ると、他は入っていません。
(青砥委員)
全部参加させるのは無理ですよね。
(増田委員長)
逆にファームパーク湘南は人数が多いから、一部は出展してくれるかもしれません。
(青砥委員)
資料だけの展示も可能ですよね。
(増田委員長)
もちろんそうです。事務局に送ってもらって、出来るのであればそういう出展方法もありだと思います。では、10月13日の日曜日環境計画課主催の「神奈川再発見フェア」に参加するということで、事務局の方で進めていただければと思います。
(事務局)
分かりました。
(増田委員長)
そうすると、2案は必要ないですよね、建物の中ですしね。こういう所ならやり方次第で効果は期待出来ると思います。先程言った通り積み木とか色々あり、県民フォーラムの時に他団体でダンスや音楽をやる所がありましたが、そういうのは無いですよね。
(事務局)
お囃子とかでしょうか。
(増田委員長)
そうです、川崎でやった時にそういうのがありまして、来場者が中断されてしまいました。「神奈川再発見フェア」の中にその様な事はないでしょうか。
(石本委員)
座間市が出しているのが、小さいステージで踊っています。
(稲垣委員)
開会記念セレモニーの時の写真ですね。
(石本委員)
最初の開会の所だけのようですね。
(稲垣委員)
14時から14時40分に記念セレモニーがあります。
(増田委員長)
分かりました。では、ここで進めてください。
(事務局)
承知しました。
(増田委員長)
では、資料2-1から2-4迄はとりあえず終わります。皆さんの日程もありますので、補助団体に早めにお声かけしないとなりません。後は出展出来ない森のなかま等、せっかくなので出せる物は出してもらうとかした方が良いです。よろしくお願いいたします。後は、具体的に、今までのようにただパネルとかではなく、人を呼び込む様な仕掛けは必要になると思うので、委員会で話し合いが出来ればと思います。資料2-1から2-4についてはよろしいでしょうか。
■議題3:市民事業支援制度に係るアンケート調査結果について
(増田委員長)
市民事業支援制度に係るアンケート調査結果について事務局から説明お願いします。
(事務局)
資料(資料3-1~資料3-2)に基づき説明
(増田委員長)
それでは資料3-1から3-2、事前にメールで送られておりますので、お目通し頂いているかとは思いますが、これに関して何かご意見はございますか。例えば今後の補助金制度改正の時とか、財政面以外の支援、今後の交流会等の在り方などに関しても、このアンケートの中から見る所もあると思いますが、何か感じたことはありますか。
(谷本副委員長)
資料3-1の10ページに書いてある「1.補助金制度の会計が実態に合致していない所、交付金が次年度5月頃になるため」と言う事と、「手元に現金がなければ組織の運営が不可能、資金繰りを度外視した会計である」で要は、今年度支給対象となっている団体に、実際にお金が入るのは来年の5月以降という事ですか?
(事務局)
「事業を終了してから2か月後を目安に」と県はお伝えしています。事業実績報告書を団体から提出頂き、使ったお金のレシートとかを事務局でチェックしてからの支出となりますので、その目安が2か月となります。3月末に活動を終了した団体は、5月半ば頃にお支払いしています。なお、その旨は募集案内にも記載させて頂いております。
(谷本副委員長)
逆にそれがネックになって募集しづらいというのがあると思います。それなりに自分の所で資金を持っていないと、とりあえず立て替え払いですよね。個人で立て替え払いと言うのはなかなかしづらいので、団体としてある程度資金を持ってないと、そのハードルが高いです。全額ではなくても、例えば概算払いで3割、4割ぐらいは先にお支払いしておいて、精算は全部事業が終わってからという補助金の出し方も出来なくはないはずです。もしかすると運用で変えられるのであれば、それも一つの方法ではないかと思います。
(増田委員長)
最初から概算払いの課題が出て来ていました。でもそれは公金なのでダメという事でずっと来ています。それをどうやってクリアしていくか。
(谷本副委員長)
私も地元でこういう活動で補助金を貰っていますが、それは20万ですが、先に入れてくれています。最後精算して、どうしてもという事があれば戻す形です。それが県として解決策としてまったく出来ないのか。ただ、ボランタリー活動支援基金21で出していますよね。あれは全部精算ではないですよね。
(事務局)
基金21は違います。私も前にやっていた事があります。
(谷本副委員長)
そうですよね、あちらは出せるのに、こちらで出せないはずはないので、全額出す必要はないと思いますが、ある程度出せればと思います。元々5割としか言っていないので、5割しか出さないのに更にギリギリまで出せないのであれば、待ってからでは出せないという形では、相当やっている団体にとっては負担です。
(増田委員長)
仕組みを変えられるのでしょうか。
(事務局)
当課の補助金が精算払いになっている経緯を確認しなければならないのですが、県全体の色々な市民団体への補助制度の中では、事前に概算払いをして後で精算するという手続きもありますので、県全体の制度でだめということではありません。これまでどうだったのかということと他の制度との整合性を検討させていただきたいと思います。
(増田委員長)
前の委員長の専門が財政学だったこともあり、事務局から言われて今のやり方というのではないかもしれません。
(事務局)
委員会の方でご意見をいただいたのかもしれません。今の委員の皆様から検討するようご意見をいただいたので、過去の経緯も含めて検討させていただきたいと思います。
(青砥委員)
せっかくのお金ですから、対象の方が使いやすいようにしてあげるのがいいと思います。
(事務局)
補助金の要綱上は、「原則として精算払いとする。ただし、知事が必要と認めた場合は、概算払いができる。」となっております。昨年の例で言いますと、削り馬の団体さんは資機材がないと活動できないということで、資機材の部分を概算払いで認めたと思います。資機材だけ概算払いできることにしているのか、資機材以外でもできるかについては確認させていただきます。
(増田委員長)
それは確認してください。
(谷本副委員長)
縛りすぎて活動できないと困ります。当然、公的なお金なので管理はしっかりしなければなりません。全額ではないにしろ、少しでも概算払いできればと思います。
(青砥委員)
資料3-1の【1】の①のどこで当補助の存在を知りましたかという問いですが、回答したのが16団体ですが、13団体しかありません。
(増田委員長)
環境保全センターと山北町職員と既補助金受給団体という回答を加えると16団体になります。
(青砥委員)
わかりました。何が効果的なのかを見たいと思ったのです。
(増田委員長)
最初の頃は、団体さんは県から補助金をもらっている団体として、信頼性が増したという意見を言っていましたが、最近は団体さんからあまりその様な意見は聞かなくなりました。例えば、「海の森・山の森事務局」は予算額が増えていますね。クラウドファンディングも成功していますが、人件費の担保が難しいと聞いております。海に潜っていたので、大分昔からレジ袋があることを知っており、一生懸命訴えかけても誰も耳を傾けてくれなかったが、今は日の目を見たそうです。早く行動を起こして、色々な所にアンテナを張っている人と内向き的にやる人と、団体さんにも色々おります。会員の平均年齢が伸びています。財政面以外の支援よりも新たに団体を増やす手法を考えなければなりません。違う事業で再申請していただければいいのですが、今年度も申請すると言って、結局申請しませんでした。面倒だったようです。
(事務局)
別件ですが、申請が面倒だったので途中で断念したという団体が1団体ありました。手続きや申請後の県とのやり取りが大変そうなので、申請するのをやめたそうです。そのあたりも課題になるのかと思います。
(増田委員長)
水源環境保全税をご負担いただいていることを知らない方がまだいます。イベント会場に新規の方が来ているとは限らないので、アンケート結果だけ見て喜んでも仕方ありません。700名来たからといって、その700名が違う場所でのイベントに行っているかもしれません。川崎のアゼリアでやった時に思ったのですが、都内の方が買物に来ていて、同じ方が来る確率が高いのです。不特定多数の方がふらりと来るような場所でやった方が、効果があると思います。
(谷本副委員長)
この補助金だけの話ではないのですが、これまでの市民活動団体に出している補助金の傾向は、3年ないし5年で区切るので、それ以降は自立してやっていってくださいと働きかけてきた反省もあります。団体さんが活動を始めていくと、それが経常的な活動になり、その活動をどうやって維持するのかがまず最優先になります。新しい事業を展開して、最後その財源を獲得しましょうということになります。今やっている事業をいかに維持するかというところで見ると、このお金は取りづらいです。新しい事業に期待するし、この事業のお金は期限を超えたら、自分たちで獲得するというストーリーにしているので、そのミスマッチが起こっています。
(青砥委員)
補助金だけの話ではなくて、後8年経つとお金がなくなってしまいます。
(増田委員長)
エンドレスに補助金を出すわけにはいかないですよね。
(谷本副委員長)
補助金を出し続けることについて、これはアイデアベースですが、どこかでチェックポイントはつけるにしても、もう少し長い期間、活動に対してのサポートをするという別な仕組みがあってもいいのかと思います。ざっくばらんな意見交換を1回ご担当の方や団体の方としながら、どうやったら使い勝手がよく、役に立つ補助制度になるのかをそろそろ一度考えてみるいいタイミングかもしれません。
(増田委員長)
今、青砥委員がおっしゃったように、本体自体が残り8年です。継続して、県域から参加していただけるような仕組みを検討していかなければなりません。
(谷本副委員長)
活動をやめた理由はお金がなくなったからですよね。お金の切れ目が活動の切れ目とリンクしています。今、現実問題として自分のお金と時間を使って、ボランティア活動を行うという奇特な方は減っています。地域社会の中でそういう方々のパイがあまりないので、ある程度お金のサポート、つまり交通費など身銭を切らなくても活動ができる環境が必要です。その上で団体がやっている活動にも新しいものを見つけ出すことに期待するのではなく、今、やっていることを認めて財源を考えていくことになるのかもしれません。
(増田委員長)
間伐などの事業をやっている人たちが、継続して事業を行えるように、補助率を下げても少しでも補助金をもらえていたら違うのではないかと思います。
(谷本副委員長)
県から補助金をもらっているということが他の人たちに声をかけるにあたって、信頼性の担保になり、金額が少なくてももらっていることが大事という考え方もあります。活動自体にお金がかかるという団体から見ると、金額が減らされると活動ができないということもあります。
(増田委員長)
それは甘えすぎです。今までの補助制度を見直し、新たな仕組みを作れば納得することもあるかもしれません。仕組みを変えていくのも選択肢の一つとしてあるのかと思います。
(石本委員)
水源環境の保全に直接携わっているところと市民に伝えるところと、色々な役割があると思います。自然環境そのものに対して継続して続けていく活動に対しては、別な考え方をしてもいいのではないかと思います。担い手がいなくなり活動が停止してしまうことになるのであれば、ボランティア活動に対するお金というよりも、一つの事業に対する経費として考え方を変えてもいいのではないかと思います。100のお金で300の仕事をしてくれるのであれば、補助金を継続してもいいのかなと思います。そういう問題と担い手の高齢化は別の話で、それぞれの団体の核となる人が高齢化しているのは避けられないので、活動ができなくなれば別の方に加わってもらうしかありません。市民への周知を目的にしたものは何らかの事業として取組めばと思います。
(増田委員長)
ありがとうございます。本体の県民会議が県民参加型ということで、そのために市民事業というものができ、そういうところの支援ということで、裾野が広がっています。森や河川といった本来の事業を市民が担っているという感覚であれば、少し違うような気がします。
(谷本副委員長)
本来、人件費を投じてやらなければならない環境保全に対して、ボランティアの存在を前提に考えることは、かなりリスクが大きいと思います。そこはまた別の議論として考えておかなければならないと思います。
(石本委員)
事業全体としてのリスクを考えるということですね。
(谷本副委員長)
県本来の行政としてどう考えるかということになります。それはそれであって、活動してくれるメンバーがいるのでパートナーシップを結んで一緒にやれるのであれば、それはお互いウィンウィンになるのでいいのではないかと思います。
(石本委員)
単純に期間外だからという理由で、あまりにももったいないと思うので、緩和するようなやり方があってもいいのかと思います。
(増田委員長)
令和元年度の市民事業支援補助金の募集はいつからですか。
(事務局)
11月の下旬から12月の下旬までです。
(増田委員長)
そこまでに少し運用面をどう調整できるかですね。
(事務局)
補助金の概算払いについては、市民事業委員会にお諮りした上で、次の募集に反映できるかもしれません。ただ、後半に議論していただいた市民団体への支援というのは大きな話にもなるので、時間をかけて議論していただくことになります。総合的に効果がありそうな運用面での改正は反映できるかもしれません。
(増田委員長)
運用面での改正を検討したいと思います。財政支援以外の支援は、何かありますか。
(谷本副委員長)
SNS、ツィッター等の記載がありますが、発信するのは自由ですが、発信の仕方がわからないという団体もいます。
(事務局)
発信はしているけれども、見てくれるのが自分の身内しかいないという意見がありました。
(谷本副委員長)
発信の仕方があるじゃないですか。発信しているけれども、ただ発信しているだけでは皆見ません。ひっかかるような見せ方をしないといけませんが、工夫が必要だと思います。そういう事を専門でやっている方々からアドバイスをいただけるといいかもしれません。分かっている人は分かっていますが、素人はただのっていればいいと思ってしまいます。写真の撮り方、見せ方をサポートするとかあるいはどこかでまとめてやっているグループに繋ぐとか、自分たちがすべてやろうとするときりがありません。
(増田委員長)
しずくちゃんはFacebookありますよね。後は、今後、交流会をどうするかということですけれども、これまでファンドレイジングを2回、ワークショップもやりましたが、どうしますか。今、団体数が少なくなっていますが、交流会という名目でやって効果があるのかと思います。事務局はどう考えていますか。
(事務局)
団体さん向けに説明会や勉強会をして、今後に活かせるかのかなと思っています。団体さんが活動を広げたいのか身内だけでやりたいのかが把握できません。そこは団体さんとお話して希望を聞かないと何とも言えないです。
(増田委員長)
ファンドレイジングを2回やった時にアンケートでは皆さん良かったと回答していましたが、実際に実行している団体はないですよね。ただ、話を聞いているだけではなく、実践しないと講師を呼んでやっても意味がありません。外に目を向ける団体さんが少ないと思います。
(谷本副委員長)
仲間を広げていく理論を言い過ぎたと反省しております。今の活動を維持するのが精一杯な状況で、仲間を広げてやるよう働きかけることが、果たしてその団体にとって良くなるのかどうかと思います。市民社会の裾野が広がる意味では、良くなりますが、団体にとってかえって負担が増えると思います。ただ、公的なお金を入れている以上、裾野を広げていただくことは大前提です。ボランタリー活動をしていて地道に目の前の作業をするのが好きな方もおり、仲間とやることが楽しいのか、目の前でやっている活動が楽しいのか、それぞれ価値観が違います。
(青砥委員)
自分でやりたいことを活動にしており、他の人が何をやっていても無関心の人がいます。
(谷本副委員長)
自然系の活動をしている方は、結構そういう方が多いですよね。それで仲間を増やすよう言われるのは、やっている目的と違うので、活動が広がりづらい特性かもしれません。
(増田委員長)
地域で活動していると、相性があったりしますよね。
(谷本副委員長)
高齢者福祉のボランティアは、人と人との繋がりが好きな方が多いので、仲間を増やして一緒にやっていきましょうとなりますが、対自然に関わっている方はそうでもないと思いますので、活動する方の考えを尊重しながら、活動をどう広めていくかということになります。
(増田委員長)
やっている方々にとっては、外で活動するので健康的ですし、身内だけでやっていても悪くないですよね。ただ、裾野は広がっていきません。交流会に関してはどうしましょうか。
(谷本副委員長)
とりあえず、イオンでやるということでいいのですよね。もう1回別にやるということですか。
(増田委員長)
交流会は、イベント参加型とファンドレイジングみたいなものも含めてやるかどうかですよね。
(事務局)
今回はイベントに参加するか、活動展を行うかを決めていただきたかったのです。
(増田委員長)
イオンでやることに決まったからいいですね。今後の交流会の在り方について良い案があったらお願いします。
(青砥委員)
団体が交流会を望んでいるかどうかというと、望んでいないような気がします。ファンドレイジングや講演会やイベントの後で、懇親会をやりましょうみたいにして集まると、お互いの情報交換ができることはありますね。そういう場を作ってあげたらいいかもしれません。
(谷本副委員長)
ファンドレイジングの時もグループで情報交換していましたよね。
(増田委員長)
以前にワークショップで萩原先生がやった時に盛り上がりましたよね。前の委員長の時もやっていて、市民事業専門委員会で何回か続けてやりました。ポストイットに課題を書いて貼り出し、課題を抽出して意見交換を行うので、ただ聞いているだけではなく皆で話ができます。参加者が自分の意見を言うことが、そこに来た意味があると思います。
(青砥委員)
そういうことをやると言って人を集めて、人が集まると気持ちがいいですよね。気軽に集まってそこで話が盛り上がるような仕掛けが必要ですね。
(谷本副委員長)
結果的にグループ間でやり取りしても構いませんが、始めからやりますよと言わないといけませんよね。
(増田委員長)
過去は、かなりたくさんの参加者が集まり、自分のことを言いたい団体さんが集まり盛り上がりました。
(青砥委員)
時代が変わったのですかね。
(増田委員長)
担い手の年齢が高くなりましたしね。
(谷本副委員長)
活動を始めた早い時期と比べて、だんだん年数が経つとマンネリ化してくるのですかね。
(増田委員長)
こちらがお膳立てして来ていただくこともあるということですよね。資料3-1についてはよろしいですか。ここで用意した議題はすべて終了しましたが、他に情報共有したい事項はございますか。
(事務局)
資料の送付についてですが、県民会議では2週間前、施策調査専門委員会では1週間前に資料を送付することになっていますが、市民事業専門委員会では会議資料の事前送付について決まりがない状態です。今後、他の県民会議と同様に事前に会議資料を送付したほうがよいのか皆さんの意見をお聞きできればと思います。
(増田委員長)
日程調整と日程については連絡がきており、今回、アンケート結果は事前にメールで送付されました。本日の机上配布資料は事前に送付されてはいません。皆様、お忙しいので、資料を先にいただいたほうが、事前に目を通して会議の進行がスムーズになると思いますので、いかがでしょうか。
(石本委員)
事前に資料を送付いただいたほうがいいです。
(増田委員長)
では、事前に資料の送付をお願いします。
(事務局)
送付時期はいつがよいでしょうか。
(谷本副委員長)
私は、いつ来ても目を通すのはぎりぎりになると思います。
(増田委員長)
1週間前でいいでしょうか。
(青砥委員)
別に紙で送付していただかなくてもいいです。
(増田委員長)
では、メールでお願いします。
(青砥委員)
メールで構いませんが、今回送っていただいたエクセルのアンケート結果は見づらかったです。きちんと確認していただければと思います。
(事務局)
施策調査専門委員会では、委員にお送りする資料の電子データをPDFにしておりますので、同じような形で送付したいと思います。
(増田委員長)
本日の議題はすべて終了しました。本日、オブザーバーの方にご参加いただきましたので、感想を一言お願いします。
(宮下委員)
今期から公募委員として参加しております宮下と申します。初めてなので、色々な情報を自分なりに収集したほうがいいかと思いまして、オブザーバー参加が認められるものは、時間の許す限り参加させていただきたいと思っております。色々なご意見を耳にすることは、自分にとってためになると思っております。市民事業に関連しては、県民フォーラムでも色々と意見が出てくるかと思いますので、参考にさせていただきたいと思います。
(久保田委員)
私は、公募委員1年生です。市民事業がどういうものか全くわかっていなかったので、お話をお聞きしたいと思い、参加しました。質問ですが、市民事業の予算規模はどの程度でしょうか。昨年の実績でも構いません。
(事務局)
昨年の補助交付額の実績が16団体22事業で5,789,000円です。県の予算としてはもう少し確保しているのですが、補助申請団体が減り気味で、予算を少し残している状態です。
(増田委員長)
久々にオブザーバー参加していただきありがとうございました。初期の頃は、オブザーバーの方に参加していただいたのですが、その後、オブザーバー参加はほとんどなかったので、お時間ある限り参加いただいてご意見をいただければと思います。それでは、第73回市民事業専門委員会を終了いたします。本日は、ありがとうございました。
このページの所管所属は環境農政局 緑政部水源環境保全課です。