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初期公開日:2025年7月2日更新日:2025年7月2日

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神奈川県透析危機対策協議会との連携協定について

県は、一般社団法人神奈川県透析危機対策協議会と「災害時透析危機対策に関する連携協定」を締結しました。

1 はじめに

県は、災害時においても透析患者が継続して透析治療を受けられる体制の確保に向けて取り組んでいます。

このたび、災害時における慢性維持透析患者への医療提供体制の円滑化を目的に、一般社団法人神奈川県透析危機対策協議会と「災害時透析危機対策に関する連携協定」を締結しました。

2 一般社団法人神奈川県透析危機対策協議会について

一般社団法人神奈川県透析危機対策協議会は、神奈川県透析医会、神奈川県透析施設連絡協議会、神奈川県臨床工学技士会、神奈川県腎不全看護研究会の4団体を中心に設立した透析医療機関の共助の組織です。自然災害だけでなく、新興感染症などあらゆる要因から安定した透析医療を継続できない状態を「危機」と捉え、医療提供体制の円滑化を目的として活動しています。

3 協定の目的

慢性維持透析患者は、血液透析では週3回、腹膜透析では原則連日の定期的な透析が必要です。災害により、透析医療機関が被災した場合に、患者を他の透析医療機関に円滑につなぐ必要等があることから、慢性維持透析患者への継続的な医療提供体制の整備を目的に、協定を締結します。

4 協定の概要

一般社団法人神奈川県透析危機対策協議会は、県と連携し、次の災害時透析危機対策を行います。

  • 災害発生時、県内各透析医療機関の罹災状況及び慢性維持透析患者に係る情報の収集、県内での受入調整を行う。
  • 県の要請に基づき、県保健医療福祉調整本部に災害時透析医療アドバイザーを派遣し、広域的な受入調整等の助言・補助を行う。
  • 訓練や県の災害時透析患者支援マニュアル改定などについて、協力して実施する。

 

 

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課です。